余り見ない女郎花
スイカズラ科の女郎花が咲くのが晩夏から秋、その小さな花は端正で美しい花姿は秋の七草のひとりで「いまではそれ何の花」となっている。
晩夏の頃になって町の郊外や山野を歩いても花に出会うことはなく出会うのは色気のない男郎花の花ばかり。
別名は粟花
いまでは余り見られないし
人の思いから失せた野花のひとり
花色は美しい小さな花で
人の心を奪うことなく七日ほどで終える
美しく端正な . . . 本文を読む
夏の里山歩き山野草梅雨空の下で咲く山野草岡虎の尾の旬咲き始めた岡虎の尾私が歩く山に咲く山野草のひとつ岡虎の尾、山では群生することは少なく10本ほどが一塊となって咲いている。いつもササユリが終る......>続きを読む
山の山梔子
里の梔子が終わる頃から咲く里山の数本の梔子、いつの頃からこの場所にあるのかわからないけれど、梅雨の晴れ間に歩く私を花と香りで癒してくれる梔子、
いまその時期になったけれど . . . 本文を読む
6月の紫陽花6月で好きな人この青空の少ない6月のなかで好きなひとりが紫陽花、花期は意外と長くその分長く逢えるのがうれしい花である。好きなひとり梅雨時期に咲く紫陽花そのなかで好きなひ......>続きを読む
6月のアジサイ
紫陽花は雨と日陰がよく似合う花である。
庭先で雨に打たれるアジサイもいいが林のなかで咲くアジサイの表情も捨てがたく、この時期はそう場所で咲くアジサイを訪ねる。
花はいつも同じとい . . . 本文を読む
空の下で
池のなかの一部屋で小さな灯りを点す睡蓮、花が咲き始めるのが暑さを感じる五月から、
敷き詰められた緑のrugのなかで咲く花は小さく可愛い愛おしく、その睡蓮の清らかさに心惹かれる。
睡蓮
蓮ほど花びらは大きくなく
水面近くで
朝日の暖かさで瞳を開いて目覚め
陽が沈むと眠る睡蓮
その清らかな心は
人の想いに染まることなく
凛として
清楚な心で自らを保ち
荒む私の心を癒してくれる。
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人は独り一本の樹1本の樹木どういう理由でここに1本だけ植えられたのかその理由は分からないけれど、この存在は周囲の空間にマッチし一枚の絵になっている。樹木は林、森の組織に縛られず自由で、陽射......>続きを読む
人は独りである
生あるものは全て独りであり二が一になるのはある意味で命を継続していくため、生あるものの命は永遠でなく終わりがあり永久の命は引き繋がれることで続く。
独り
私達はある意 . . . 本文を読む