想い、残り後2枚久しぶりのにわか雨これぐらいじゃこの暑さは冷めない想い。後2枚で終わる8月、暦ではもうすでに秋を告げていると言うのに、なぜか街に住んでいると秋を肌で感じることが少ない。固...>続きを読む
想い残り2枚、
そう書き記した昨年は雨が降ったと記されている。
それを再現するかのように南から台風が近づいて秋雨前線を刺激している。
その影響で私の故郷は雨の中に在って、更にこの雨で涼しさを増し . . . 本文を読む
千日紅
見た目は熟して美味しそうな野苺の大粒
いま真っ赤に熟して今が旬
そんな一粒
熟した大粒の実を摘まんで
口に掘り込み
がぶりと噛みたくなる千日紅の一粒
夏から秋まで
長い間紅が色あせないことから
この名に
初秋に一際目立って
紅い色みごとな花を咲かせる千日紅
花の色が長く褪せないことから
終わりのない友情
そう呼ばれる千日紅
暑さが戯れる中で紅が私を弄ぶ。
晩夏が過ぎもう季節は . . . 本文を読む
玉簾
雨の後一斉に咲き始めるところから
別名rainlilyと名がついた玉簾
固有種でなく渡来種
ヒガン花の仲間
開花は8月の初めから10月の初め
白く美しい花を玉に葉が集まっている様子から
簾に例えた玉簾
花は上向きに咲く6弁花
葉は細く一列に並び咲くと壮観
花後は黒い実がなる
玉簾
この名からして
花の姿のイメージは浮かばず
花を見ればああ・・・この花か
そう思う秋を告げる玉簾。
秋 . . . 本文を読む
風の変化夏模様を裂くように吹く風少し爽やかさを感じ、本格化する秋を風に感じる。風、そう言えば最近、何となく朝夕に少し変化がみられるようになって来ている。いつも夏草に分け入るとき...>続きを読む
風の変化
秋雨前線によって齎された爽やかさ、これは束の間の幸せか、あれから数日が流れ、
今朝は若干の過ごしやすさは残っていたが、それでも少し歩くと汗がにじむ。
この様子だと陽射しが回復すれば、いつものよう . . . 本文を読む
女郎花素直に山野草の花が移らない、野の花に、人が世代の垣根を越え、互いに見つめ、眺めながら思いにふけり、歌を詠む、こんな時間なんてありゃしない今、ギスギスした隙間、思いやりのない人間...>続きを読む
女郎花
万葉の昔から愛され、前栽、切り花に用いられた女郎花、多年生植物で沖縄を除き全国に分布する秋の七草のひとつ女郎花。
私の子供の頃、ため池の日当たりのいい斜面で鮮やかな花の群落を作っていたが、今 . . . 本文を読む