きょうの詩は私の住む町のなかにある森を散策しながら思う想い町中の森森の中心に寺がたたずむ小さな森中は雑木で雑木が寂しい森に華のともりを 点ける落葉春には花で秋には彩で控えめに点し座る私の肩にそっと温もりを置いて季節の始まりと終わりを告げる町の森その森に顔があるのがうれしい。 . . . 本文を読む
きょうの詩は秋を余り意識しないなかで初冬となり、その初冬のなかで旬の秋を楽しみ、いま散りのなかに冬彩をみる。冬の彩冬の日差しを雲がアレンジで操り寒気が風雨を伴い気温を下げ北の大地を雪で埋め我が町では彩が消え素顔に代わり温もりが薄れ空色が信号色となり点滅を繰り返し大空、町、野、山を冬彩に換え冬のシーズンの訪れ。 . . . 本文を読む
きょうの詩は小雪が過ぎ大雪の空にみる日和に思う詩冬の日に想うこと大雪の空からこぼれ落ちるのは表情を次々と変える空その広大な空は窓を少し開けて日差しを取り入れて明るくするしかし考えているうちに窓が閉じられる冬の空ああ、空は時雨が降るのかな移り気な冬の日和に日差しを浴びて細々と燃える焚き火の温もりを感じる。 . . . 本文を読む
きょうの詩は冬の訪れを冬人として捉え思うこと冬の人わたしにとって冬の人とはわたしの温もりを奪う北からの寒気かな有無も言わさず私の唇を奪い温もりを奪う冬の訪問者彼らは冷えた体で無作為に抱きついて色を奪いセピアに換え至る所で冬人が我が物顔で居座る冬来る季節。 . . . 本文を読む
きょうの詩は私が持つであろうと思う愛について私なりに思う愛の詩私が思う愛私が思う愛は人の好き嫌いから生じるのではなくすべてのものに対して損得ではなく素直な慈悲と思いやりで抱擁し相手を和ませ生まれる愛は性と感情を否定することで生まれるが愛を衣で纏い打算で使い分ける。 . . . 本文を読む