CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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四流コレクターのビー・コレ、その6 まだまだあります雑魚コレの巻

2018年06月17日 | BEATLES-BADFINGER関連
海外からやってきた大手チェーンが、日本では不思議と生きながらえていて、発祥の地にあった店舗がなくなってしまうケースが結構ある。

最近では、トイザラスがアメリカで経営破綻を起こし、今年の3月にはアメリカにある店舗全店を閉鎖と報道された。

近場のショツピング・センターに入居しているトイザラスはアメリカのトイザラスとどのような資本関係になっているのか詳しい事は分からないが、今の所ピンピンしている。

音楽関係では、タワー・レコードとHMVなんかがよく似たような事例だろうか?

シンガポールでも数十年前に、タワー・レコードとHMVが目ぬき通りにあるビルの数フロアを借り受け、メガ・ストアを出店 。

私もシンガポール在住時代はよく通ったものだ。

彼の地の小さなCDショップは、当時彼らの進出によって抹殺の憂き目にあったのだが、やがて21世紀になりCDの店舗販売冬の時代を迎えると、いつの間にか両メガ・ストアさえも消えてしまった。

日本にやってくる会社は多分日本の特殊なマーケット事情で独自の進化を遂げ、更に本社から独立することによって生き延びてきたのではないかと思う。

まあそれはさておき、ビーコレでHMVといえば思い浮かぶのがこれ。

1987年ビートルズのEMI主導で CD化された際、英国のHMVからCDのボックスセットが販売された。

話の種にと、サージャント・ペパーのボックスだけ取り敢えず所有している。

(オリジナルのレコードのジャケ写真と異なる写真が採用され、当時は目新しく感じた)

(箱の中身はナンジャラホイと開けてみると、既発のサージャント・ペパーのCDが真ん中に鎮座)

(付録は、オリジナルのレコードにもついていた、カットアウトと8ページの写真集兼解説書)


(今まで見たことのないモノクロ写真)

(オォ〜と、オマケがもう一つ、サージャント・ペパー20周年記念の缶バッチ)

しかしながら、昨年発売サージャント・ペパーの50周年記念盤が出て、当時のいろいろな写真や資料なども同時にオフィシャルでバンバン出てきたので、今となってはこのCDボックスの希少性はなくなってしまったようだ。

仕方がない、このCDボックスも我が雑魚コレの末席を飾るべく、記念として当分の間所有しておこう。


日本を除いて、今はなきワールド・ベスト・ミュージック・ストアのロゴが物哀しく感じる。