咲く紅梅寒さの緩むなかで仄かに燈る花明かりにみる 紅一点の灯りあの花は・・・紅梅か一途に燃える性彩が描く春がひとあし早く冬の終演を告げ春が来た・・と奏でながら春を歌う。 . . . 本文を読む
早春の花萌えのなかで微笑む花を見て思うはや咲いている灯りとなって燈る花がいま私に向かってみせる黄金色の笑顔が美しい野辺の蒲公英その逢瀬は一週間ほどで終わり旅たちの風を待つ姿が早春に映える。 . . . 本文を読む
空の迷い朝みる空は青空を薄化粧で蔽いToneを落とし空に明るさはなく寂しいのか時折目頭を押さえ涙をこらえ平静を保ち表情を変えない空にみる気丈さそれはいつまで持つか保つ空に春の迷いをみる一日。 . . . 本文を読む
様子見で日和が良いので様子見に笑みをこぼす瑠璃唐草をかき分け席を奪う一輪の蒲公英起った一輪ではあるがその彼女の存在感は大きく自己主張する花が笑みが薄れシュンとなる少女にいまは様子見だからそう笑う可愛げのない蒲公英。 . . . 本文を読む