今日の空は冬空擬き
そう書いたのが昨年の10月の3日、昨年の空は冬空擬きだったのか改めて思う今年は晴れの日が続いている。
その晴れ間を消すように数日後には台風が来襲し、空は攪拌され、山野は洗い流され、抵抗力を失った大地が表情を変えた2日間。
この台風により空は一時的に崩れたが、あの冬の到来を告げるような空色でなく、
嘆きと言うか怒りに満ちた空となって広がり、荒れ狂い、その怒りが収まった翌々日には払拭された清々しい青空が広がる。
そら
四季毎に様々な変化を見せる空
なかでも好きなのはいつの季節
そう聞かれるといつも迷う
季節毎にそれぞれの表情が在り
一概にこれ
そう言えないし
人により想いと受けは違う
でも
春夏秋冬の空のなかで
私が好きなのは初冬の時雨模様の空
この空には私の想い出が残る。
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