わかれ
生あるものに必ず訪れる終わり
それは誰もが拒めない自然に来るわかれ
それがいまでは終わりに至る前に絶たれ
道半ばのわかれになっている
悲しい・・・
そう思うなかで思う
なぜ
どうして
詰まる言葉と
切なく悲しい道半ばのひとのわかれ。
悲しい別れ
古から奪われる別れはあるが、いまは人の温かい心が満ち溢れ通い合う現代。それがなぜか互いに通わすことができないのか道半ばで絶たれ、別れと . . . 本文を読む
森
私の良き隣人である杉の美林
この森は人が植え
育て
手入れし
創ってきたArt作品
いま
その森が育児放棄され
荒み
寂しそう
でも
彼等は健気で恨みなどを消し
笑みを絶やさない。
杉の人工林
里山の麓から標高800までの森を構成する樹木のひとり杉。
その森は人の想いと愛情で育てられ、形を整え、化粧を施し美しい笑顔をみせる杉。
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夢月の出会い
夏になると咲くササユリが
筋書きのないドラマのヒロインとして
優しい微笑みと仄かな芳香で
私の想いをResetしてくれる彼女の花彩
その微笑みはいつも変わらず
ほんのり紅射す横顔に惹かれ
彼女を求める夢月。
野花との出会い
梅雨入りか・・・ そろそろ会えるかな その想いで逢いに行くのが6月のササユリ その出会いは直ぐに逢えることはなく 数回の逢瀬を試みる野花のひとり。
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心擽る花
花の少ない梅雨の時期に
沢沿いでひっそりと
木漏れ日を浴びなら咲くヤマジサイが
失せた私の恋心を擽る
花は生け花となってSpotlightを浴び
清楚な美が失せた恋心を擽る、
ヤマアジサイ
余り人が歩かない沢沿いで咲くヤマジサイ その伸びた茎の先でQueenとしてひとりSpotlightを浴び美しい微笑みをみせる一輪に心惹かれる。
心 . . . 本文を読む
ある想い
一人の(ひと)女性に
一途な恋心を抱き
その姿を追い求めるなかで
ああ・・・
きょうも逢えないか
時だけが悪戯に過ぎるなかで出会う
花との出会い
短い逢瀬
楽しい一時
その別れは早く
いま
笑顔なき姿態に彼女を偲ぶ。
梅雨のササユリ
夏に咲く百合はおおいけれど 私の好きな里山のササユリは自然環境に弱く 逢瀬はなかなか続かず消えることが多い百合 そのなか多くの百合と出会った夏。
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