街風景、
私の住んでいる所で一番高い所は鳩ヶ峰、標高142,5メートルであり、頂上からは何も見えない。
いまの時期、この頂で腰を下ろしてひと息入れようものなら、藪蚊の攻撃にあい、もういたるところを刺され、余り休憩はお奨め出来ない。
勿論住民は鳥が主体で、いまの時期だと季節限定の住民であるセミが住み、
街中ではそろそろ下火になりつつあるミンミンゼミが居座る夏の暑さに向って、留まるように最後の呼びかけをしているのである。
それを邪魔するかのように鳴くツクツク法師、静かな薮の世界が木洩れ日の中に浮かび、
その静寂さが彼らによって崩れようとしている。
居座る姑、そろそろ腰を上げて帰ればよいのに居心地がよいのか、なかなか出て行く気配がない。
薮欄
野の花が少なくなって来るころ
七草の影に隠れるように咲く山菅
よく見るとそれほど悪くはないと思うだが
余り注目されない街の一花
普段は日陰に生えて
アクセントになっている薮欄
花の咲く前は謙遜して
淡い紫の小花が穂のように咲くと
我競って目立ち
淡い紫に染まる山菅
花色
匂い
何となく謙虚かな・・・
質素な表情をみせる薮欄
いま
その花が美しい。
私の住んでいる所で一番高い所は鳩ヶ峰、標高142,5メートルであり、頂上からは何も見えない。
いまの時期、この頂で腰を下ろしてひと息入れようものなら、藪蚊の攻撃にあい、もういたるところを刺され、余り休憩はお奨め出来ない。
勿論住民は鳥が主体で、いまの時期だと季節限定の住民であるセミが住み、
街中ではそろそろ下火になりつつあるミンミンゼミが居座る夏の暑さに向って、留まるように最後の呼びかけをしているのである。
それを邪魔するかのように鳴くツクツク法師、静かな薮の世界が木洩れ日の中に浮かび、
その静寂さが彼らによって崩れようとしている。
居座る姑、そろそろ腰を上げて帰ればよいのに居心地がよいのか、なかなか出て行く気配がない。
薮欄
野の花が少なくなって来るころ
七草の影に隠れるように咲く山菅
よく見るとそれほど悪くはないと思うだが
余り注目されない街の一花
普段は日陰に生えて
アクセントになっている薮欄
花の咲く前は謙遜して
淡い紫の小花が穂のように咲くと
我競って目立ち
淡い紫に染まる山菅
花色
匂い
何となく謙虚かな・・・
質素な表情をみせる薮欄
いま
その花が美しい。
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