4月
一年は激流だろうか?
人は激しい流れに考えるか穏やかな流れに考えるかは、その人の置かれている環境から、
その年代の差から違ってくるかも知れない。
4月、春本番で、本来なら一気に春が高まり、そのまま初夏に向うのに・・・
この4月は寒く、冬の名残が至る所にはこびる、異様な4月のページがいま閉じられる。
4月
気分は爽快
穏やかに暖められる
私の心
我想い
それがいま悪戯描きされて
ころ・ . . . 本文を読む
雨上がり
朝、暗い、いつもなら薄明かりが支配をしてくるのに、今日はいやに薄暗く肌寒い朝である。
もう二日ばかしで5月だというのに薄ら寒い。
その空が真空掃除機で吸われるようにして雨雲が吸い込まれ、
みる・・内に視界が広がるように青空に変換され、
もうこの時間の天空は青一色である。
こうなると気分&気持ちが高まり清々しい酔い心地になる。
君影草
鈴蘭
・・・
可憐という表現が一番似合うかな
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執事・・・いや躑躅、何て?
大紫躑躅
もう5月が近いのに寒いな・・・そう思う。
先週歩いた山ではいまだに桜が咲いていたし、あの水芭蕉がもう広島菜の大きさになっていて、
「これ漬物にしたら美味しいのかな・・・」
そう思ったりした4月の終わり。
ミツバツツジの名残がまだ残っている森もこれからは新緑、レンゲの季節、
高原を彩るツツジが満開に向う。
大紫躑躅
街は大紫の季節
この大きな一花鮮や . . . 本文を読む
風、
外に出ると強い風が流れるように吹いている。
青空に変わって拡がる乳白色の空に、消し炭で空が描かれていく、
風が時折勢いを増しながら生まれたばかりの新緑をゆさぶり、風音のトーンを高めている。
この分だと雨が近いかな・・・時折頬をかすめる風に、
ほろ苦い雨粒が口づけするように触れる。
風
風が雨を呼んでいる
青が消された空に乳白色の天空が広がって
雨雲を散らしている
この風が止むと
雨 . . . 本文を読む
青空
視界に広がる半円形の中は青一色、
久しぶりに昇った太陽は眩しさこそないけれど今日は暖かいという予告、
もうそれだけでうれしいし、十分。
冷え込んだ空気はなかなか温もらないけれど、それも昼に向うころはもういつもの春の陽気。
寒いお陰で山の桜はまだ元気、でももう誰も話題にしないし騒がない。
新緑の一葉
一言では言い表せない
この時期の木の葉の表情と色彩
人には描けないこの微妙な調合と組み . . . 本文を読む