杉、イメージが悪い
なかには立山、屋久島、北山、吉野、秋田のように、
知られた杉もあるけれど・・・
山の杉林は昼なお暗い
1本の杉、
私の好きな樹木のなかのひとつメタセコイヤ、
生きた化石と言われ、杉のなかで唯一紅葉する杉である。
この杉、日本の杉のように手入れをされなかったら、杉のなかに陽射しが差し込まず、
暗いというイメージはない、真直ぐ天空に向って伸び、秋には茶褐色の綺麗なセピアに染まるメ . . . 本文を読む
いまの季節
風がないと暖かい&うれしい
そう思う一日。
風、
吹いてない、うれしい、そう思う朝。
陽射しは囲炉裏の中に残る燃えカスの種火の暖かさ、
囲炉裏端に座って静かにしていると、仄々とした温もりが輻射熱となってじわじわと温もってくる。
今頃の陽だまりはそんな感じのカフェ、
ひと息つけながら飲むのは温めのうまい空気かな・・・、
添えられる落ち葉でクルクル回して静かに口に運ぶ一杯、ホットひと息つ . . . 本文を読む
風のない一日
案外雲も多く、気温そこそこだったのに・・・
落葉の上でには少し寒いかな
菊。
案外存在感あるのに、意外と相手にされない一花かな?小奇麗、旬彩、鮮やか、原色に近い花色を見せる菊。
この鮮やかさ、秋の染まりに負けないと思うのに、燃えるように染まるもみじに押され、いや、影に隠れてしまって見向きもされない一花になっている、
哀れ、哀しい・・・そうは思わない、そう誇示している菊、
私は私よ、 . . . 本文を読む
冷たい北からの風が齎す
染みを剥ぎ取った空の青
美しい人
冬美人。
美しい冴えた表情は冷たく「ふん!」そう言って私をあしらう冷たい風、
空は澄んだ顔しているけれど、その顔は厳しく美しく、その冷たい表情からいつもの笑みを感じない。
冬美人の冷たい美しい顔、この素顔の美には誰も叶わない。
私の顔には誰も触れさせない、そう言っている冬人、風の化粧水にさらされた染みひとつない素顔の青空が広がる。
冬美人 . . . 本文を読む
から・・・
昼過ぎには
予報どおりになった今日の空
23日
今日は勤労感謝の日である。
何に対して感謝するのかわからず、ただ休みと言ってのんびりと過す。
皇室ではその年の収穫に対して感謝の新嘗祭が執り行われる、たしかに、平民の我々には関係のない行事であり神事である。
以前は私の田舎でも実りの秋に感謝して行なわれた村祭りも、今ではその記憶さえ辿ろうと私はしないし、まして感謝などしない。
遺憾な・・ . . . 本文を読む