一枚の絵
夜明けの太陽はでかい、大輪の満開の向日葵を思わせる。
もう目の前まで近づいてキスを迫る感じで、めちゃくちゃ暑く、吐息が直ぐに感じられ、身も心も蕩けそう。
近い、でかい、強烈なタックル・・・これが夏太陽か。
南京黄櫨
この時期
この花なんの花そう思う花のひとつ
南京黄櫨灯台草科
そんな科目あるの
・・・
改めて花を眺める
人以上に科目がある花たち
いろいろ見ていくとその多種多様に驚 . . . 本文を読む
一枚の風景
寝苦しさに起こされた朝だった。
目覚めの悪い身体を引きずって外に出ると、いつもと違う朝の風景が?
いつも爆音となって響きわたる蝉の鳴き声が意外と少ないのである。
なぜだろう・・・考える。
凡人の頭では何も浮かばない、朝に見る蝉の抜け穴と殻が不思議とないのである、
この辺りが原因かな、そう思いながら眺める。
木洩れ日
光が森の中に作る一枚の絵
それは木洩れ日の世界
光が森の中に
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一枚の絵
今日の一枚は平凡な愚作の風景画、
背景の色は昨日の青、この暑さでげんなりとした木の葉の緑、
刈り取りされた後の草のセピア、たった数日なのに見飽きた一枚かな・・・
毎日同じように見えるけれど、絵には少しずつ罅が入っている。
半化粧
花の開花は今頃
・・・
いつもの山の水辺に咲く一花
見た目は雑草の類
私
毒痛み科
蜥蜴の尾が語源
名は半化粧
夏至から数えて11日目に咲くから
半夏 . . . 本文を読む
一枚の風景。
明るくなると同時に容赦なく照り付ける太陽、広がる青空、散らばる純白の雲、
木立をざわめかせる風もなく、町は無風の中に沈んでいる。
歩く度に私の無数の穴から水が流れ、消耗と渇きが私を襲う。
ある意味でこの町は乾燥した砂漠になっている。
鳳仙花
花色は赤
花もそろそろ末期
余り知られていないし
とかいって育てる人も少ない一花
爪紅
釣舟草科
昔はこの色で爪を染め
眺めたとか
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夏、始まる。
朝から拡がる青、
遮る木の葉の緑もなぜか躊躇いがち、逃れた日陰も蒸し暑く、乾いた大地から上がる地熱が私の体からすべてのものを半ば強引に奪っていく。
激しく狂う強烈な太陽、イメージは生命を壊す破壊者、
いつも逃げ込んでいると汗を掻くのが罪悪に思えてくる。
夏
いま燦・・と光が注がれる
暑い
だるい
意欲が失せる
汗
・・・
流れる
体が溶ける
全身の意欲が削がれる
暑さで
私の . . . 本文を読む