寒い日曜である。
朝の空は殴りつけるような強い北風のせいでか青く綺麗に澄んで、時折飛んで来る雪雲も強い北風によって解きほぐされ、直ぐに青空が戻ってしまう。
でも寒気の降下が激しくなる夕方には空は恐らく雪雲に覆われ雪が舞いそう、
それにしても風は冷たく、曝している部分のぬくもりが直ぐに消える。
寒い・・・防戦一歩だ、これだと北部は激しい降雪が積み木のように積みあがっていくのが目でわかると思う。
節 . . . 本文を読む
表情、
冬の朝の目覚めは遅く、そこに来て北からの雪雲が千切れるように冷えた空を越えて来るから、余計に朝の夜明けは遅く、暗い。
時折舞う雪も地に着くと同時に消えていく淡雪、哀しいね・・・
それは儚い兵どものなれの果てか?それとも戦いに敗れた残党の行く末か、
パラ・・落ちるように降る雪に私の末裔を重ね、夜明け前の歩く人の少ない街の表情を眺めながら、今日も同じ顔、形か・・・呟く。
合いも変わらず陽射しが . . . 本文を読む
空、
今日の空は冬の表情、冴えない、暗い、寒い、絡み合う・・・
裂け目から覗く微妙な色彩、時には遮断し、こじ開け、分け入り、雪雲と普通の雲が凌ぎあう微妙なバランス、今にも崩れ「雪か・・・」
そう見えるけれど太陽と普通の雲がそれを阻止して晴れ間を保っている。
果たしていつまで抵抗出来るだろう、見ていると非常に興味深い空である。
梅
陽だまりで見つけた一輪の梅
一輪からは馥郁たる香りはまだ感じら . . . 本文を読む
朝の目覚めの太陽、
冷たい風が私の顔を洗うように吹きぬけていくいつもながら寒い朝、
太陽の光は茜に染まって熱い眼差しを向けるけれど・・・寒い。
弱々しい太陽の抱擁、私の冷めた思いを高めることなく、サラリと抜け落ちて、北からの風に流される。
私に降り注ぐ太陽の陽射し、明るく澄んで優しく包んでくれるのに、
なぜか満たされないのはこの朝の冷え込みのせいか、
もっと激しく燃えろ、もっと強く抱きしめて・ . . . 本文を読む
メール友、
私には数人のメール相手がいる。
それも若い人で、同年代の相手は少ない、なぜかって?答えは簡単で最近の機器を扱えないし電話オンリーだからである。
当然メールで話す相手は私より下と言う事になるけれど、その相手とのメールも不定期で気まぐれで思い出したように来たり、書いたりしていて、
それが当たり前になっている私のメール友。
その忘れていたメール友から来た悩みのメール、何でそこまで拗れたのか短 . . . 本文を読む