ライラック。
北の大地で初めて出合ったこの花に、
優しい淡いパステルピンクを含んだこの花、決して薔薇のように派手じゃないけど、
なんとなく憧れてしまう。
風・・・
すごくあう・・、北の風にゆれる木の葉と花、
いつも桜が終わってこの連休に桜の花が海を越えると、
ああ次はこの花、そう思うこの頃。
私の旅
空をみて
風を感じ
木の葉を仰いで
・・・
歩きながら街に咲いている園芸花を見ていると
ふと
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強風から微風に。
ようやく落ち着いた今日の空。
いい・・・実にいい久しぶりの青空、それも雲の消えた初々しい爽快な青。
人は都合よく解釈し納得し諦めて、物事に託けているけど、
基本的には勝手でわがままだから季節の変化には弱い。
昨日まで寒い・・言っていたけど、晴れて暖かくなるよ、
そう聞いただけで昨日のことは忘れ、今日は暖かいなと普通の顔になっている。
都合のいい族、それが今風の人間かな。
今日 . . . 本文を読む
ヒラドツツジ。
私が追い求めた桜、いまは北の大地で満開と便りが届いた、
会いたいな・・・桜に、
そう考えると、あなたの存在は近いようで遠い。
そのあなたに代わってヒラドツツジが咲き始めたけど、
誰も私の元に集わないし関心を示さない。
たしかに春一番に咲く、古人のあなたには勝てないけど私も綺麗よ、
街行く人、目には入っているみたいだけど、意外とみんな無視するのよね、
そう、今度はツツジか・・・その程 . . . 本文を読む
昨日の空は冬空。
いつもの青は消し炭で消され空は斑、
微妙に絡み合う男女の愛憎そのもの感じ、繰り広げられる愛憎劇の空から、
時々悲しみの涙がこぼれるように落ちてくる。
切ない、哀しい・・・そんな背景と空色。
風も冷たく、せっかく温もりをくれたあの人の想い出を一気に奪う暴力的な風、
憎たらしいといったらありゃしない。
花冷え
桜の時にあった今日みたいな日々
冬の嫉妬いや逆鱗
単なるごね
順調 . . . 本文を読む
雨の朝の出来事。
「重い」
いつもにない重さが私の体に圧し掛かって、
嫌な夢が脳裏をかすめては消えル。
その夢を想い出そうと一生懸命に追うのだが夢がその場からページを目まぐるしく捲るように消えてしまう。
「おいまてよ、その夢どこかで見たような」考えると目が覚める
半開きのぼんやりしたなかで、この重さは何処から、
半分闇の中に沈んでいる扉を開いてぼんやりとした空間を見つめると、
愛犬が素知らぬ顔で . . . 本文を読む