


朝、いつもの明るさが消えている。
窓越しに外を見ると、雨が激しく叩きつけるように降って、夜明けを遅らせていて、
外の空気もひんやりとしている。
この時期にしては珍しく雨にぬれるとひんやりと感じる。
そのせいもあるのだろうか、花たちは何も抵抗できず只管耐えている。
花は俯いてこの雨が止むのを待っている。
いつの間にか

皐月
・・・
比較的雨の少ない晴れ間の多い季節
花も多種多様に咲いて
私の心を目覚めさせてくれる皐月
椅子に座って
熱い微糖の珈琲を一口含んで
風を心で感じながら
睡魔に襲われてウト・・した昼下がり
強弱のリズム風にふと我に返り
辺りを眺めたひとコマ
薫る・・・
いい匂い
発信元は濃い緑か
いつもは簡単に通り抜ける風も
この深緑に阻まれて
難儀している。

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