四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

春は未だ無地のまま

2012-02-10 | Weblog
今日はの月は暮夜の中、
また時雨れるかな・・・そう思ったけれど
がうれしい今日の朝。

無地の一枚
昨日の雪雲が跡形もなく消えた今日の空、
西の地平にはでかい、真丸の月が太陽の光を全身に浴びて輝いていた今朝、
さすがに冷えは厳しく、吐く息も白く、さらしている指先が針で貫かれたように痛い、
この月の残照、雲のない空、冷え込み、太陽を久しぶりに見られそう、
太陽が運ぶ風は夏なら心地よいけれど、今日は寒々しそうな様子、
まあ、こんな日もあるか、そう思いながら歩く。
一枚

一枚の春便り
描いてその様子を届けようと思って
寒い朝を歩く
春模様
在りそうでない今の季節

空色
まだ寂しい冬色

冷たく纏わりついて離れない
甘えん坊

新芽は固い土の中
樹木
つぼみは固く押し黙っている

大切な無地の一枚
この一枚に誰が一番先に印してくれるかな
そう思いながら
一枚を抱きしめて歩く。
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