四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

早春の森で

2025-02-28 | Weblog
きょうの詩は、二月の終わりになると里山の森に春の灯りを求めるが、この春は春の訪れは遅くいまだに冬彩が残る。森に春を求めて春と言われても落葉に木の葉はなく常緑の木の葉に精彩はなく森に積もる落ち葉が朽ち色に染まり落ち葉を踏む音が静寂を壊し緩む土の中に萌えはなくつかの間の日和が燃え萌えを誘うが無反応で「春か・・・」思う萌え彩はいまだなく森に冬をみる。  . . . 本文を読む
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春をみる

2025-02-27 | Weblog
きょうの詩は、二月の終わりにみる春の生れに思う春の生まれさめた土が寒の戻りの潤いでゆるみそのなかから萌える産女に私の冷めも緩み恋が春から生まれるように私にも生まれ二人でときめく早春のなかに誕生と出会いに私も覚めるが町はまだ…冬の抵抗のなかにあるけれど土の見えるところで春が生まれるが誰も私に気を留めないし知らない。  . . . 本文を読む
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未開の藪椿

2025-02-26 | Weblog
きょうの詩は、私の好きな椿で早春にその咲を求めて里山を歩く花は未開でいまだに口を閉じている薮の蕾冬の終わりのなかで蝋梅水仙と咲いてそろそろ次はあなたの番と促されても・・・私はその気になれず固い表情を崩さない藪椿の蕾「花はいつかな・・・」茂みのなかに膨らみを探すがまだ見ぬ人に思い寄せる恋路は見えず未恋の蕾があかりを灯す時を待っている早春の藪椿の蕾。  . . . 本文を読む
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海と山

2025-02-25 | Weblog
きょうの詩は、好みで分かれる海と山、きょうの詩は山好きの私からみた海の四季をみて思う詩好み山が好きな人は海より山がいいというが一度山を離れ海に行って砂浜を走り海に入り潜り潮の流れを泳ぎながらサンゴの森を抜け谷を下り山を越え魚と一緒に自由に泳いでみれば山とは違う色彩の風景が広がって四季ごとに変わる温もりで私を抱きしめる海は母の優しさで山は父の厳しさで愛してくれる。  . . . 本文を読む
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白梅

2025-02-24 | Weblog
きょうの詩は、梅園の白梅でなく放棄地となった畑で春になると存在感をみせる白梅をみて彼女に贈る詩見捨てられたように私はもう見捨てられたのか、彼女は思い私はここになぜ一人でいるのか思う 一本の樹木その彼女が笑顔になるのが早春で花をいっぱいつけ逆ハートの形の花が私を好きになってもあなたの色には染まらないと彩を貫くそのあなたにかわいい子がたわわに実るfamilyを私は何年も知らないなぜなら逢瀬は笑顔の時の . . . 本文を読む
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