何をするのか決めるなんてことも全く考えずにね
テレビでの活躍や映画でのチャンスがあるっていう諸々の話
本当に電話で言ってきたのさ、確かに電話があったのさ
南カリフォルニアには雨が全く降らないって
以前によくそんな話を聞いたんだけど
雨が全く降らないってね、だけど、誰も注意してくれないけど、
降ったら土砂降りさ、土砂降りさ
仕事が無く、頭もどうかして、
自尊心もなくなり、食べ物もない
愛されることもなく、栄養不足で、
家に帰りたいよ
田舎の家の皆んなに伝えてよ、ほぼ成功するところまで来てるって
色々とオファーが舞い込んで、一体どれを受けたらいいのか判らないんだ
だけど、今の様子は伝えないでよ
今の様子は伝えないでよ
勘弁してよ、本当にそれだけは
南カリフォルニアには雨が全く降らないって
以前によくそんな話を聞いたんだけど
雨が全く降らないってね、だけど、誰も注意してくれないけど、
降ったら土砂降りさ、土砂降りさ
博士:なんでセカンド・アルバムが最初に来て、次がファースト・アルバムなんじゃ?
私:この順番の方が話が書きやすいんです。
博士:確か上の文章 は1972年に大ヒットしたあの“カリフォルニアの青い空”の訳詩と思うのじゃが、なんとなくアルバート・ハモンドの当時の胸中を表現していた気がするのじゃが。
私:そうですね。すでに、イギリスやスペインで音楽活動の経験があり、ある程度の自信は持っていたとしても、アメリカ音楽界のメジャーであるコロンビア傘下のレーベルからデビューするとなるとやはりかなりのプレッシャーはかかりますからね。このシングルは全米5位と大ヒットとなったから、彼としても一安心。契約期間中にヒットしないと、次の契約は無しになってしまいますからね。
博士:厳しいのう。ところでわしらの出演料はどうなっておるのかな? 契約書が見当たらんのじゃが。
私:このブログは広告を出していませんので、無報酬となります。従って契約書は存在しません。
博士:ひえー、ここも土砂降りか、わしも家に帰りたいよ~
このファースト・アルバムも、非常に爽やかで親しみのあるメロディーの自作曲のオンパレードです。
では、アルバートハモンドの大ヒット曲、カリフォルニアの青い空を聴いてください。
It Never Rains In Southern California/Albert Hammond