若い時の名残「山行き」
なぜ、山に行くの?
そんなにしんどい思いをして山に行くの、いつもそう聞かれる。
私の場合、山岳の登攀ばかりが山登りだとは思っていないし、自分では区別していない。
高、中、低と、山には個性がありその美しさがあると思っている。
私にとって、山は愛する一人の女性かも知れない。
優しい自然、母を思わせる厳しさ、温かい懐、その出会いは、一人の女性を求める恋心。
愛することによって満 . . . 本文を読む
こんな日は
今まで夏日に近い日が続いていたので、ここ最近の気温は少し応えるかな・・・
とは言っても、もう直ぐ皐月。
節句、鯉のぼり、田植え、村祭りと初夏に続く歳時記が続く。
俗に言うゴールデンウィークが始まるし、
「でも、そんなの関係ねぃ」と言う人もいるしね。
でもこの月は、花、新緑、空、海、残雪と自然が一番輝いている月。
それなのに一番身近な草木、歩きながら見ていると、
以外や以外、名前の分か . . . 本文を読む
(ひと)。
今、この世を賑わしているは殺人と自殺。
なぜ、こうなる。先の事を考えないのだろうか・・・
確かに現在と未来を考えれば、展望がないかも知れない。
しかし、人としてその為に何を努力して、何を考え行動したのだろうか?
負け組みと勝ち組、それはあるかも知れない。
でも自分の位置も大切なポジション、本当にその位置から次に繋げる為に、
1%の努力をしているのか考えて欲しい。
(人)
全てのもの . . . 本文を読む
崩れる。
朝の青空が、気づいた時には乳白色の空になっている。
予報は昼から曇ってくると告げていたけど、
「早いな・・・あっているじゃ」そう思いながら空を見る。
青い看板が、灰色で下塗りされたように広がって、次の過程を待っている。
風がざわめく。
雨雲に覆われた空が、風の止むのを待っていたかのように、崩れて雨が降り出す。
空の崩れを知らせる風は、恋の予感を思わせる胸騒ぎ。
(崩れる)
朝の青空
一 . . . 本文を読む
私の旅。
私の旅は、いつもこの時期の旬探しから始まる。
住んでいる町のさくらが終われば、次の着地点は・・・足跡を追う。
四季の旅が綴られた思い出の一ページを捲りながら、
砂糖無しのコーヒー片手に、津軽を聴きながら次のターゲットを探して行く、
このひと時のプラン作りが旅の始まり。
いつもプランで終わるのが多いけど、まあ生きていれば次があるさ、楽観的に考える。
今回は桜前線を追って、桜100選の「高遠 . . . 本文を読む