私

今の私

今の私空は荒れを告げているそれは今の私の状況に似ているそうか？いまはだけどそのうちになる私、幸せ、いつものように目覚め、空を見て、周りのものにそれぞれの形と色を見て、寒い、冷......

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今の私
もう樹木で言えば老木で枯れ死寸前、でもコアはしっかりしていて何とか内面から自らを支えているというのが今の私。
確かに私は生まれてから色々な障害、屈折を繰り返しながらひとつの形を作り、その役目を終え、いまはその形を保持しているだけかも知れない。
今ではその樹木に寄り添う人もなく、唯、この四季を花が咲くことなく自然体になって時を過ごしているそれが今の私かな、もうそんな私に寄り添う人もなく魅力に欠けた古木の１本に過ぎない私、この森で目立つことない１本、
でも、もう一度満開とまで言わないが一輪の花を咲かせたいと思う私。
素顔の一日

いつもこの日に私にだけ訪れるひとつの形
この形との出会いは
私の生まれた時から続き
今の私の冷めた想いで
なぜ今更
いつもこの日が訪れるたびに考えてしまい
素直になれない私

重ねた時の流れが私の美しき想いで
この思いはいつも同じ
だから今日はいつものことをすべて忘れ
生まれた時の新鮮な私でありたい
今日の素顔こそ私
そう私自身
誕生日を過ごした年で数えるのでなく
想い出と熱い心で出会う一日

今日は私の素顔の一日であり
想いでのページを私の手でめくる一日。