The Bandのロビー・ロバートソン氏、去年の8月に亡くなれていたのをつい先日知った。
本日は彼らの解散コンサートのアルバムでも。
1969年のデビューから曲作りとオリジナル・アルバムのレコーディング、更にその合間にライブ・ツアーが間断なく続いたことから、ロビーはツアー疲れから今後スタジオ・ワークのみ専念との提案、他のメンバーとの折り合いはつかなかったものの取り敢えず解散コンサートを実施。
それが1976年にロスで著名なミュージシャンのゲスト参加によって開かれたラスト・ワルツのコンサート。記録映画としてマーティン・スコセッシがメガホンを取り制作され1978年に上映。また同時にその模様を3枚組LPに収録したサントラ盤も発売された。
その収録されたライブ音源の出来がイマイチだったそうでサントラ制作の過程でかなりのオーバー・ダブが施され、またライブ音源以外にこの記録映画のテーマ・ソングと言えるThe Last Waltz Suiteがスタジオ録音で別途制作された。
この組曲の中にソウル・コーラス・グループのThe Staple Singersから改名したThe StaplesがかってThe Bandの看板曲The Weightをカバーした縁からなのか今回同曲の録音で共演を果たしている。
娘Mavis Staplesの気持ちのこもったソウルフルな歌唱に親父さんRoebuck Stalplesの押さえ気味な歌唱も中々の出来で私のツボにハマって何度もリピート。
映画のDVDかユー・チューブにアップされているビデオ・クリップなどの映像で見れば尚いい感じ。
本編のライブ音源よりいいかも。