六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

さよならドクターイエローT4撮影 1日目

2025-02-01 |  出撃 at 東海地方
前記事では1/26㈰に岐阜県多治見市までJR東海音楽クラブの定期演奏会を見に行った話でしたが、次の27日~29日までが1月最後の3連休だったので、最初は30日に年休を入れて4連休にして九州とか考えていたのですが、月曜日が雨予報だったので九州行きは取りやめにしました。結局が月曜日は天気が悪かったので家でゴロゴロしてたのですが、翌28日は天気が回復するとのことで、さてどこかに出掛けようかな? 
 そうだ、ドクターイエロー撮りに行こう!
ということで、先々週の土日に大勢の鉄道ファンでフィーバーして実質お別れの報道も出たJR東海の923形T4編成のラストランを撮りに出かけることにしました。既にJR西日本のT5編成が週末に試運転で東京-博多間を往復していたため、本当にJR東海のT4編成が走るのかどうか疑問だったのですが、まだ行ったことがない撮影場所で撮るという事も合わせて、出掛ける事にしたものです。

 .初めての撮影場所で下りのラストランを撮る
 まず28日は下り計測の運用に入りますが、今回選んだのが、まだ1度も訪れたことがない場所ということで、愛知県内の矢作川橋りょうで撮ることにしました。この場所は名古屋から1時間以上掛かることから、東京駅を出発した時点での目撃情報を見てから出掛けたのでは間に合わないため、ダメ元で出掛けることにしました。

 ということで、名鉄名古屋駅からICカードで入って、もし走らなかったら適当な駅で降りて帰ってこようと思い、名古屋11:22発の吉良吉田行きの急行に乗って、しばらく経ってから貨物ちゃんねるの923形の欄を見ると。
 よっしゃーT4が入っている! (赤丸で囲んだ数字が1ならT4編成、3001ならT5編成、そもそも表示が無ければ運転していないということになります)
 これでT4編成が走っている事が分かったので、そのまま急行に乗り続けました。

 12:00 西尾線の桜井に到着。
 三脚を持ったような、それらしき人は下りてきませんでした。平日なので人少ないかな?

 2008年に高架化されてからは初めての下車となる桜井駅。
 以前、2005年ごろに8800系パノラマDXに乗り収めをした頃には、碧海桜井駅として田舎の小さな地上駅だったのですが、その時代に1度下車していて、その頃の記憶しかないので、まさかこんなに立派な駅になっていたとは・・・ 

 今回撮影をする矢作川橋りょうは、桜井駅から東の方に歩いて2km、約30分の道のりです。
 駅前にはスマホで借りれるレンタル自転車も置いてありましたが、今回は単純に往復するだけなのと、運動不足気味でもあるので、ここは1時間掛けて歩いて往復する事にします。

 街中を歩いて約10分で小さな川を渡ると、もう前には急に視界が開けます。
 もう田んぼばかりの世界、遠くに矢作川の高い堤防が見えます。左前方にちょうど東京行きの新幹線が走って行きましたが、あの場所まで歩いて行きます。

 12:30 駅から徒歩30分ほどでようやく矢作川橋りょうの撮影場所に到着しました。
 この場所は橋りょうを渡る下り列車の他に築堤を上がってくる上り列車も撮れます。まだ本命の列車が来るまで50分もあり、人もまばらです。
 あっ、そこのお姉ちゃん、そんなに近くで撮ると、側面があんまり写らないよ!

 本命のドクターイエローが来るまでの間に一般の列車を撮って、ウォーミングアップします。何せ撮り鉄するのは久しぶりですから。
 到着時は20人ほどの撮影者でのんびり構えて、まぁ平日だしこんなもんかと思っていたら、その後どんどん人がやってきて

 最終的にはここの堤防と下の田んぼと合わせて80人ぐらいが詰めかけて、ちょっとしたフィーバーとなりました。それでも土日とかと比べれば全然マシでしょう。やはり平日に休みが当たっている時の恩恵を受けます。でも平日でもこれだけの人が来るので、老人や主婦を除いたオッサン達は、やっぱり輪番勤務(交通機関や工場勤務がそうですから)の人が多いんですかね。
 テレビ局のカメラも2台、上空には取材ヘリも飛んでいます。夕方の地元のニュースで流すそうです。
 そしていよいよ

 13:22 時刻表では運転日ではない上りのぞみ364号がやってきて、橋を渡り終えた所ですれ違ったT4編成がやってきました。
 10秒時間がずれていたら後ろ被りするところでしたがセーフ。
 先頭車の窓には「ありがとうT4」と書かれた紙が貼られていました。(この画像は縮小しているので不鮮明ですが、4Kの原画ではしっかり写っています)
 撮り鉄と言えば”何とかの一つ覚え“のように、望遠の圧縮構図で撮りたがる人が多くて、特に新幹線では架線柱が邪魔に感じる事から、ここでも望遠側にセットして奥の架線柱間に狙いを定めている人を見掛けたのですが、私はいつも斜めから広角気味に撮るスタイルなので、それが今回見事に当たりました。ビデオカメラの最も広角側なので一眼レフ換算で約30mmです。
 久々のロケ鉄で成果あり、勝利宣言して帰宅します。

 続きは次の記事で書きます。
コメント
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