2月にさようなら
時間の流れ、早いな・・・
そう思うのは私だけだろうか?
毎日、時間を数えるように過していると、どうしても考えてしまう。
2月、逃げる。そう言うと若い人には不思議がられそう。
毎日が忙しく充実しているようで、ふと、思うエアーポケット、
人はつまらない事を考え悩むものである。
今年は四年に一度の調整日、今日生まれたら四年で一才?ありえない。
楽しい二月に、さようならして明日は弥生。
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ためらい
愛し合った恋人時代。
手を繋いで歩きながらときめいた散策。
疲れてベンチに座り、肩を寄せ合って話すのに、
何のためらいも無かったけど、
結婚して子供も大きくなって手を離れたいま、
あの頃のように手を繋いで歩こうと言う思いが、
私のなかでためらっている。
(ためらい)
いつの頃から
貴女と私は
手を繋ぐことをしなくなったのだろう
あの時のときめき
いまは無く
胸の高まりも普通に戻ってい . . . 本文を読む
雨
今日は雨、そう叫んでいた空。
暗いな、まだ降っているかな・・・窓越しに外を見る。
4階の窓から見る、京都市街を三方から囲む山並み、
いまその山並みが見えない。
ああ、雨か・・・
外に出ると案の定激しく叩くように降っている。
(雨)
暗い
隙間のない空
雲は絡み合い
一枚の曇りガラス
停滞
歪みの隙間から
落ちてくる雨
降る
激しく傘を雨がならしている
滴が蛙ように飛び上がる
冷たい
濡 . . . 本文を読む
フリージア
いま花たちが春の目覚めを告げる。
そのなかのひとつ、フリージアが咲いている。
パステルイエローのこの花は、春の店先を飾る切花のひとつ。
優しい香りと質素な花びら。
派手さのないこの花は、2~3株を無造作に束ねて、
花瓶にほり込むのがいい。
何処に置いても見飽きない花である。
(フリージア)
フリージア
旬の色
手に持って
春の香りを嗅いでみる
こぼれる
花から溢れる
蜜の香りが心を . . . 本文を読む
春一番
昨日春一番が吹きました。
山、海、街と至るところに吹いて、荒らしてくれましたね、
これでも遅いそうで、
そうなのかな・・・と思いましたが、
春一番には間違いないとのことでしたが、
それにしても久しぶりに体感する強い風でした。
春一番のせいか、
夜半から降りだした雪も、午後には全てが消えていました。
(春一番)
予報
海と山は荒れ模様
強い風が吹く
寒い朝が目覚める
陽が昇っても暖かさが . . . 本文を読む