

いつも朝の目覚めの



夜明け
日暮れはかなり遅くなり、その割には朝が明るさをみせるのは遅く、
いつも目覚める時間の外は薄暗い表情をしている。
たしかに夜は明けて薄明るくなっているけれど、寒波が居座っているせいか、
北からの凍てついた空気が濁っているためか、
朝の太陽はなかなか地平線から光を天空に放射しないから、ぼんやりとまどろんでぼけている。
明るい太陽の表情に出会えるのはいつも9時ごろ、
その表情もこの寒波で直ぐに曇ってしまう。
夜明け
いつも手探りの中で明ける夜明け
暗いな・・・
明かりこぼれてこない
そう言って呟く
外は未だ薄暗く
ぼんやりとまどろんで淀み
薄暗さは停滞して凪がれず
止まっている
空も街も白濁の灰色
凪がれろ
目覚めろ
醒めろ
催促しても薄目を開けてぼんやり
未だ眠い・・・
そうぼやいている冬の夜明け
その表情は冴えず寂しい。
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