街風景、
私の住んでいる所で一番高い所は鳩ヶ峰、標高142,5メートルであり、頂上からは何も見えない。
いまの時期、この頂で腰を下ろしてひと息入れようものなら、藪蚊の攻撃にあい、もういたるところを刺され、余り休憩はお奨め出来ない。
勿論住民は鳥が主体で、いまの時期だと季節限定の住民であるセミが住み、
街中ではそろそろ下火になりつつあるミンミンゼミが居座る夏の暑さに向って、留まるように最後の呼びかけ . . . 本文を読む
今日は曇り、
昨日のにわか雨に続いて今日は曇り空、
この分だと暑さ、かなり和らぐと思ったけれど意外と暑い。
いままで激しく淘汰したセミの声は何時の間にか消滅するように聞こえなくなり、夏ゼミに変わって鳴いていた法師の声も今日は少ない、
それに変わって時を告げるように、囁くように、擽るように鳴く虫の声、
秋か?
そう思う反面、未だに夏を感じる暑さが残る。
居座る
目覚め
何時もと代わり映えのしない . . . 本文を読む
久しぶりのにわか雨
これぐらいじゃこの暑さは冷めない
想い。
後2枚で終わる8月、暦ではもうすでに秋を告げていると言うのに、なぜか街に住んでいると秋を肌で感じることが少ない。
固められたこのアスファルトの道、灰色の箱物、伸びると有無を言わさず刈り取られる夏草の類、それでも自然の民は何所彼処に住処を変えながら営み、互いに交代しながら、
時間と共に変わる秋の表情を告げている。
人の心は変化しても彼ら . . . 本文を読む
かなり朝夕は秋めいて、
表情は
こんな感じ
七草、
山野を歩きながら秋のページをめくることなく、いつも表紙ばかり見ながら歩いている私、改めて七草を見るとか、花を観賞するとか、歩いても足元に目もくれず、
いつも木の葉の鮮やかさばかりを追っていた私。
別に七草を見なくても周りには秋は感じられたし、何のためらいも無かった、
いま考えてみると、心は確実に疲弊していたのかも知れない、
四季は良き隣人であり . . . 本文を読む
夏模様を裂くように吹く風
少し爽やかさを感じ、本格化する秋を風に感じる。
風、
そう言えば最近、何となく朝夕に少し変化がみられるようになって来ている。
いつも夏草に分け入るときに感じる露の冷たさ、濡れ、今までには無かった感触、
あの、朝の目覚めの時に聞かされる騒がしいセミの鳴き声が、ようやく陽が昇ってから聞くようになり、そのセミも、今はツクツク法師の鳴き声に取って代わり、
あのうるさい族の鳴き . . . 本文を読む