空はからを暗示している。
か・・・
喜ぶのはこいつか?
道端に見捨てられたように落ちている一葉の染まった木の葉、
あの清秋の頃の鮮やかさには欠けるけれど、赤く染まっていい顔している。
早いな・・・そう思いながら樹木を見上げると、ふさふさした木の葉の一部にメッシュが入り、僅かであるが染まりを見ることが出来る。
「そうかお前、振り落とされたな」
「まだしっかり付いていないと駄目じゃない」
そう思いな . . . 本文を読む
から
そろ・・明日は崩れてかな・・・
ホットが美味しい朝になって欲しいこの頃。
この二日ばかし感じた朝の清涼感はもうすでになく、
今日は少し歩いただけでお湿り程度の汗を感じるのは雨が近いからだろうか、
自然は雨の訪れを告げている。
渇いた大地、潤いを失いつつある落葉の一枚、
痛んだ傷を癒すように一枚・・・また一枚と、薄紅色に染まって舞い落ちる木の葉、
秋の染まりは近い。
先染め
一枚の桜の木の . . . 本文を読む
酷暑の残暑、
この国は亜熱帯に変化しているのかな・・・
そんな感じがしたの動き、
その9月が終わる
そろ・・秋分が過ぎ、秋が本格的に訪れようとしている。
彼岸花もこの日を終えたように萎れつつあるいま、夏の匂いが最後の香りを漂わせている。
もう後数枚めくれば10月か・・・そう思って見上げた欅が、
赤らんで見えるのはなぜだろう、
そんな事を考えながら街の落葉の樹木を見ながら歩くと、夏の匂いがほんの . . . 本文を読む
夜長をさ迷う我想い
それははいつも同じページとは限らない
ああ・・・私
夢を持って生きている。
喉に刺さっていた棘が取れたような朝である。
何もしないで椅子に座って、窓から差し込む少し爽やかな流れを纏いながら、
入れたてのホット珈琲を口に運ぶ。
いい匂い、程よい苦味、まろやかな味が舌の上を転がり、喉の底へ落ちていく、
ホットが丁度いい、美味しい・・・そう久しぶりに感じる。
目覚め
うなされる . . . 本文を読む
何とか持っている
連休はトラブルがあって何所にも行けずにいた一週間、
久しぶりに山に向かう
山に登るといい風が・・・
吹いている。
いい風、
彼岸が過ぎて二日目、北から張り出した高気圧のせいで、丁度いい感じになって来た秋の一日、秋茜こそ山から下りて来ないけれど、イチョウの銀杏も熟れて美味しそうな姿、熟女の橙、食べごろ・・・串焼きにして濁り酒で秋の夜長を楽しみたい。
もうこの様子はオッサンの晩酌 . . . 本文を読む