酔芙蓉、
目覚めは白
それも純白のブーケ
時の酔いが私を甘美な時へ誘い
私を変える
朝から私のハートを弄び
夕方になって
飽きた私を捨てる
憎い別れ
昼の終焉
私は白からピンクになって
花を閉じ眠る
美白の余韻を残し
訪れる夜を受け入れ
我が美
ここに完結。
いま、芙蓉に代わって酔芙蓉が咲いている。
いつものように余り気を留めずにいたが、昼中に花を見ると白い大輪の花が咲いているのになぜか . . . 本文を読む
爪痕、
前回の台風による豪雨の後、伊勢に行っていたこともありこの二週間いつも行く山に行っていなかったので今日初めて山に入ると、いつも歩く沢が荒れており、
上流部では小さな山崩れが有り、径40センチほどの橡の大木を2本根元から倒して沢を登れなくしていて、改めてあの時の雨の凄さを知るのでした。
やはり自然は容赦なく弱いと言うか大木でも根が深くないと意図も簡単に倒すものだと思い知る二週間ぶりの山歩きで . . . 本文を読む
晴れ、
ここ暫くきれいな晴れが続いている。
こんな時は場所を決めず、感じるまま旅に出て、染まりをみせない山々を見ながら露天につかり、まだ俺生きているか・・・そんな余韻を楽しみたいと思うが、なかなか自分の思うようにことが運ばないのが人の人生。
街の空 何かが足りない 鰯雲
今日も予定のない私はいつものようにウォーキングコースを、ここは常緑樹主体に小さな森になっていて(林かな)、歩いているとまだこい . . . 本文を読む
冷え込み、
さすがに北風が吹いた翌日はよく冷え込むもので、今朝外に出るとひんやりとして意外と涼しい。
このままクールダウンした一日であればいいと思うが、そうは甘くないもので、太陽が昇るにつれ気温はぐんぐん上がり、昼には元の黙阿弥と言う状態になって、かなり陽射しも強く暑い。
束の間の幸せとはよく言ったもので、彼岸過ぎたからと言って急には涼しくならない、
もう暫く暑いかな・・・呟きながら見上げる空は . . . 本文を読む
北風、
最近空が明るくなって来るのが遅く、いつもの時間で目が覚めても薄暗く、
もう少し眠れるかな・・・そう思いながら目が覚めても、行動を躊躇うこの頃。
蝋燭の炎が燃え尽きるように明るくなったのを見計らい外に出ると、今日は風が強く、
全ての樹木の木の葉を激しく揺さぶっている。
吹き荒れる風は北風で、全体を覆う暑さをかき回し、一気に下げてくれそうなうれしい風、
これだと朝は寒いかな・・・そう思って歩 . . . 本文を読む