久しぶりに強く感じる風
陽射しは弱く、何となく過しやすそう・・・
からかな・・・
南にある台風の影響だろうか、東の地平にある太陽の光が、風に押され流れ込む雲によって阻まれ、周辺だけが茜に染まって光の川を作っている空、
ああ・・・この様子、秋の気配か、そう思いながら風の感触を確かめる。
風は少し強め、やたらといろんなところを触り、擽り、
「どう今日の私、抱きしめるといい感じでしょう」そう言って話し . . . 本文を読む
太陽がでしゃばると暑い
でも朝夕はなんとなく昨日からこんな感じ
蝉の声が低下してきたな・・・そう思いながら耳を澄ますと、蝉に代わって虫の声が高まって来た8月の末。
昨日からかな・・・夕方になると「おや」そう思うような気配を感じ、
なんとなくうれしくなって子供のようにはしゃいだ夕方、
その情景、寂しさよりわくわくした思いがした。
それは丁度雑味が消えて、なんとなく気にしないで過ごせる時間。
そ . . . 本文を読む
朝から夏色か・・・
そう思いながら歩いたいつもの山
違うな・・・そう感じたのは風。
いつもの尾根のコルで触れ合う風、
爽やか・・・心地よい風。
あれほど激しく鳴いていた蝉の中に法師の声が混ざり、昨日の森の中はもう完全に法師の世界。
この蝉の声を聴くとなぜかホットするのは、秋の訪れがもう近いという期待か、
子供時代に戻ったような気がする。
少なくなった藪蚊を払いながら、蒸し暑い沢を詰め、尾根の . . . 本文を読む
空は
でも、この表情変わるのかな・・・
かな?かな、
予測出来ない空がそこにある
居座る夏模様、
意外と壊れそうで壊れない夏模様、人の恋する情熱もこうありたいと思う。
しかし人の思いは儚く、脆く、無残にも打ち砕かれてしまう人の想い、
こんなものか・・・そう考えてしまう
今日も雨上りの空は多彩で、微妙で、複雑で、その心変わりは簡単に読めそうにない空、今日も夕方一雨あるのかな・・・
そう思いながら朝 . . . 本文を読む
冴えない
体の中は夏が未だに居座っている
曇り空、
昨夜に降った雨の名残が、夏草の間と路面に残っている今日の朝、
少しは涼しいかな・・・そう思って一歩踏み出す瞬間は、入れたての熱い珈琲を一口飲んで香りを嗅ぐ瞬間かな、
いい・・・いい香り、そう言って一瞬だけ感じる味わい。
空模様は清涼感を思わせるが、内面は未だに夏が渦巻いている。
8月も後数枚残すのみ。
鶏頭
私の住んでいる街で見つけた一花 . . . 本文を読む