四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

春の恋文。

2009-01-31 | Weblog
ツバキが咲いている。 空が再び雨を呼びそうな灰色に染まって広がる。 昨夜の激しい雨の後が至るところに残って、土は軟らかく、所々に水溜りが残っている。 雨後の芽吹きの中で見つけた一輪の椿、ああ来月はもう立春。 雪のない町に住んでいると、いつも暦通りの季節に流れるけれど、 私の生まれた街は深い雪のなか・・・ その故郷を離れてもう何十年の月日が流れただろうか? 故郷の藪ツバキが咲くのはかなり先のことにな . . . 本文を読む
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剪定された公園の風景。

2009-01-30 | Weblog
ある風景。 私がいつも歩く公園の散歩道、いろんな樹が植えられ育っている。 落葉、常緑、針葉樹など、 私の町は住宅地として開発された割には意外といろんな樹が植えられ、 樹が残っている方だと思っている。 いまそれらの樹が生長していい感じになって・・・そう思っていたのに、至る所でバッサリ。 大きな樹は根元、あるいは途中から・・・それはもう墓標、墓石。 伐るのが悪いと言わないけれど、もう少し考えて公園を . . . 本文を読む
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いまも大切だけど未来を考えて欲しい。

2009-01-29 | Weblog
保守。 辞書で引くと「伝統を守り、物事を急に変えようとしないこと」そう書いてある。 確かに日本の古き良さを考えたときには大切かも知れないが、政治、政策を考えたときはその時代の流れに沿った改革が必要なのに改革しないで守る。 おい・・それはないだろう、そう言いたい。 確かにいま、金融不安、経済恐慌の中で弱者が見捨てられている。 それが若い世代、いままで社会に貢献した余生を送る人達に向けられているのが問 . . . 本文を読む
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涙の一粒を考える。

2009-01-28 | Weblog
ある番組を見ながら。 個人の好みだから仕方ないと思うのですが、最近、どうしても視聴率を上げるための番組が多いな・・・そう思う一人。 その中のひとつに、歌で泣く番組があるのですが、その曜日、私は見るのがないのでその番組をいつも見ているのですが、やはり女性と男性では受け方、感じ方、違うな・・・ そう思いながら観ているのですが、 なかには思わず引き込まれてグーとなる一曲があったりするのですが、 つい、そ . . . 本文を読む
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この花を見ると無性に田舎を思い出す。

2009-01-27 | Weblog
匂い 空の青 寒々とした冷気 セピアの土手に植えられた数株の水仙 いい香りを放っている 花が咲き始めたばかりで 口づけするように頬を寄せないと 甘い香りが匂ってこないけれど 素敵ないい匂い 魅せる 酔わせる 女の匂い 花 小さく 素朴 香り 甘く 欲する匂い 鉛雲から覗く淡いブルー 藍染めの海 白濁食の潮の色 平手を打つ風 凍える体 そんな過酷ななかで 甘い香りを漂わせる水仙 この匂い . . . 本文を読む
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