いつも私のサイトに訪れBlogを閲覧しいいねいただいた皆様に感謝し、暑中お見舞い申し上げます、今日はその夏の詩です。
SUMMER
あつ!
直ぐに抱きしめてくる熱い抱擁
唇は渇き潤いのない夏
朝から抱きついて
離さないから
笑う嫌な奴
離れろ
叫ぶ私の声が陽炎のなかに消える。
夏のさなか
樹木は自然から潤いを得ることができるが 私達はそれが出来ない 自らが水を補給しないと枯れる 夏は . . . 本文を読む
蝉
夜明けから鳴きき続ける蝉
その鳴きは相手を探し一夏の恋をするためか
それとも季の告知か
それはどうでもいい
思う反面
朝から鳴く蝉の鳴き声に耳を傾け
夏を知り暑さに泣く私
その蝉の鳴きは私の一夏の恋か
一言の言葉を交わすことなく夏が過ぎる。
蝉
夏を告げ短い一生を終える蝉、その日をみた生も一夏で終わる。
その間に人の一生を終える蝉の喜怒哀楽は鳴きで始まり泣きで終わる。
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二つの森
私が歩く里山の二つの森
一つは植林の森で他の一つは雑木の森
ある意味で二人は美女と野獣
そう素敵なツーショット
この二人は性格も表情も違い
訪れてみるとそれがよくわかり面白い
彼等は人が関わらないと荒み
その荒みは四季を通し歩くことで分かり
荒みが私達にあると思うと哀しい。
里山の森
私が歩く里山の森は植林と雑木で構成され、その森は人が関わることで美が保たれていたが、いまではそ . . . 本文を読む
蝉の合唱
夏の怒りが治まり始める頃
数人で歌う声が聞こえる
ああ・・・
この声の主は彼等か
彼等の察しは早く
直ぐに大勢が集いアカペラを歌う
彼等の夏の始まり
そのアカペラを毎日聞くのかと思うと
夏の恋が一気に冷める。
蝉が歌うアカペラ
梅雨明けが近いかな・・・そう思うなかで聴くSoloの鳴き声、それに呼応するように彼等は集いアカペラを歌う彼等の夏。
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私の枯れ
私は枯れの進む老木
いまでは持ち時間が少なくなり
以前の美は失せ
見栄えは貧相
でも
私のCoreはまだ激しく燃え
芯を保持し
周りの情報を貪り燃えている
その炎が失せた時
私の老いが始まり崩落する。
私の老い
誰にでも訪れる老い、それは否定することはできず必ず平等に訪れる老い、私もその老いに至るが私が思う老いとは、私の情熱が失せた時が老いの始まりでありEndの時。
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