六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

男鹿線の5連気動車 リベンジ撮影

2018-05-05 |  出撃 at 東北地方
 今年のGWは前半が天気が良さそうという話なので、前半に遠征しようという事にしました。
 私は長い連休が取れないので、今回の出撃は4/29~5/2で、北東北(秋田・青森)へ行く事に。
 東北地方は3月上旬に八戸線の撮影で、ピンポイントで行きましたが、日本海側へ行くのは昨年9月以来の約7ヶ月ぶりとなります。

 今回の目的は去就が心配な男鹿線の40系気動車と、サクラ咲く津軽鉄道の客車列車をメインに、時間があれば、その近辺で気動車などの撮影を目論見ます。

 .4/30快晴の中でのリベンジ果たす
 男鹿線の気動車は2016年8月に来て以来の2年弱ぶりになりますが、前回は天気の回復が遅れて、暗い写真となってしまったので、再度撮るぞ(50系時代に2度来てるので再々々度ですが)とリベンジを誓っていました。

 6:15 まず1本目の下り1121Dを撮ります。
 朝の6時過ぎでもうこんなに陽が当たっているので、上々のの滑り出しです。撮影者は私を入れて4名。さらにこの下りは撮らずに上りの5連のみ狙う人が3名ほど加わって7名程が待機。さすが連休中ですね。そして

 6:31 上りの1122Dがやってきました。バリ順でいただき!
 これで秋田名物、男鹿線朝の5連キハ40系をリベンジで記録できて満足満足。
 この後特撮も行なおうとしましたが、撮影条件が悪くなったので急きょ移動することに。

 8:03 車を男鹿方面へ走らせていたのですが、脇本の手前でタイムアップ。
 脇本駅の東側の畑で上りの1124Dを撮影しましたが、足回りの草が残念です。
 撮影後は脇本駅の西側に移動します。

 脇本駅の西側の直線区間で下りの1125Dを撮り、それの折り返しとなる1126Dを狙うべく、更に西側に移動してカーブで狙います。
 8:00 アウトカーブの畦道から狙いましたが、線路に近い側は水を張っていなくて水鏡撮影はできませんでしたが、順光でゲット。
 これで男鹿線の撮影は終わりにします。

 4/30 午後は青森県に移動して津軽鉄道を撮りました。

 .5/2別角度で男鹿線撮影
 4/30午後と5/1を青森県内で撮影して、帰路となる5/2に再び秋田県内に寄るので、男鹿線の撮影をすることにしました。
 天気予報は 「晴れのち曇りで、夜に雨」既に九州では大雨らしいのですが、午前中なら大丈夫そうです。
 しかし

 朝からすごい霧というかモヤで船越-天王などは視界が50mもない状況でした。朝の上り5連は、先日も来た、脇本駅の西側の直線で狙うことにしましたが、肉眼で見るよりモヤった映りになってしまいました。
 少し晴れてきたので、男鹿方面へ走ります。

 7:55 羽立駅を出てカーブを曲がる列車を小俯瞰でゲット。
 ここまで晴れてくれば今日の天候なら致し方ないでしょう。

 撮影後は羽立駅の西側にあるローソンで例のババヘラ味バナナボートを発見したのです。

 秋田・青森の記事はこの後も続きます。
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さよなら八戸線のキハ40(乗車編)

2018-03-12 |  出撃 at 東北地方
 八戸線のキハ40お別れ訪問の2日目後半は名残惜し乗車をすることにしました。
 今日の予定は往路と同じく、盛岡発の東京行夜行バスに間に合う必要があるので、八戸を夜8時ぐらいが滞在の限界ですが、それで調べたところ、八戸-久慈間を2往復できることが分かりました。
 なお2往復目は久慈駅で1分しか余裕がないので、手前の駅で降りて折り返すことにします。
 写真枚数が多いので、ある程度まとめた形で掲載しました。

 .下り列車 433Dに乗る 八戸→久慈
 昨日八戸線沿線で1日車で回って撮影をしましたが、レンタカーの返却が朝9時なので、八戸発10時過ぎの下り列車から乗り始めることにします。

 レンタカーを朝9時に返却して本八戸駅にやってきました。
 青森県内では唯一の在来線高架区間でしょうか、ここと隣の小中野駅が高架駅になってます。

 9:32 鮫発八戸行きの列車が入ってきました。
 この列車に乗って、八戸10:07発の433Dに乗るために八戸へ向かいます。

 9:41 八戸に到着
 E130系は3両編成で運転されていますが、固定の2両+1両の増結で組んでいて、ダイヤ改正後は増結の1両を外して1+1に組み直すのでしょうか?


 9:53 2番ホームに433Dが入ってきました。
 ドアが開くと程なく窓側進行方向の席が埋まりました、平日の空いている時間帯なのに意外ですが、多くが久慈まで乗り通すようです。

 下りの1本目は動画撮影を主にしたため、写真は撮らずに気付くと久慈に近付いてました。

 11:51 久慈に到着 あっという間の2時間弱の旅でした。
 八戸で入線直後から車内に乗客がいたので、車内の写真は撮れず、久慈に着いてからも、直ぐに清掃?の係員が乗り込んできて下車を促されたので、降ります。

 ホームに降りてみると、撮影してる人は3人ほど。
 単に乗るだけの人も含めて鉄っちゃんは数名だけなようで、それ以外は一般の乗客でしょうか。

 久慈には朝撮った赤鬼の423Dが昼寝しており、乗ってきた433Dと並べて撮影。
 すでに改札内は撮影してる3人だけになっていて、早く出てくれないかなぁ~という空気を感じて出てきましたが、あとの2人は何時まで中にいたか分かりません。

 半年ぶりの久慈駅。
 前回来たのは昨年9月に車で撮影に来た時に寄ってるので、あんまり久々感はありません。
 その後駅内でそばを食べて、上り列車を待ちます。
 そばの件については前の記事を参照願います。

 .上り列車 442Dに乗る 久慈→八戸
 久慈で1時間ほどの滞在で折り返し上り列車に乗ります。八戸から乗ってきた列車がそのまま折り返しますが、2両編成なので違う方の車両に乗って折り返します。

 発車10分前に改札が始まり、再び駅構内へ入ります。
 右手を向くと三陸鉄道の車両たちが休んでいます。カラフルですね。

 久慈からの乗客は20名程でしょうか。先ほどの八戸からの下りに乗った時よりは幾分空いています。
 乗り通し客の半分は片道だけのお別れ乗車をして、そのまま三鉄方面に流れたのか、鉄っちゃんは5人もいない模様。

 窓に付けられたサボの部分。なぜ外側にサボを置かないのか分かりませんが、ここだけの措置でしょうか。
 最終日が恐いですね。
 列車は12:54定刻に発車、復路の旅が始まります。

 次の陸中夏井を過ぎると、列車はぐんぐん山の中に入っていきます。
 周りは一変して雪景色になります。ここから侍浜の近辺が八戸線内でも最も雪深い場所のようで、3月になっても雪景色が楽しめました。

 八戸線のサミットでしょうか、一番標高が高いあたりがこの辺になります。
 ここを過ぎると、どんどん下り勾配を下っていきます。

 陸中中野-有家間でようやく海辺に出ます。
 この場所は撮影で何回か来た、有家の砂浜の辺りです。

 13:29 陸中八木に到着
 3分ほど停車時間があるので、駅の外へ出て撮影。

 陸中八木では下り列車の交換待ちを行なうのですが、高い防潮堤が保護色になって、銀色の列車が近付いてくるのが分かりません。
 構内踏切が鳴り出したので車内へ戻ります。
 列車はその後も淡々と走り続け、お客を拾っていきます。

 一旦消えた雪景色が再び広がったら、もう長苗代を出て八戸に着く時間です。
 2時間って早いですね。これで復路の乗車も終わり、八戸に到着します。

 .2往復目の下り乗車 443D 八戸→侍浜
 上り列車が14:43に八戸に到着し、2回目の下り列車の発車までは20分。同じ列車が折り返すのかと思いきや別の車両になるようで、2番線に回ります。

 14:49 下り443Dとなる列車が入線してきました。
 幸いホームには私以外に3人しか待ってなかったので楽々撮影できそうです。

 左側が朝から乗ってきた433D~442Dの編成、右側がこれから乗る443Dの編成。
 八戸駅では1・2番線で停止位置が違うため、ぴっちり並んで止まりません。ちょうど1両分ずれている感じです。

 お客がまだ乗っていないので、この時間が車内撮影タイムになりました。
 車内見通し、これは乗客がいると顔や頭が映るので、こういう時しか撮れません。

 至福の汽車旅を提供してくれる紫のボックスシート。
 この色の座席が見られるのはこの車両だけ?秋田車の座席は薄緑色だったので、この色の座席に包まれるのは最後かも。

 窓脇の座席番号表示
 JR東日本の車両では多くが国鉄時代の仕様を残していて、このような座席番号の表示もそのまま残っています。これはイベント列車などで座席指定の必要がある場合に備えての措置と思われます。

 天井部分
 多くの車両が冷房改造されている中、盛岡車は未改造なので、製造当時の姿を彷彿される状態を保っています。扇風機のJRマークさえなければ。

 列車は青い森鉄道や新幹線からの乗り換え客が発車時刻近くになってなだれ込んできました。
 15:13 多くの乗客を乗せて出発、乗車率は7割ほどと割と乗っています。
 八戸駅で入線後すぐに車内を撮影しておいて良かった。

 四国~東海では大雨ということですが、岩手でも予報より2時間ほど早くついに空が泣き出してきました。
 まぁ列車に乗ってるだけなので、あなまり関係はないですが。

 16:47 侍浜で下車
 ここで下車したのは、このまま久慈まで乗って行くと、久慈到着が17:00となり、折返し乗車の450Dの発車が17:01発と僅か1分しかなく、仮に久慈到着が遅れた場合、2番ホームの出発信号機が青に変わって直ぐにドアを閉める可能性があり、間に合わない場合に備えて、手前の駅で降りますが、どうせなら、今後も寄る事がなさそうなこの侍浜駅で降りておこうというワケです。

 侍浜駅
 駅名に「浜」が付くのに、海までの距離は5kmと、八戸線内では最も浜から離れた山の中にある駅です。

 .2往復目の上り列車 450Dに乗ってお別れ 侍浜→八戸
 いよいよ八戸線のキハ40最後の乗車となる2往復目の列車に乗ります。
 昼間の目撃から2両編成の後ろの車両は赤鬼が来るはずなので楽しみです。(乗ってしまえば同じですけどね)

 17:20 雨の中、上りの450Dが侍浜駅にやってきました。
 線路がくねくねしてるのは、昔この駅が交換駅であった名残りです。2両目の赤鬼に乗ります。意外と乗っていましたが、3人ほど降車があって1ボックスだけ空いていてたので、何とか座れました。

 17:35 陸中八木に到着
 昼間と同じく、ここで下り列車との交換待ちになります。各ボックスとも埋まっていたのですが、途中の陸中中野・有家で下車があり、この時点で半分が空席になりました。
 列車がその後も宿戸・玉川・種市と乗客を下ろしていきます。制服を着ていないので分かりませんが、部活の高校生でしょうか、駅ごとに2人・3人と降りていきました。

 種市を過ぎると車内はご覧の通りのガラガラ
 平日の帰宅時間帯なのですが、やはり岩手・青森の県境にかかる区間だからでしょうか。車内は私と茶髪のお姉さんと前の方に1人の計3人だけになりました。これこそが汽車旅の贅沢な瞬間(とき)の流れといえましょう。“車で撮り鉄”では絶対に味わえない至高の空間が広がります。

 18:03 階上に到着
 ここでも下り列車の交換待ちで4分停まるため、駅を出て撮影します。

 雨はかなり本降りになり、濡れながらの撮影。単に傘を出すのが面倒なだけですが。
 「水もしたたるいい男」ならぬ、雨もしたたるいい赤鬼。
 列車は青森県内に入って、駅に停まる度に、こんどは乗車客を拾っていき、鮫に着くとかなり席は埋まりました。

 18:37 陸奥湊到着
 ここでも交換待ちのため3分ほど停車。通路を塞いでる見るからに野球部な高校生たちを押しのけて(女子高生だったらそんな事はしませんよw)階段をダッシュで上がって改札口を出て跨線橋から撮影して車内に戻ってきます。
 その後車内は帰宅時間帯らしく通路まで立ち客が出るほど乗り込んで終着の八戸まで走ります。

 18:56 八戸に到着 赤鬼君はそのまま車庫へ引き上げていきました。
 その後八戸駅ホームで452D・455Dの2本を動画撮りして全ての撮影を終了、これでもう最後の別れです。


 八戸からの帰路は行きと同じく盛岡-東京間のドリーム盛岡らくちん号を使うため、盛岡まで戻るのですが、青い森&IGRを使っても3,040円かかるのと、八戸駅での乗り換えが5分しかないので、八戸の滞在時間が+460円で確保できる新幹線を利用しました。

 盛岡から乗車した〔ドリーム盛岡らくちん号〕、今回は国際興業バスの車両だったのか、リクライニングが大きく倒れて王子到着前に車内灯が点くまで爆睡で過ごせました。東京からはまた青春18きっぷで帰るのですが、三島-静岡間だけ新幹線で飛んで静岡地獄を短縮し、夕方からの出勤に疲れが残らないよう帰宅しました。

 これで2015年から毎年1回訪れていた八戸線の訪問ですが、今回のキハ40の引退を機に、もう行く事がなくなるかも知れません。でも八戸線には美しい景色と、みんな大好きな岩手の可愛い女子高生もいるので、また行き・・・やめとこか。
 さようなら八戸線の国鉄型気動車(改造車を除く)
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さよなら八戸線のキハ40(撮影編)

2018-03-10 |  出撃 at 東北地方
 八戸線のキハ40が今月のダイヤ改正で運用を離脱し引退するため、最後の記録に行くことにしました。
 既に八戸線は3年前から毎年のように訪問していましたが、これが最後になります。
 地上での撮影はある程度していますが、運が良ければ撮っていない雪景色が撮りたいのと、最後の名残惜しでの乗り納めもしたいところです。
 3月に入ったら青春18きっぷで行くべく、その心積りもしていたのですが、2週間前になって職場にて他の研修に出る同僚の替わりに3/9に当直勤務に入ることとなり、その日は有休を取って3/7~3/9の3連休にするはずだったのですが、通常の週休日のみで予定を組まざるを得なくなりました。

 .東北本線を一切使わない旅程
 毎年春は東北に行く事が恒例になっていて、だいたい4月上旬に岩手・宮城の被災地域を見物に行ったり、福島第一の放射線の状況を見に原発の近くの最寄駅まで行ったりしていて、往路か復路に必ずと言ってもいい程、大嫌いな東北本線を使っていましたが、今回は旅程が厳しく、のんびり行き来ができないので、東京-八戸線沿線をダイレクトに夜行バスで往復することにしました。
 しかし残念ながら東京-八戸を結ぶ「シリウス号」は閑散期の平日なのに関わらず、数日前から既に満席で取れなかったため、東京-盛岡間の「ドリーム盛岡号」を利用するして盛岡を起点にするしかありません。こちらは全然余裕があったので、出発前日に予約を押さえていざ出発。
 何でもっと早く予約を押さえないのか?というと、もし2日間とも雨だったら行く意味が無いので、ある程度天気が確定してから行く事を決めるからです。

 名古屋-東京(渋谷)間は青春18きっぷでの移動のため、久々に静岡地獄を味わいます。
 浜松で311系から乗り換えで居たのが211系5000番代で地獄感アップでしたが、前を見ると熱海寄り3両が313系だったので、前へ移って熱海まで耐えます。熱海からは品川までしか乗らないので、ナンチャッテグリーン車は使わず、走ルンです土人シートで耐えます。

 夕食は品川か渋谷で40分ほどの時間があるのですが、高くて不味い東京のメシ食うぐらいなら駅弁にした方がマシかと思い、浜松駅で赤飯弁当を買ってきたのですが、少し足りないかな。

 品川で山手線に乗り換えて渋谷で下車。よく低民度と言われる東京を象徴する汚い渋谷の街は降りたくもないのですが、今回は我慢して降りました。90年代に比べると路上のゴミなども少しは減って、何とか歩けるかなという程になってましたが、大阪でいうと新今宮並みの汚さなので出来る限り避けたい街です。JRの改札を出て一旦地上に下りて横断歩道を渡って京王井の頭線方面に歩いたのですが、改札前からダイレクトに行けたようで、次に来る機会があ・・・多分ないと思います。

 渋谷マークシティが始発となる盛岡行きのバスが入って来ました。
 ここを発着駅としているバスはほとんどなく、小さな発着場にも関わらず20分前から待機していました。ここから乗車したのは私1人だけ、その後東京駅で11名、池袋・王子で1名ずつ拾って14名で運行、後ろの席に座っていないので思いっきりリクライニングしようとしたら、大して倒れない岩手県北の車両でした。東北便の多くの車両はコンセントもなく、サービス面で遅れているのが普通。

 翌朝定刻に盛岡駅に到着、渋滞が無ければ少々早めに着くのがデフォというところですが、時間調整をしてきっちり定刻に着けてきます。この辺がサービスに対する概念の違いなのかというところか?

 .盛岡からのアクセスが悪い北三陸方面
 盛岡に早朝に着いて、北三陸方面へのアクセスを見るとこれが実に不便で、バスは主に午後~夕方しか運転されておらず、唯一午前中に運行してる久慈行きのバスが盛岡6:30発と早すぎて間に合わず使い物になりません。
 ということで、今日は晴天なので八戸を基点にレンタカーで回ることにしました。

 盛岡から八戸までは新幹線で飛びます。初めての〔はやて号〕に乗車、車両はE5系なので別に〔はやぶさ〕と変わりませんが。
 レンタカー屋の最寄り駅が本八戸駅なのですが、その先のまで買っても同じ運賃なので乗車券は鮫まで買います。これだと途中下車してきっぷが手元に残る(特急券は回収されます)もんね。
 注意しないといけないのが、八戸駅が新幹線-在来線の乗換え口を閉鎖してしまい、一旦改札口を出ないと乗換えを出来なくしており、八戸着となる乗車券・特定特急券の1枚券だと回収されてしまうことです。

 八戸駅で八戸線に乗り替えます。
 待っていたのはキハ40を引退に追い込むE130系、これに乗って移動してキハ40を撮るという何とも因縁めいた関係。
 八戸を出ると一面の雪景色が広がっていたので、急きょ予定を変更することにして

 次の長苗代で下車しました。
 長苗代には過去3度ほど車で来ていますが、列車で来るのは初めてで、この駅も初下車になります。
 上り列車が来るまでの余裕時間は15分ほど、雪道を普通の靴で全速歩行します。靴下が濡れてきますが、一応想定して乾きやすいフェルトの中敷きを入れてます。
 全速歩行で来たところ、八戸方の線路脇に1人の撮影者がいて、順光で追い撮りした時に入ってしまいそうです。なんであんなド逆光の場所で構えるんだ、素人か?おまけに汚い髭ヅラで胡麻塩頭の小太りっぽい出で立ちで、これはアングルに映りこまないよう注意しなければなりません。

 8:15 定刻に上りの428Dがやって来ました。正面逆光の前からとパンして順光のケツ射ちです。
 雪晴れの中を行く3両編成、『3万円出して撮りに来た甲斐があった!』  と一度贅沢を言ってみたい気分ですが、先を急がなければなりません。9時にレンタカーの予約をしているので、お店に行くのですが列車は当分無く、最寄りのバス停から出る市営バスは本八戸の駅には寄らないため、中心街から歩く羽目になり、お店の到着が15分ほど遅れました。
 9時半に本八戸を出発、鮫方面へ車を走らせます。
 葦毛崎の展望台付近は既に太陽が南に回っていて順光にならないので、更に南へ走ります。

 11:14 やって来たのは宿戸-陸中八木のアウトカーブですが、前回に続き曇落ちしてしまいました。それも今回は直ぐ後ろは晴れていて、列車の場所辺りから手前が雲落ちというまるで狙ったかのような嫌がらせです。せっかくの赤鬼なのに。
 他に来ていた2人は急いで車を出して追っかけでもするのでしょうか?私も久慈方面に車を走らせながら、次の撮影地の選定をします。
 一部の列車がE130系に置き換えられてからは、撮影できる時間帯にキハ40系が来るのはたったの3本しかないので、効率よく移動しなければなりません。

 .八戸線では初めての追っかけ撮影
 八戸線の列車は、それなりの運転速度があるのと、八戸市内の道路環境が悪いため、追っかけ撮影は基本的にやらなかったのですが、今回意外と間に合ったので結果的に追っかけ撮影したことになりました。
 本来は晴れてるので特撮を予定してたのですが、海沿いは風が強くて危険なため回避、昨年9月に行った時は海辺でも風がなかったのが珍しい位でした。

 13:27 上りの442Dは、『行くぜ東北!』のポスターで知られた場所です。
 本来は1本後の446D辺りからが光線が良いのですが、この時間帯の40系はこの列車しかなく、難しい選択になります。
 この442Dは次の陸中八木で数分の交換待ちをするので、ひょっとしたら追っかけられるかもと思って行ってみたところ、間に合った。

 13:34 2発目の442D撮影
 ようやくケツ射ちですが、順光で撮れました。まさに3度目のなんやらです。急いで車を出して追っかけます。

 14:17 3発目の442D撮影
 最後は葦毛崎の鮫角灯台敷地からの撮影。ホテル前の駐車場に停めて、そこから200mダッシュで走ってギリギリという感じでしたが、撮れて何よりです。

 15:39 下り443Dも撮影
 この場所ではもう1本待って、より海に近い位置から撮ることにしました。 この鮫角灯台付近はいろいろアングルがあるので、何度来ても飽きない場所です。ちょっと後ろの道路を行くトラックと被りましたが写真では被ってはないショットもあり安心。

 16:27 最後は朝来た長苗代に再度やって来ました。
 もう光線的に撮れる場所というと、ここしか残っていないのでここで最後の3連をゲット。

 17:21 次ぎは鮫駅の北側に来て、鮫を発車した八戸行きを撮ります。
 八戸-鮫間の区間運転の列車にはまだ何本かの40系の運用が残っているのですが、何せ撮れる場所が崎ほどの長苗代付近と限られるので、動画主体でこのような市街地で撮ります。

 日没後は鮫駅ホームにてバルブ大会が開かれますが、来ていたのは延べ4組6人だけで、それも入れ替わりでやってくるので、ホーム上には最大でも3人が立っただけでした。
 
 18:19 昼間撮った赤鬼がその後区間運転で八戸から鮫折返しで2番線に入ってきました。
 すでにテスト休みに入っているのか下校の高校生もほとんどいません。

 19:40 1番線に入る久慈からの八戸行454D
 反対側のホームからきれいに撮影ができるのは1・2番線で、下りの久慈行は撮れないので上り列車まで待ちます。
 これにて今日の撮影は終了。

 .2日目は曇天下の撮影
 レンタカーは7日の朝9時から24時間のレンタルだったので、翌朝の9時に返しに行けばよく、それまでの間は撮影ができます。でも天気予報は「曇のち夕方から雨」出来ばえは無視です。
 暗い曇天下でいかにして撮るかというと、雪を絡めた風景で撮ることです。

 6:10 最初に来たのは大久喜駅の北側にあるカーブで、曇天で暗かったので、松林の中を行く列車は諦め、動画のみで撮れそうな場所を選定しました。
 この列車に赤鬼が入ったので、夕方まで久慈で昼寝する運用です。

 7:14 続いてお馴染みの葦毛崎の展望台下、若干の雪が残っていたので、こちらで撮影。晴れると晴れないのでは大違いの撮影場所ですが、雪ならまぁいいでしょう。それにしても風が強い。

 8:15 そして、またお馴染みの長苗代へ来ました。昨日と同じ列車です。
 やっぱり昨日線路脇に人がたっていた件ですが、また同じ場所に1人撮影者が立っています。体型が明らかに違うので昨日の撮影者とは別人です。
 そこまでして正面望遠&逆光で撮りたいのか(今日は曇天)と思うけど、私も特撮をする関係で昨日と全く同じ位置から撮影しました。

 8:42 そして最後は本八戸駅方面に車を走らせて途中の馬淵川の鉄橋で上りの430Dを撮影。
 契約時間の9時ちょうどにレンタカー屋に帰着して一連の撮影を終えました。

 このあとは今日の夕方までキハ40の名残惜し乗車を行いますが、その様子は次の記事に書きます。

  オ  マ  ケ 

 今回移動で使用したのは、ホンダライフのノーマルエンジン4WD車で、遠距離走行や車中泊を伴うわけでもないので、この車で十分でした。走行距離も232kmと、普段24時間借りると500~700kmぐらい走ったりする事も珍しくないのですが、今回はすこぶる少ないので、レンタカー屋さんもニコニコだったでしょう。
 久しぶりにノーマルの軽自動車に乗りましたが、アクセル踏んでも全然スピードが上がりません、70km/hも出そうものならエンジン音が可哀相なぐらい大きくて、50km/hぐらいで転がしてたら後ろから煽られるかと思ったのですが、国道45号はあまり走らず、県道1号とかばかり走ってたせいか、そういう目には遭わなかったです。
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久慈駅のそば屋が3/31閉店

2018-03-08 |  出撃 at 東北地方

 昨日から八戸線のキハ40系撮り&乗り納めに来ています。
 現地初日の昨日はほぼ晴天の中でそれなりに撮影をしたので、曇り予報の2日目の今日は、主に乗り納めに予定を充てて、八戸を10時過ぎに出る列車で久慈まで乗って来ました。

 ちょうどお昼時なので待合室を見てみると、そば屋があるのでここでお昼にします。
 前立ち寄った時は16時台だったのでシャッターが下りていて、お店が営業してるのかも気付きませんでしたが、今日はお昼時なので大丈夫。

 表示が目に飛び込んできたのが、3月31日をもって閉店しますとのこと。これは残念ですね。
 地元の常連さんなのか、会話が弾んでいました。

 せっかくなのでご当地名物?の「琥珀そば」を注文しました。2種類のきのこに金色のは菊の花だそうです。NREの運営なので、麺はお馴染みの麺です。出汁は思った程辛くはなかったですが、東北の出汁なので味わうものではありません。
 次々と供食施設が駅からなくなるのは寂しい限りですが、時代の波には逆らえないのでしょうか。
 かつて信越本線黒姫駅のそば屋が一旦閉店した後に、同じ場所で別の運営主体にて新たに営業開始という事がありましたが、ここはどうなんでしょうか?
 いずれにせよ、名残惜しで寄られる方は今のうち、しかも営業時間が午後3時迄なのでご注意を。
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美しい八戸線で国鉄型最後の夏

2017-09-11 |  出撃 at 東北地方
 今回の東北遠征の最大の目的であったのが八戸線の撮影。
 関東からでもかなり遠い場所ですが、西日本の人間からすると、三陸側は沖縄よりも縁遠い場所である感が否めません。でも鉄道好きなら、この地は何度でも行きたい所であると思いますが、それでもやっぱり遠い。
 美しい八戸線の景色で絶滅危惧の国鉄型気動車を今のうちに撮っておきたい・・・
 2015年夏から3年夏連続、去年も9月初頭にも来たのですが、残念ながらほとんど雲っていたので、再リベンジを誓っていました。八戸線の撮影条件は厳しく、
  1.とにかく遠く、アクセスが難しい。
  2.長い夏休みを使ってせっかく行ってもやませの影響でなかなか晴れない。
  3.春先は割と晴れるが強風がネック・・・
 これらの難しい条件をクリアして一発で天気に恵まれるのはなかなか難しく、震災後3度目の訪問(乗り鉄入れると4回)になりますがようやくよい天気に恵まれました。暦的には秋ですが、まだ昼間は暑い9月の初め、夏の終わりを告げる日の傾きの中、最後の夏景色を求めて。

 昨日9/3は秋田県内で撮影していて、五能線撮影後に一旦青森まで戻って夕食、七戸十和田駅近くの道の駅で仮眠、4時半起きで出発します。


 5:41 朝1番の下り列車を定番の長苗代で撮影。
 9月に入って日が低いのは実感しましたが、さすがは日の出が早い東日本、この時期でも何とか撮れました。
 次はあの名所に向かいます。

 6:45 やってきました最大の名所である葦毛崎の展望台付近からの絶景を行く上りの3連気動車。
 盛岡色にタラコが1両付いてアクセントを添えます。ここではもう1本撮って南へ走ります。

 8:26 陸奥白浜で3本撮らずに南下してきたのは、ここで下りの2本目を撮りたかったため。
 宿戸-陸中八木間の海辺を浜側から順光で撮れる最後のチャンスをモノにしました。

 このように引きでも撮れるので、とてもいい場所です。
 撮影後は更に南へ進みます。

 10:17 先ほど撮った列車が久慈から折り返してくるので有家駅の南側の浜で撮ります。
 時間的に追い撮りで光線ぎりぎりの感じでしょうか。

 10:18 同じ場所から望遠で有家駅を発車した後の姿を撮る事ができます。
 波しぶきが水蒸気となって時々景色がモヤるので、風があっても注意が必要です。

 11:18 階上で交換して下ってくる列車を先ほどの宿戸-陸中八木間で捉えるのですが、既に日が西側に回っており、線路の西側にある斜面にヘバりついて待機。
 少々列車は遅れてやってきました、オマケに雲影が落ちる不運。
 この列車がまた久慈で折り返してくるので、先ほどの有家へ戻って撮ります。

 13:24 有家駅の東側の浜から南を向いて、やってきた上り列車を撮りますが、ほぼ逆光です。
 次の陸中八木駅でも交換して12分後に下り列車がやってくるのですが、時間がなくて別場所に移動できないので、ここで撮りました。
 この後は八戸方面へ戻ります。

 14:56 今日は月曜日なのでTOHOKU EMOTIONが運転されていて、国鉄型ではないですが、よいアクセントとしてどこかで狙いますが、去年は鮫角灯台で撮ったので、今回はまたまた宿戸-陸中八木の海岸で今度は西側から南東を向いて撮ります。
 西を向いて走る列車を撮り

 2発目は引きで海岸をバックに撮ります。
 西側から日が当たって、本当にいい感じです。

 列車が通るカーブの背景には「夢をのせてJR」「ありがとうJR」と書かれたドラム缶が並べられています。この場所に土日の下りTOHOKU EMOTIONが通過する際には、地元の人々が手を振って見送る光景が見られます。

 カーブ地点の南側100mほど行った場所に小さい踏切があり、ここから浜に出られます。クロカン4駆車なら浜に乗り付けられます。
 悲しいほど美しい午後の日差し。

 16:53 最後は朝撮影した長苗代に戻ってきたのですが、残念ながら雲が出てしまいました。
 上りの普通列車1本を撮って、これで本日は終了。
 明日は遠征最終日、これから車を日本海側へ走らせて明朝は鼠ヶ関付近から撮影です。
 遠征の前後日程の記事はこちらです。

 ようやく○度目の正直で、美しい八戸線の風景を行く国鉄型気動車の記録ができました。
 チンケなJR東の車両が入る前に、もう1度八戸線を訪れる機会はあるかな・・・・もうないか・・・

  オ マ ケ 

 今回の遠征に使用した車は久しぶりにハスラー。最近予約が取りにくくなって、仕方ないからタントでいいやとタントを予約していたら、なぜかハスラーが当たって、嬉しい?誤算でした。
 ちなみにこの軽2車種だけはヴィッツ・ノートなどと同じ普通車のSクラス料金なので、安いKクラスの料金で借りることは出来ませんが、それでもいいです。ヴィッツより快適なので。
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国鉄型を追って東北遠征+新潟

2017-09-10 |  出撃 at 東北地方
 昨年も9月の頭に北東北への遠征を行ないましたが、その時は583系のわくドリやお召し列車の訓練運転があり、それメインの出撃でした。
 今回はそういう特別な列車もなく、まぁあるのがカシオペア紀行ぐらいのものですが、メインは羽越線・五能線・八戸線で生き残っている国鉄型のキハ40系の記録がメインです。
 特に八戸線はまとまった休みを取ってその間の1日で訪問するようなプランでないと、なかなか行きにくい場所にあります。
 今回は9月1日の夜に出発し、96時間のレンタルで全行程を車で移動します。車移動なので最近は持たなくなった重たい一眼レフも今回は持って行き、強風など気象条件が悪くて動画が撮れない時に備えます。一眼レフの稼動は6月の三江線の出撃依頼の実に3ヶ月ぶりです。

 .9/2 撮影1日目 羽越本線
 国道19~117~8号(一部高速経由)のいつものルートで新潟に朝到着します。折しも台風が日本の東海上を北進していて、その影響で前日までまとまった雨が降っていたのですが、夜半には上がって、天気予報も「曇りのち晴れ」なので、ぼちぼちと撮影に入ることにします。

 10:57 まずやってきたのが8月にも来た、今川-越後寒川間のビーチです。前回は海水浴客がいたのですが、もう海水浴場としての営業?はしてないようで、砂浜に打ち上げられた海藻がそのまま放置されている状態でした。絵に描いたような美しい浜辺の風景は海水浴場組合の人たちが毎朝せっせと海藻やゴミ拾いをして美しさを保ってくれていたからの賜物で、シーズンが終わり掃除する人が居なくなるとこの有様です。
 天気もうっすらと太陽がのぞいている程度の中、海側から下りの4連気動車などを撮ります。

 昼からは蓬莱山の見える場所に移動、天気は急速に良くなってきました。
 ここの浜辺は岩がゴツゴツと出ているために海藻が打ち上げられることは少なく、自然に美しい砂浜を形成しています。

 14:00 ここでは14時台の下り列車を撮ります。
 浜に置きっぱにしたカメラの映像はこんなものです。
 撮影後は一旦村上方面へ戻ってきます。

 14:50 途中の間島-越後早川間で上りの気動車を撮影、海浜から狙おうか迷いましたが、線路の近くからの撮影にしました。
 次が本日のメインエベントです。

 15:52 村上-間島間の海側から下り列車を順光で狙うポイントへ来ました。まずはいなほが来ます。
 夏場の太陽が北側へ回る時期でないと多分撮れないと思います。まぁ冬場は海が荒れるのでなかなか来れませんが。

 16:28 10m程の岩に登っていなほ号を撮った後は、岩場に下りて見上げる形で次の普通列車を狙います。
 流木やゴミが打ち上げられていて、誰も手入れをしていない場所で、どうしても映り込んでしまうゴミを横へのける作業が伴いました。
 間島で撮影の後は、再び車を北へ走らせます。

 18:24 今日最後の撮影は、小波渡の海岸からの撮影です。
 ここも去年、お召し訓練列車の撮影で来た場所ですが、夕陽のキラリを期待したものの、残念ながら列車が来る15分前に日が雲隠れしそのまま日没しました。
 明日はカシオペア紀行の撮影で青い森鉄道沿線に出るのですが、7月の水害で大曲近辺は一部通行止めがあるため、一旦秋田へ出て46号経由で岩手県へ向かうルートを取ります。

 .9/3 カシオペア紀行+五能線
 今日は日曜日で、上野からのカシオペア紀行が青森県までやって来ます。
 高速で飛ばせば2発ぐらいは撮れるかも知れませんが、無理な追っかけはせずに、上下1本ずつ撮影すべく移動のプランを組みます。
 撮影場所は十分に日が当たりそうな青森県内で、順光が期待できる三戸-八戸間のどこかでということで、約20年ぶりにこの地域での撮影です。

 6:34 諏訪ノ平-剣吉間を通過する下りカシオペア紀行。
 昔583系を撮りに来たカーブの場所は草がボウボウに生えていたので、剣吉側に移動して、踏切手前の草が切れている場所で撮影。
 撮影後は車を青森方向へ走らせます。奥羽本線経由の上り回送列車を撮るため、浪岡・大釈迦あたりを目指します。カシオペアの回送を撮ったら、午後はそのまま五能線方面へ移動できます。
 青森まではずっと晴れていたのですが、弘前界隈に来たら岩木山から黒い雲が流れ込んできて、ちょっとヤバイ感じ、そして遂に雨が降りだしてしまいました。
 そこで車を更に走らせて秋田県側に移動します。
 結局大館を過ぎた辺りでようやく晴れてきたので、撮影できる場所を探します。

 13:14 糠沢-鷹ノ巣間を行く上りカシオペア回送列車。
 上り列車を撮る所は他にもあったのですが、今回は初めての場所で撮ることにこだわってみました。少し駅寄りに草が切れた所がありましたが、別カットの撮影の都合、この位置からの撮影としました。太陽が真正面から当たったので、側面は順光にならず。
 これで上下2本のカシオペアを撮影、その間一時降雨もあったりして移動ばかりしていたので、非常に効率が悪い1日になりました。
 まだ夕方までは時間があるので、車を西へ走らせます。


 15:38 五能線で海を入れて撮影するを探していたらタイムリミットとなり、この場所で撮影。
 線路際は草ぼうぼうの所が多く、特にこの時間から午後に順光で撮れる場所が少ないので、結局行く場所は限られます。

 15:59 今日の最後は先ほど撮った普通列車と岩館で交換して下ってくる、リゾートしらかみ5号を定番の鉄橋を下から見上げる場所で、道路から岩場に下りて撮影。残念ながら雲が出てしまいました。
 これで今日の撮影は終了とし、明日は朝から八戸線の撮影に勤しむため、一旦青森へ戻ります。

 9/4 八戸線の記事はまとめて次に掲載します。

 .9/5 撮影4日目 羽越本線とオマケに越後線で撮影
 今日は遠征最終日で、夜には地元に帰って車を返却しなければなりません。
 そのため撮影できるのは午前中のみとなり、あとはひたすら車を走らせるだけの半日になります。
 初日に午前中曇っていた羽越本線ですが、朝は海をバックに順光撮影ができます。と言っても、既に何ヵ所かで撮影済みのため、今回は全く新しい場所に訪問して見ます。吉と出るか凶と出るか。

 6:51 やってきたのは府屋駅から1kmほど北にある大川のPC橋を渡る朝1の新津行3連。
 川原から見上げる形で撮影。夏の終わりかどことなく秋の雰囲気が漂います。ここでは上下2本の気動車が5分以内にやってくるので、アングルを稼げません。いなほ+気動車2本撮って終了。村上方面へ走ります。

 8:56 続いてやってきたのは、直流の電化区間で、4連の気動車が来るまでに時間があるので、その間を利用して村上より南側の場所で115系6連を狙います。

 上の写真の追い撮り。順光で見るとやはりいいですね。たわわに実った稲穂が秋の太陽に照らされて黄金色に光ります。この風景も来夏もう1度見られるか分かりません。
 撮影後は急いで交流区間へ戻ります。

 9:28 初日に撮った間島-越後早川間に戻ってきて、午前中なので、バックに海を入れて俯瞰で狙います。
 少しカメラのパンが早目にしてしまったので、列車が追いついていませんが、その分海がよく見えています。
 これで一応予定の撮影は終了なのですが、帰り道にできれば越後線で115系を狙えるかも知れないので、越後線沿線へ寄ることにします。

 12:01 巻-越後曽根間を行く吉田行普通電車を捉えます。
 バイパスから給油のため国道8号の白根を経由していたら、そこからナビに従って走るとトンでもない道を指示されて、しかも途中の橋が通行不可、迂回の橋がまた遠いわでグルグル回っているうちに通過時刻に近付いてきて焦ったのですが、10分ほど前に到着。
 何とかオマケで越後線でも撮れて全撮影終了。あとはひたすら帰るのみ。

 今回は4日間とも、ほぼ天気がよく、爽やかな秋晴れに恵まれました。
 こんなに天気に恵まれたのも最近では全然ないという状況だったので、大変充実した感があります。もう次に行く機会があるかどうか・・・
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ダッサい四季島 追っかけたった

2017-06-17 |  出撃 at 東北地方
 今月は上旬の三江線に続いて2度目となる遠征に出てしまう事になりましたが、その行き先が磐越西線。
 これはJR東日本が誇るトランスイート四季島の1泊2日コースで甲信越→会津と抜けて上野へ戻るコースで、唯一の非電化区間である磐越西線を通るので、ここで撮ってみようというもの。もちろん四季島の車両を見るのは今回が初めて。非電化区間は早朝に走るため、この時期でないと撮るのは難しいので、当初は予定に入れてなかったものの、天気がいいこともあって、急きょ出撃することにしました。
 上野を出た四季島は中央東線を下ってくるのですが、広い場所で順光で撮れる所はあそこと、あそこと、あの辺りの3ヶ所ほどに限られるので、この時期なら光線もいいのですが割愛し、磐西1本に絞ることにしました。早朝から追っかけるので、もちろんレンタカーで行きます。

 1.霧に悩まされた上野尻-野沢
 下道を延々と走ってきたのですが、少し時間を食ったので、越後川口→安田間は高速で急ぎました。快晴の月明かりに照らされて明るい夜道だったのですが、津川を過ぎたとたんに霧に被われてしまいました。三江線でも朝は1ケタまで冷え込んだので霧がでたのですが、こちらは更に標高があるので霧が濃いです、これはヤバいかも。
 4時過ぎに上野尻の定番ポイントである細田新田踏切に着いたのですが、視界は20m程しかありません。それでも既に3人ほどの人が三脚立てて陣取ってました。
 暫くしたら少しでも視界がよくなるかな?と思っていましたが、一向に良くならないことから、諦めて車を進める事にしました。しかし、この先山都までは阿賀野川に沿って線路が走っているので、川から昇る水蒸気で視界が悪いのは分かっているのですが、僅かな期待をこめて。
 そして野沢方面を車を走らせて5分ほどで急展開。なぜかここだけ?霧が覆っていない場所があったので車を停めてスタンバイ。

 5:03 予想より少し遅れてやってきました。まさかの順光で捉えることが出来てしてやったり。
 画面右側奥の上野尻方面はまだ濃い霧の中のようで、あの中で撮ってる人たちは、ここの状況など知る由も無かったのでしょうね。
 1発目の予想外の展開で心に余裕ができたので、後はもう流しで追っかけるだけです。後ろから90km/h近い速度で煽ってくる関東ナンバーがいても動じません。
 そして少し走って尾登のカーブで追いつきかけたので、その先の川沿いの場所で左側にスペースができたある所を見つけて車を停めます。

 5:12 尾登-荻野の鉄橋を渡る列車を車の中からですが撮ります。
 まぁ大した写真でもないので1ヶ所には数えません。
 その後も列車の1~2分後を追いかける展開が続き、やがてバカ停する山都に到着します。

 5:27 山都駅で列車は36分間のバカ停をして、下り列車との交換待ちをします。
 この停車時間を活かして、駅のホームに入ってみたものの、先頭がホームからはみ出るため、編成写真は残念ながら撮れません。

 2.雲にやられた一ノ戸川鉄橋
 山都駅での道草も程々にして、次の撮影地へ向かいます。場所は勿論、一ノ戸川の鉄橋です。
 この時期、早朝だと、北側の山からの俯瞰(ほとんど鉄橋と同じ高さのレベルですが)撮影が出来るので、淡い期待が持てます。

 6:03 期待も虚しく、陽の当たらぬ鉄橋を渡る姿を捉えます。
 背後の上空に雲が無いので、明暗差が大きい露出泣かせの光線下でした。絶対日頃の行いの悪い奴がおるで。
 列車は次の喜多方でも1時間弱の停車時間があるので、更に車を走らせて先回りをします。

 3.電化区間の田んぼの中で待つ
 喜多方からは電化区間に入りますが、単線なので被りも心配もなく、会津盆地の開けた田んぼで待ち構えることとします。

 7:16 会津豊川-姥堂間の田んぼにて。田んぼの西側には6台近くの車が止まっていて、10人近い人が構えていましたが、架線柱はかわせるものの、影側になるので、私は光線状態がマシな東側から狙うことにしました。
 これで追っかけは一旦終わり、只見線の会津高田付近へ寄り道をして気動車を1本撮ってから、猪苗代へ向かいます。

 4.締めはやっぱり磐梯山バックで
 四季島は会津若松で4時間近く停車した後、11時過ぎに郡山へ向けて出発するので、かなり時間的余裕がありますが、動き出したら磐越西線内での追っかけは難しいので、狙えるのは1ヶ所のみです。
 最初は磐梯町-翁島のS字カーブに来たのですが、側面が影になる可能性があるので、風が非常に強かったので、この場所は回避して、こちらも定番の猪苗代-川桁間で狙うことにしました。
 列車の通過まで1時間以上ありますが、既に10台以上の車が止まっていて、やはり定番撮影地は人気です。
 風も少しだけ弱まった感があり、決めかねていたアングルもようやく通過15分前に決定していよいよ列車の通過待ちです。ここで何と乱入者が。まさかの乱入に慌てて一眼レフの位置直しをしましたが、車は右側に写っていました。動画の方は広角なので回避できず、白い車が写ったままで撮影せざるを得ません。
まさかの通過2分前でこの場所に乱入されると、この距離だとオーイと叫んでも相手に聞こえません。
 本当に老人は害ばかり与えますな。

 12:05 線路脇にいる撮影者に対して、少し長めの汽笛を鳴らして通過していきました。
 ここでは景色重視なので、列車の占める大きさはこんなもんでいいです。
 何せ糞ダッサ~いデザインの車体なので、「四季島と磐梯山」これで結構です。
 これで追っかけ撮影は終了。このあとはもう1つのお楽しみのため、北へ向かいます。

 5.日本海側へ向かう
 磐梯山を北へ抜けて米沢市へ入り、ひたすら北へ向けて走ります。
 寒気の通過に伴い、北東北~北海道は雨も降る芳しくない天候でしたが、夕方近くになるにつれ、ようやく天候が回復しそうな期待があります。
 車は新庄に差し掛かった頃から上空は雲が多くなってきましたが、雨の心配はないようです。このまま天気が持ってくれるといいですが。
 そして17時半過ぎに目的の場所に到着しました。黒い雨雲が東の方へ流れて行き、僅かに明るくなってきましたが、陽が当たることはありません。そして

 18:03 遠くに一筋の銀色の帯が、そうですカシオペア紀行の回送列車です。
 ここは吹浦-女鹿間の釜磯の撮影地で、前回来た時は3人ほどが立てるスペースしかなかったのですが、私が紹介したからか、すっかり周囲は刈り取られて、20人近くが余裕で立てる場所になっていました。

 日本海側でカシオペアを撮るのは初めて。
 カン無しですが、編成を入れての俯瞰写真ならほとんど気にならないレベルです。
 この1本のために、わざわざ猪苗代から240km走ってきました。
 これにて終了~、としたい所ですが、翌12日は5/5出勤分の代休日だったので、ゆっくり帰路に就きつつ、途中で撮影がてら帰ることに。

 6.115系三昧の信越
 長岡近辺で仮眠し、夜が明けたら薄っすらと晴れていたので、まだ撮影していない新しい場所で撮ることにして柏崎市内まできました。しかしここで天気予報が当たってしまい、だんだんと雲が厚くなってきました。

 7:56 直江津発の長岡行きの快速列車です。
 撮り終えて車を動かし始めると、ポツポツと雨粒が落ちてきました。
 やがて前が見難いぐらいのザザ降りとなったため、新井快速の撮影は諦め、長野県側へ移動します。
 山を越えて長野県側へ入ると、ウソのように天気が良くて何とも不思議な気分。

 但し風がすごく強いので、特撮は諦め、まずは上りの長野行きを撮ります。
 メインはこの後の下り列車ですが、少し風が弱まったので、場所を移動します。

 11:33 来ました!復活初代長野色。
 先月の復活湘南色に続いての2編成目です。これで115系の撮影は終わり、あとは名古屋へ向けて戻るだけでしたが、途中でちょうどいい時間に坂下付近を通りかかったので、国道19号から外れて市道へ。

 16:31 一度撮ってみたかった、中央西線夕方に下り列車が順光になるポイントでの撮影です。
 機関車こそ一般更新色ですが、国鉄色が落ち・減便が始まった現在はこの更新色の列車ですら貴重な存在になりつつあるので、見つけ次第、撮っておく必要があります。

 これで四季島+αの撮影行が終わりましたが、やっぱり四季島のダッサいデザインに腰が抜けそうでした。7月初旬に北海道へ遠征して四季島の撮影をすべく、休暇を取る予定でしたが、もう行くのはやめる事にしました。1度ぐらいは北海道でも四季島を撮っておきたいですが、別の撮影と抱き合わせで入れないと、これだけのために行くのはさすがに勿体無いですわ。
 いよいよ梅雨の後半になって、雨天の予報が続くので、7月半ばまで遠征は見合わせかな?
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こんな所にむすび丸が

2017-04-28 |  出撃 at 東北地方

 むすび丸といえば、宮城県を代表するキャラクターで、鉄道ファンならJRの駅名票にいるのを見かけて知っていると思います。
 上の写真はどうしても電車の方に注目が行ってしまいますが、しっかりとむすび丸も写っています。

 仙台で泊まって翌朝駅に戻ってきてびっくり!

 何と、むすび丸が道路工事のバリケードになっているではありませんか。
 キャラクター物のバリケードで有名なのはハローキティーちゃんのやつですが、まさかむすび丸がバリケードになってるとは思いませんでした。
 このむすび丸のバリケードの面白いところは、

 なんと、反対側がちゃんと背中を向いているということで、この辺は愛嬌をこめて、ちょっとした遊び心で作られています。

 東北の観光客誘致と産業振興、そして何よりも復興に向けて元気をつけるシンボルのむすび丸も道端で健気に頑張ってま~す。
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気仙沼線BRTに久々に乗る

2017-04-17 |  出撃 at 東北地方
 3日目(4/6)は気仙沼線のバス(BRT)区間に乗って気仙沼まで行こうというもので、前回訪れたのは震災から1年半後の2012年10月に訪れており、その時以来4年半ぶり(気仙沼から盛方面へは3年前の2014年4月に行っています)となります。
 この2012年10月に気仙沼線BRTに乗った時は夕暮れが早くて歌津以南は日没で真っ暗だったので、今回は日中の明るい時間帯に全て走破します。

 .仙石線で朝連
 前日も夕方に仙石線で撮影をしたのですが、石巻線の列車本数が少なくて、早朝は動きにくいことから、それまでの時間を利用して仙石線で再び撮影することにしました。
 石巻を朝6時過ぎに出る2番電車に乗り、陸前大塚で下車、東名・野蒜への内陸線路移設区間で撮ることにします。ここは不通区間時代にバスで2度・昨年4月には仙石東北ラインで通っており、完成後に一度撮ってみたいと思っていた場所でした。

 最初に撮ったのは、その付け替え区間で、移設された東名駅へ向かって築堤を登る列車を撮ります。前ここの辺りに駅で降りて歩いて来たのは、まだ現役で103系が走っていた1987年なので30年ぶりの訪問となります。

 続いて陸前大塚駅へ戻ってくる時に、護岸を修復・路盤かさ上げ・堤防新設された場所を走る列車を撮ります。
 さて、そろそろ寄り道もこれくらいにして、本題の気仙沼へ戻るとします。

 .BRT全区間を乗り通す

 石巻を9時台の小牛田行に乗り、乗換駅である前谷地で下車します。
 前回の乗車時はBRTは柳津が起点だったのですが、現在は1日10往復が前谷地まで直通して運転されており、利便性を高めています。

 前谷地駅の駅前にBRTの発着設備が設けられています。
 すでに10:07発のバスと思われる車両も待機しています。
 
 20分ほどホーム上で待たされて、ようやく発車の数分前になってバスが動き出して乗り場に到着。この辺がサービス心の無さを物語ってますな。暖かかったから良いが、寒い日なんかはたまらんでしょう。
 バスは10:07前谷地を定刻に発車します。乗客は旅行者3名と、爺さん1名の4名のみ。

 しばらくは北上川の堆積平野を走ります。周り一帯は田園地帯が続きます。
 線路が見えないようですが、バスは線路からは離れた県道を進んでいるためです。

 35分走って鉄道の終点駅である、柳津駅に到着します。前回はここでBRTから列車に乗り換えましたが、今回は逆方向でしかも直通です。ここで爺さんが降りて、替りに婆さんが乗ってきて乗客4名は変わらぬまま。
 
 柳津を出るといよいよ国道45号線を走ります。しばらくすると線路が近付いてきます。
 この辺りは内陸で、津波の被害も受けていないので、次の比較的人が住んでいる集落のある陸前横山まで列車を走らせれば良いものを、折返し設備の問題で・・・などと口実を付けて走らせないのでしょうかね。鉄道事業を辞めたがってるようです。

 山を越えて1駅先の陸前戸倉を出ると、いよいよBRT専用区間に入ります。
 この駅周辺から周りの山肌が違って見えます。この辺りまで津波に被ったんでしょうか。
 
 BRT専用区間に入ってほどなく海が見えてきて、すぐトンネルに入ります。
 自動露出なのでトンネル内が明るく写っていますが、実際は真っ暗に近いです。

 トンネルを出ると右手に真っ青な三陸の海が広がります。こんなに天気の良い三陸の海を見るのは久しぶり。その先には南三陸町の姿も見えてきました。

 南三陸町に入ってきました。もう旧志津川駅がどの辺りにあったかも分からない模様で、バスのルートも前回と変わっていて、線路跡を越えずに海側に進路を変えるようです。

 11:10 志津川に到着。以前は内陸の志津川高校より北側にあったようですが、今は国道から海側に入った見渡す限りの更地の中に立っています。後々何らかの建物ができるのでしょうが。
 ここから数名のスーツ姿の乗客を乗せて出発。

 11:30 歌津に到着。ここから次の陸前港まではまたBRT専用区間に入ります。

 次の蔵内付近でまた海が見えます。この辺りは海側に出たり入ったりを繰り返します。
 
 本吉町に入って来ました。津谷川を渡る前で気仙沼線の高架橋をくぐります。
 津谷川を渡ると、背後に新しい橋脚らしきものが見えます。鉄道?いや違うようです。

 11:50 本吉に到着。ここで3分間の停車。ここで初めて道路上以外での対抗BRT車との交換。
 高校生が数名乗ってきて、車内は20名弱ぐらい、少し混んできました。

 右手に美しい大谷海岸が見えてきました。
 2007年にここを〔リゾートこがね〕で通ったのですが、もうそういう光景は見られないのでしょうか。

 大谷海岸に到着。 美しい海岸が広がったこの駅近辺は今は堤防工事のため、全く海は見られません。延々と続くブロックのみの光景が広がります。

 陸前階上駅の手前から再びBRT専用区間へ。ここの駅でも下車した思い出がありますが、今はその脇を通過していきます。
 
 次の最知を過ぎてしばらく最後のBRT区間を走行した後、国道45号に戻り、気仙沼の市街地に入ります。
  
 本吉から約30分ほどで気仙沼に到着します。
 
 気仙沼にほぼ定刻に到着。前谷地からの2時間半の乗り通し旅が終わりました。
 大きな荷物なので途中下車はしなかったのですが、またの機会には途中下車してみたいですね。

 気仙沼の駅の中にある案内表示板。
 BRTが幅を利かせており、列車はオマケのような存在です。

 2ヶ所ほどで撮影
 気仙沼線BRT区間に当然列車は走っていませんので、午後からは列車を撮りに別の場所へ行きます。別の場所へと言っても、列車移動なので非常に効率が悪く、どこで撮ろうか?
 取りあえず大船渡線の気動車を撮ることにします。次の列車は14時台までない。

 気仙沼駅に着いたのは12:40頃、さてあと1時間半の間でどうするか?

 そうです、これを使います。
 一ノ関-気仙沼間を結んでいる岩手県交通のバス。ほぼ1時間おきに走っているので、トイレの心配がなくてボロくてもよい人はこれで先回りが出来ます。

 やってきたのが1駅先の新月駅、鉄道の1駅でもバスだとだいぶ時間が掛かり、運賃も倍近い値段が掛かりますが、先回りの為なので仕方ありません。

 しかし歩いて撮影地を探すには時間が足りず、結局駅から割と近い場所で撮影して終わりました。
 大船渡線はまだまだ撮れる場所がありそうですが、訪れるには遠い。
 今撮影した列車が気仙沼で折り返してくるので、それに乗って一ノ関まで乗ります。

 次に来たのが東北本線の新田駅。
 かつてはここから栗原電鉄が出ていたのですが、電車時代に1往復乗っただけで、気動車になってからは乗らず仕舞いで終わったものです。

 駅の北側で下りの貨物を撮影。
 別にどういう特徴もあるわけでもないのですが、天気も悪いしほとんど時間つぶしのようなものです。駅へ戻るとポツポツ降り出しました。
 新田駅で降りたのは、ここ始発の直通の仙台行きがあるため、これに乗れば乗り換えなしで仙台まで行けるからでもありました。

 明日(4/7)は最終日。東北は天気が悪い模様なので、関東まで下りてそこで考えます。
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常磐線の復旧区間に乗る

2017-04-11 |  出撃 at 東北地方
 常磐線の原発不通区間より仙台側は、原発による被害回復以外に津波被害を直接受けたことから、仙石線と同様に一部区間に於いて線路を海岸から離して内陸側へ移設する工事が必要で、その距離も長くなることから長い年月を要しました。
 この不通区間は昨年4月に岩沼-浜吉田間のみ乗りましたが、途中にバス代行区間を挟んで相馬-原ノ町など一部だけ列車が走っていました。
 今回は昨冬に浜吉田-新地間を内陸へ移設する工事が完了して開通したのに続き、原ノ町以南の浪江まで開通して、バス代行区間が原発周辺の区間を残すのみとなったことで、かなりの復旧感はあると思います。

 浪江の町の状況を見た後に、駅の北側にある踏切へ、真新しいピカピカの支持具が太陽の光を反射しています。
 1枚走行風景を撮りたかったのですが、浪江での折返し時間が9分しか無いため、撮影は諦めて駅へ戻ります。

 駅へ戻ってくると、いつの間にか数名の乗客が待っていて(当たり前か)列車の到着時には総勢20人程度になりました。意外と乗客がいる?
 
 駅の入口には営業時間の張り紙がしてあり、11時~19時以外は無人になるようです。
 なお駅の中には近距離切符だけでなく、指定券も買える券売機まで置いてありました。
 ここを走る列車は全て普通列車なのに、どれ程の需要があるのか分かりません。
 
 原ノ町からの折返し列車がやってきました。
 ここの浪江駅もそうなんですが、何故か駅舎の直ぐ前の1番線を使用しないで、反対側のホームを使うのが不思議でなりません。竜田もそうですし、かつて広野などもそうでした。

 12:17 いよいよ仙台へ向けて電車が走り出します。
 糞電車701系で、しかも窓がドロドロに汚れていたので、先が思いやられます。

 次の小高で下校の高校生を乗せて、ほぼ満席に近い状況で原ノ町に到着。
 この電車は原ノ町で時間調整のため19分ほど小休止。

 相馬の2駅先にある新地駅で下車し、駅の南側の線路付け替え区間で撮影します。
 この辺は津波に襲われて、E721系が紙くずの如く潰れ、新地駅は跨線橋を残して跡形も無く流された場所です。
 線路の移設がここだけ難しかったのか、津波で被災した元駅の場所からは山側に100m程しか移転できませんでしたが、代わりに海側に堤防を兼ねた道路が建設されており、以前と景色がまるっきり変わっています。
 かつての新地駅の南側の踏切を通って発電所まで車で走った風景も全くガラリと変わっているようです。

 新地から次の電車に乗り、いよいよ付け替え区間を走ります。
 
 新地を出ると、かつての海沿いから内陸側へ進路が進み、丘の中を切り通しで走る部分などもあります。堤防道路に守られる形になるため、海は見えません。
 
 海から最も離れた辺りで高架線路になり、山下駅に到着します。
 この界隈では最も乗降が多い駅です。
 
 山下駅付近の高架から東を見ると、海側へも家が建っていて、この辺は大丈夫なのでしようか

 あと驚いたことに、途中に踏切が複数ヶ所あります。新線建設時には踏切の設置は認められないのですが、この区間は震災による付け替えということで特例で踏切の設置が認められたのでしょうか?

 そうこうするうちに付け替え区間が終わって、去年来た浜吉田駅に到着。
 高架区間をあっという間に抜けてしまった感があります。


 仙台に到着後は、仙石線の電車に乗り、松島湾沿いに走る列車を撮影。
 ここも津波の被害でバス代行になっていた区間が復旧した場所ですが、こちらは常磐線よりは一足お先に復旧しています。

 今夜は石巻市内で滞泊。明日4/6は約5年ぶりとなる気仙沼線BRTに乗ります。
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フクシマで ドキドキ体験 バス代行

2017-04-10 |  出撃 at 東北地方
 いよいよ代行バスに乗る
 
 竜田駅前からいよいよ代行バスに乗ります。不通区間全区間を乗れるのは1日2往復だけ。
 バスを運行しているいのは地元の浜通り交通が担当します。
 
 大きなバッグをトランクに預けてバスに乗り込みます。
 しばらくするとJRバス?みたいな車両が、これも浜通り交通のバスです。
 ここで1人の乗客が問題行動を起こします。
 1番前の列の左側席は添乗員用の席なのですが、そこにカメラを持った60台位のオッサンが座って動きません。
 添乗員が「ここは業務用ですから」と言って注意すると、60爺「じゃぁ補助席を出す」 添「席が空いているので補助席は出せません」とひと悶着。
 その間にも9:54に到着した電車から次々とリュックを背負った客が必死に目を見張るように座席を探しながら乗り込んできます。
 こういう輩を相手に毎日大変だなぁ添乗員さんも。平日でこの有様ですから。
 先ほどの60爺は、結局見かねた80歳位の心臓が悪いという婆さんが最前列の席を譲ってそこへ座わり解決? この60爺、「東京から来たので・・・」だと。やっぱり東京土人はこんな輩ばっかですな。
 
 バスはほぼ定刻に発車。なぜか駅の東側から砂利道を抜けるようにして町道を走ります。
 前面ガラスには何か張り紙が。そんなにマナーが悪いのか?
 添乗員説明によると「車内で乗客を撮らないで」ということで、そんな写真撮って何になるのかと思うが、張り紙をしなければならない程、劣悪なマナーなんでしょうね。関東の土人たちが乗るので悲しいけど仕方ありません。
 
 細い町道を進んで舗装道路に入り、国道6号へ進むようです。
 その辺りで、前方から液晶モニタが降りてきました。

 バス車内における空間線量をリアルタイムできるモニタを表示するものです。
 見たところの線量は 0.07 と、外の線量の半分ぐらいの線量です。

 しばらく走ると富岡の町に近付きます、福島第二原発の横を通って、6年半前に来た撮影地の脇を通ります。
 後ろに見えているのは三菱の工場で、震災の半年前にここに立って撮影した時にはなかったように思えます。
 
 富岡駅前に到着し、乗客1人を乗せて出発。
 出発直後に富岡止まりとなる、先ほどのJRバスもどきの車両とすれ違います。
 
 富岡の町を走っている時に所々常磐線の線路が見えましたが、コンクリートで補強の工事が進んでおり、これは復活の兆しを物語っています。
 
 竜田の町を抜けて、車窓には除染された貯蔵物の堆積された光景が広がります。
 空間線量もかなり上がってきました。
 
 ここから帰還困難区域に入ります。
 いつの間にか添乗員さんもマスクを付けていました。バスの車内も半数ぐらいがマスクを付けています。ありゃりゃ、これはヤバいの?線量もぐんぐん上がってきました。どれぐらい上がるんだ?
 
 帰還困難地域では、国道6号を通過するのが原則で、脇へは入れないように全ての入り口に柵が施されて、交差点から入る道路には検問の係員が立っていて許可証が無いと入れないようになっています。
 いよいよ福島第一原発のある大熊町に入ってきました。
 
 車窓右手にある、あの辺が原発かなぁ?というレベルで見えてきます。
 線量計の値が更に上がり、心臓がドキドキしてきます。この値は未体験ゾーン。
 
 原発への入口は1つを除いて封鎖されているようです。
 もう少し走ったところで、発電所建屋の辺りでしょうか?作業をするクレーンが見えます。
 
 原発から北へ3kmほどにある双葉町に入りました。
 ここも脇道は封鎖されており、店舗などが廃墟となっています。
 
 双葉町を過ぎた辺りで、車窓左側に新たな発見が。
 保線作業車ですね。確実に復旧へ向けて力強く動いているようです。
 
 しばらく進むと帰還困難区域も終わり、道路脇の店にも車が止まって賑わいが見えてきました。
 でもよく見ると、お客さんで賑わってるのではなくて、復旧工事の建設関係者の車で駐車場がいっぱいになっているだけのようでした。
 程なくして国道6号から左折し、浪江駅へ向かいます。
 
 浪江の町をしばらく走り、浪江駅に到着。添「電車が好ぎな方はここで乗り換えで、先を急ぐ方は終点の原ノ町で乗り換えて下さい。」
 結局降りたのは私を含めて3人だけで、残りの30人程は原ノ町まで乗っていきました。
 
 バスは浪江駅を定刻に出発して原ノ町へ向かっていきました。
 駅前にある線量計の値は 0.277。 竜田駅の倍の線量があります。やはり線量の問題で竜田よりも浪江の方が復旧が遅れていたということでしょうか?
 
 ちょうど駅前では町長や管理局長?を呼んでの復旧セレモニーが行なわれていました。
 少し町の中へ歩いてみることにします。
 
 避難所となる公園ですが、誰も公園を使うことなく草が生えた状態。
 その近くの幼稚園ですが、門も倒れ、草が生い茂っていました。
 周囲にある建物も無事なようですが、良く見ると「解体待ち」の白札が立てられている物が多く、復興が全く進んでいないようでした。

 ここまでの1時間ほどの間に、いくつものドキドキがありました。
 あなたもこのバス代行でドキドキ体験してみませんか? 平日でこれですから、土日は避けた方がよいでしょう。
 浪江から先は次の記事に続きます。
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名古屋~水戸~仙台 久々に乗る

2017-04-09 |  出撃 at 東北地方
 4月に入って待望の常磐線不通区間が浪江まで開通しました。そこで去年は415系の撮影を優先したために訪問しなかった、常磐線のバス代行区間に今回は乗って、竜田~浪江間やその北側の線路付け替え区間を含めて浜通り地方を訪れることにしました。一眼レフは今回もお休み。写真は全てコンデジorスマホによるものです。
 
 かつてED75や455系が現役だった頃、名古屋-仙台間は時々水戸経由で行き来していました。尾張藩・水戸藩と伊達藩の3都市を経由する、言わば黄金ルート(勝手に名付けてます)を通るものです。誰ですか?日本3大〇〇の産地とか言う奴はw 水戸だけ合ってます。
 青春18きっぷでしかも仕事を終えて昼頃の出発のため、1泊2日の行程になります。

 例によって静岡地獄ですが、浜松-静岡だけ211系3両の混雑でしたが、他は平日という事もあって比較的空いていました。全て思い通りの座席に座れて静岡地獄は楽々クリア。
 熱海に着くと、リゾート21がこんな色になってたのですね。知りませんでした。

 熱海から水戸までは距離が長いのでグリーン車2本乗り継ぎます。
 相模湾は晴れ。移動中に晴れなのは勿体無い気がします。

 この日は結局水戸から先へ乗り継いでいわき市内で滞泊します。
 水戸からのアンカーはお寒い走ルンですE501系で1時間半の苦行でいわきに到着。

 いわきから更に北上

 いわきを朝出発して、竜田行きの列車に乗ります。
 広野町に入ると右手に太平洋が見えてきます。去年は広野で下車してこの場所で415系を撮りましたが、もう415系はいません。

 竜田駅まで行かずに、ひと駅手前の木戸駅で下車してみました。
 
 木戸駅といえば、楢葉町の中心に近く、意外と下車客も多かったのですが、下車客が去れば駅前は人の姿は全く見当たらないほど閑散としています。
 観光案内の看板左下にある線量計は0.111μSV/hと、去年来た時よりも下がっています。

 木戸で降りたのは、乗ってきた電車が竜田で折り返して来るので、それを撮るためです。
 木戸駅から南へ歩いて10分程の場所で、ちょうどいい感じの場所がありました。
 代行バスの時間までは1時間以上ありますが、次の竜田行きの電車に乗ると、バスへの乗り継ぎ時間が10分ほどしかなく、歩いても40分程なので、竜田駅まで歩きます。
 
 9:40ごろに竜田駅に到着。
 駅の東側にあった桜の木1本だけが、なぜか満開に近い咲きっぷりでした。

 1年ぶりに竜田駅の中に入ります。
 線量計の値は 0.138、去年来た時よりもだいぶ下がっています。着実に除染が進んでいるようです。

 代行バスに乗るところは次の記事に続きます。
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八戸線でいろいろ列車撮影

2016-09-10 |  出撃 at 東北地方
 わくドリ撮影で遠征に来ると、中間の土曜日に何をしようか迷うところです。
 既に由利高原・秋田内陸縦貫・五能線などは撮っているので、思い切って東側へ出て八戸線の撮影に行くことにしました。
 八戸線はなかなか行きにくい場所ですが、キハ40系が残っていることと、ここでしか走っていないキハ110系TOHOKU EMOTION が走っているので、少し遠くなりますが出掛けることに。
 天気予報も朝晩りますが、日中はるでしょう。とまずまずの予報なので期待。

 1.鮫-陸奥白浜間
 八戸線は鮫までは市街地を走るのですが、鮫を過ぎるとウミネコで有名な蕪島を見ながら海沿いの景色のいい場所を走ります。残念ながら線路脇の木々が伸びていて、手軽に撮れるポイントは少ないのと、衛星写真上で撮れそうな場所を見つけても、立入禁止の鎖が掛かっていたりして、入れないようになっています。

 ここでのハイライトは葦毛崎展望台からの撮影で、実際に来て見ると、手前の岩が邪魔をしている感があるので、この展望台からは撮らずに、前の岩の下から撮ることにします。

 最初に来たのが426Dで、赤帯+タラコの2両編成。八戸方面のラッシュ時にかかるのにたった2両とは。
 そういえば今日は土休日でした。

 続いて下りの425Dが来ます。こちらはオール赤帯の3両編成でした。晴れてればなぁ・・・
 遠巻きに見ると、かつてのキハ58系で乗った時の八戸線の光景が甦ります。

 2.三陸鉄道もついでに撮影
 次に撮影するTOHOKU EMOTIONの通過までだいぶ時間があるので、少し足を伸ばして三陸鉄道の撮影をします。
 三陸鉄道はあの有名な鉄橋などで去夏撮っているので、今回は復興工事が行われている風景を俯瞰+特撮で1本撮ることにします。

 陸中野田-野田玉川間は津波の被害を受けて、海側に大きな堤防を建設中です。
 規模が大きな堤防のため、震災から6年目を迎えた現在も延々と工事が続けられています。
 ここでは定期列車2本と、その前に来た団体列車の合わせて3本が撮れました。

 3.宿戸-陸中八木間
 三陸鉄道を撮った後は再び八戸線の沿線に戻ります。
 次にやって来るのは、初めてお目にかかるTOHOKU EMOTION で、基本的に土休日を中心とした八戸線でしか走っていないので、一度撮りたかった列車です。

 ここは海岸沿いに曲線状の線路をぐるりと回っていく場所で、望遠~広角で何ショットも撮れる場所です。
 まず奥の場所を望遠で狙います。

 続いて手前に来たところを、広角で狙います。
 また追い撮りでSカーブ状を行くシーンも撮れます。

 4.有家-陸中中野間
 TOHOKU EMOTIONを撮ったあとは、続いて下りの普通437D(うみねこ車両で運転)がありますが、1時間程度あるので、場所を移動することにします。これが車移動のメリットですね。

 陸中八木で437Dと交換となる上りの442Dが先に来るので、有家駅前の踏切近くで待機、そこへ2連の40系がやってきました。
 下り列車までは12分あるので、久慈方に移動します。

 下りのうみねこ号がやってきました。
 これは望遠レンズで有家駅の北側を行く姿を撮ったものです。

 有家駅を過ぎて少しレンズを引いて、1ショット撮り、さらに手前の築堤を行く姿を広角で撮ります。
 私のすぐ近くに2羽のウミネコがいましたが、人を恐れることもなく、平然と止まっています。写真右下に写っているのが分かるでしょうか?

 5.再び鮫-陸奥白浜間で撮影
 うみねこ号撮影後は八戸方面へ車を戻るように走らせます。
 これも一度訪れてみたかった鮫角灯台からの撮影をするため、朝撮影した場所まで戻ることになります。

 やってきました鮫角灯台。実際に夜は灯りを灯しています。
 ここは冬場を除く土休日には灯台内部を開放していて、灯台の上まで上がることができます。
 狭い螺旋階段を息を切らせながら登ります。デブには多分無理なぐらい狭くて急な階段です。

 ここで上りのTOHOKU EMOTIONの通過を撮影。
 ようやく天気が良くなってきて、うれしい晴れを頂きました。しかし風の強いこと強いこと。

 次の下り普通443Dは灯台下の敷地から撮影することにしました。サイハテを行く感がたまりません。
 これで上からと下からの見え方の違いが少し分かるでしょうか?

 6.八戸-長苗代間
 八戸線撮影の最後は八戸市内の田んぼを行く姿で有名な定番撮影地の、八戸-長苗代間へ来ました。
 わナンバーの車も2台ほど見掛けたので、やはり有名な場所なんだなと感じさせられます。

 しかし実際に着いてみると、草はのびのびになっていて、きれいに撮れる場所がありません。
 おまけに黒い雲がやってきてしまいました。上りうみねこ号と上下の普通(写真は下り449D)2本を撮って終了。
 これで朝から1日がかりで巡った八戸線の撮影が終わりました。
 夏の三陸らしい、東風の影響で雲が広がる天気に見舞われたので、次は春ごろに再訪したいと思います。
 明日は早朝からわくドリ狙いで場所取りするので、これから山形県まで6時間ほど車を走らせます。
 翌日のわくドリの撮影模様については1つ前の記事をご覧下さい。

 2017年9月に再訪しました。こちらで新しい記事を見られます。
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E655系お召し訓練運転・わくドリ撮影

2016-09-06 |  出撃 at 東北地方
 9月最初の出撃はかねてから計画していた583系のわくドリ撮影のため、羽越本線・奥羽本線界隈に出て、間の土曜日は八戸線の気動車を撮影することにしていて、予め有給休暇も2日取って前日の9/1から出発しました。今回は全行程自動車です。

 .まさかの獲物捕獲
 9/2(金)はわくドリは青森を夕方に出るので、それまでに青森に入ればよく、朝のうちは羽越本線のキハ40系を撮影することにして、ロケハン。
 9月ともなると山影になって海を入れての撮影が難しい状況だったので、庄内平野に移動して、稲穂の実る田んぼの中を行く風景を撮る策に変更、鶴岡市内で8時頃まで撮影を行います。
 場所は羽前水沢-羽前大山の直線で、羽前大山と言えば、カーブで望遠日の丸写真するのが有名らしいのですが、せっかく庄内平野にまで来て日の丸写真とか馬鹿なことはしません。
 この区間は7時~8時の1時間の間に40系気動車が3本もやって来るので、とても効率よく撮れます。

 最初は下り列車が2本続けてやって来ます。こちらは1本目の221Dで、タラコ+国鉄急行色もどきの2連でした。
 22分後にやって来る821Dも撮って、20分後にやって来る上りの822Dを撮るべく、アングルをセットし終えて場所を離れていると、いきなり「下り、接近」の警報が入りました。
 あれっと思い村上方を見ると、白いヘッドライト2灯の黒っぽい車体がやって来ます。

 慌ててカメラを下り方にセットして撮りましたが、一番広角側にセットされていたので、ちょっと小さく写ってますが、TR車を組み込んだ6両編成は初めて見(撮り)ました。

 こちらはケツ撃ちで撮った側で、御用車の菊の御紋章の位置が四角い凹みになっているのが分かります。やはり本運転の時までは取り付けずに走るようですね。一応目的が運転士のハンドル訓練ですので。
 この車両、訓練で新津に来ていた事は知っていましたが、まさかこの時間にやって来るとは思っておらず、嬉しい獲物の捕獲となりました。

 そしてこちらはその10分後にやって来た上り822Dで、長い4両編成です。
 赤新潟色全部揃ったら、凄いことらしいのですが、そう簡単には揃いません。

 車を青森方面に移動させて、余目の手前で、もう1本40系気動車を撮ります。9時台の上り824Dは2両ともオリジナル新潟色でした。
 10時まで待ちましたがE655は動きそうにないので、このまま青森方面に向かいます。

 .メインのわくドリ撮影へ
 上りわくドリは青森を夕方にでることから、チャンスは1度しかなく、しかも10月を回ると日没の早い北日本のため、撮るチャンスすらもないので、この秋に確実に押さえておきたいところです。
 その上りわくドリの撮影場所ですが、今日は天気がすこぶる良いので、川部-北常盤の直線で実った稲穂を入れて狙うことにします。雲が出たら大釈迦とも考えましたが、今日はその必要もないようです。
 
川部に1時間ほど早く着いたので、りんご畑の中を行くリゾートしらかみを狙いましたが、直射日光が強すぎて、リンゴがはっきり写ってませんでした。
 五能線のキハ40系も撮って、いよいよ撮影地に移動します。ちょっと時間が押してきたので、少し急ぎます。
 途中、田んぼの畦道で前輪を転落させた鉄ちゃんカーを発見しましたが、運転者はどこかと電話してるようなので、多分JAFを呼んでるなと思い、そのまま通過、その先にある踏切近くに到着、既に10名近くがスタンバイしていました。

 17:17 わくドリの1本前をアングル確認用の上り普通が通った後、いよいよ本番です。
 光線状態もバッチリで、雲1つなく・・・はないですが、まぁ大丈夫でしょう。

 3つのライトを輝かせて583系がやって来ました。
 夕陽を浴びて夜のお仕事に就く女王様(←この表現やめぃ!て言われそうw)の姿は何とも美しい。去年は夕方時に意地悪する雲の被害に遭いましたが、今回はばっちりの光線です。特撮も行い満足満足。

 無事に撮り終えて青森方向へ走り出すと、あれ、先程の事故車、まだ転落したままで、パトカーが居ます。パトカー呼んでも救出されずに事情聴取されるだけなのに。それとも救出不可としてJAFに見捨てられたのかも知れません。いずれにしよ日暮れは間近。夜までにこの車が脱出できたのかは分かりません。
 「他人の不幸を喜ぶのか?」という意見もありますが、草深い畦道に無理をして入って行くなという自戒の意味も込めて、肝に銘じたいと思います。

 どっぷり日も暮れて、青森まで行く途中の大釈迦に寄って、たらポッキ温泉に浸かって汗を流します。先月もここへ来ましたが、この温泉に入ってから手荒れがすっと引いたので、青森に来たら立ち寄るポイントと化してしまいそうです。

 翌日の9/3(土)は、八戸線方面の撮影に出ましたが、こちらは別記事として後日に掲載します。

 .下りわくドリ再び追っかけ撮影
 さて最終日の9/4ですが前回同様に羽越本線内で1ヶ所撮って追っかけて奥羽本線内で1ヶ所撮るという、あけぼの号からのパターンで撮ります。
 今回も海をバックに1ヶ所目は確実に押さえたいので、3ヶ所追っかけはせずに小砂川でじっくり待ちます。
 小砂川-上浜は2ヶ所の撮影ポイントがありますが、ここは大須郷の下ろしポイントで狙います。朝5時にセッティング、既に3本程の脚が立っていましたが、ここはキャパが少なく、木が邪魔になるのと、日が当たらないかも知れないリスクがあるので空いています。
 もう1ヶ所の、市道陸橋脇から撮る場所は朝7時に見てみると、黒山の人だかりが出来ていました。防風柵が邪魔になるのによくこの場所で構えるのか不思議です。確かに下の写真の状況を見ると、「日が当たらないかも知れないから大須郷はやめとこう。」となるかも知れませんね。

 さて撮影場所に戻りましたが、肝心の日がなかなか当たりません。7時半になっても2両分がせいぜいの状態で、横にいた撮影者は「10分~15分ぐらい遅れてくれないかな~」とこぼしていましたが、それだと追っかけには不利なので、時間通りに来てくれよと願うのみです。そして7時50分を回るとかなり日が当たってきました。これなら大丈夫。

 そしていよいよ下りのわくドリがやって来ました。
 心配された日当たりもまずまずですし、バックの海も最高にキレイです。
 この美しい景色と583系の取り合わせはもうここでは見られないかも知れません。
 感慨に浸る間もなく急いで撤収。北へ車を走らせます。
 途中ノロノロトラックに行く手を阻まれて遅れが生じます。目標では秋田中央ICを9時には通過しないと間に合わないのですが、数分程度遅れています。このままだと、二ツ井から先での撮影は絶望です。
 遅れは更に増えてかなりやばくなってきた感がありました。最悪の場合は切石IC入口の交差点脇から側面が影になりますが撮る事ができます。
 その後八郎潟辺りから順調良く走れ、9:50に切石ICを通過、しかし青森方面に行く車が少し詰まっているので、ここで大胆に左折して能代方面に車を走らせます。
 あと数分で東能代を出発、さあ間に合うか?と冷や冷やしましたが、8月に逆光で撮影した鶴形-富根のカーブで再び撮影することに。
 列警は「上り、下り、接近」これ被るんじゃない?と更に焦りましたが、上りの貨物が先に通過し、実際には30秒ほど余裕がありました。

 これで2発目も順光で捕獲。時間ギリギリでしたが出来は良くないものの特撮も何とか行えました。

 .2回目のE655系撮影へ
 無事に下りのわくドリも撮れて満足に撤収したのですが、ひょっとしたら、今日は日曜日、来週の海づくり大会のちょうど1週間前なので、本番同様の時間で駅や会場で予行演習をすると思い、酒田方面へトンボ返りとします。もちろん明日は仕事なので帰路に就くのは当然なのてすが。
 帰りは高速を使わなくても14時頃には酒田に着けると踏んでいたのですが、予想外に時間が掛かって秋田を12時に通過、何とか間に合うかな?
 あんまり撮影場所を選んでいる時間もなかったので、場所は結局2日前に来た羽前水沢-羽前大山の直線にしました。本番同様に、各踏切には警備員が2名ずつ、そして道路陸橋にも1名、そして柵が無い保線用の築堤登リ道にもしっかり警備員が立ってガードしています。動員されていた警備会社は関東地方からわざわざ派遣されていました。まさかの猛暑日のキツい中ご苦労様です。
 そのため踏切ぎりぎりに立っての撮影はNG、踏切間の線路脇からもある程度離れて撮らなければなりません、望遠被り付アングルは難しい状況です。

 まず車が停められた場所で露払いの228Dを撮ります。
 この場所だと線路脇の木が邪魔になるので、線路脇がスッキリしている羽前水沢方に数十m移動します。これでOK。
 ネットに上がっていた通過予想時刻だと、あと10分か~と思って待っていると、農道にトラクターが現れて、場所を変えざるを得ない状況に。その直後「上り、接近」の警報が入り、これはヤバイ!もうライトが見えています。

 結局最初に撮った場所に戻ったところで通過シーンを撮影。ほぼ一脚状態で撮ったので、動画はフラフラしてしまいました。
 更にこのコマは木が見事に御料車に掛かっています。完全な失敗コマ、前後で被ってないコマがあるかな?後で探してみます。

 続いて太刀持ちで数分後にやって来る651系も撮影。
 こんなにピカピカな651系を見るのも初めてかも。
 さて返しの列車は何処で撮るか?
 これもネットに上がっていた予想時刻だと鼠ヶ関を17時20分頃に出発とあり、かなり日が傾いてしまいます。更に羽越本線各撮影名所は、午後の下り列車は逆光になる場所がほとんどなので、場所選びが困難です。
 そんな中、思い付いたのが数年前に夕方の下りいなほ号T編成の撮影に来た場所で、今の時期は順光にはならないものの、トライすることに。

 海辺の岩場に下りて見上げるようにして撮ります。ここなら線路から相当離れているので、とやかく言われることはありません。そういっているとJRのライトバンが通って行きました。近くには保線職員を乗せた新潟ナンバーのパジェロも止まっていました。皆さん総出で訓練に参加しているようですね。

 通過予想時刻から30分近く早くに「下り、接近」の警報が鳴り出して、慌ててカメラの電源を入れます。
 西日を浴びてキラリと車体を光らせて訓練列車が通過して行きます。車体が尖っているので、割と前面の部分にも日が当たってくれました。

 カメラを反対側に向けて後ろ姿を撮ります。
 国道を大型トラックが通るとかなり邪魔になるのですが、小さい車だけだったので無事撮れました。

 続行の651系はケツ撃ちのみで終了、というかすっかり忘れてカメラを片付けていたところでした。
 こうして快晴の天気の中、狙い通りにわくドリの撮影と、思ってもいなかったお召し列車の訓練運転も撮れました。本番ではないので日章旗は付きませんが、皇室専用のTR車も初めて見れましたし、満足な出撃となりました。
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夜の国鉄色 583系 〔あいづ〕を追って

2016-08-18 |  出撃 at 東北地方
 .夜の女王様?が昼間にお仕事
 先々週と先週に続いて3週連続となる~東北3連荘の最終回は583系で走る、臨時快速〔あいづ〕を狙いに磐越西線へ出撃します。5月の連休までは485系で走っていたやつです。
 今回の出撃は8/13~15と、ちょうどお盆休みの帰省週間なので、何処も混みあって鬱陶しいですが、帰省のための臨時列車として運転される(一般の乗り鉄の他に、人間のクズ:転売屋が指定券を押さえてしまって本来の帰省客が乗れないらしい)ので、ここはそういうもんだとして割りきってまいりましょう。
 改造車を除いて6月で引退した 485系が昼の王様 なら、さしずめ 583系は夜の女王様 とでも言うのでしょうか? 今回の記述では何度かこの女王様の表現を使います。
 その夜の国鉄特急色を追いかけて東へ北へと出撃が続いています。

 .最悪の静岡地獄に見舞われる?
 初日は移動のみになり、東海道線を日中に東進し、東北本線を北上するいつものパターンなのですが、次の日の仙台からの送り込み回送を何処で撮るかで、仙台泊りか福島泊りかに分かれます。
 仙台泊りとした場合、18きっぷ鈍行乗り繋ぎでは福島(藤田)が最終地となるので、福島→仙台は、23時台の最終の新幹線に乗る必要がありますが、そこまでして仙台まで行く必要も無かろうとのことで、今日の終着地は福島にしました。
 順調に浜松まで来たのですが、浜松を出たところで「この先の清水-草薙間に於いて、列車と人との触車事故があったため、運転を見合わせており、当列車も運転を見合わせる場合があります。」とアナウンスが入り、何やら嫌な予感。
 そして金谷駅で突然止まって動かなくなりました。
 金谷で15分ほど止まった後、運転再開をしたものの、1駅進む毎に「この先列車が詰まっております。」と5分~10分ずつ止まり、結局静岡には約1時間遅れで到着。

 運転再開後に遅れがどんどん増えるとか、どんだけ列車司令が未熟なことでしょう。
 しかも静岡から乗った沼津行きは途中の富士で運転を打ち切ってしまい、後続の熱海行きに降りた乗客を押し込んで熱海まで211系で立ちっぱなしと最悪(過去にはもっと最悪があったかも知れないが最近ではかなり最悪)の静岡地獄となりました。
 後で目撃者のツイート(グロ画像なし)によると、人の形が大の如く木っ端微塵に飛び散った。とあったので、肉片処理に余分に時間が掛かったのは分かりました。
 これで当初の予定の黒磯20:46の列車には乗れなくなり、仕方なく1本遅らせて黒磯22:00の最終で下ります。

 .初めての南東北ホリデーパス+新幹線で追っ掛け撮影
 東北への往復は青春18きっぷを利用しますが、中日はほぼ福島県内しか移動しないので、普通乗車券でもよかったのですが、夜は仙台泊りなので、南東北ホリデーパスを利用することに。

 昨夜は結局南福島で泊まったので、地元の福島交通のバスで福島駅までやってきました。
 これは南福島駅から1番電車に乗ると福島駅での乗り換え時間が数分しかなく、その間に一旦改札を出て、ホリデーパスを買うような時間がないからです。

 朝の送り込み回送は越河が既にかなりの人とのことで敬遠し、藤田で下車。
 いつもの場所に来てみたのですが、誰もいません。その後練馬ナンバーの車が来て2人だけなのですが、理由は線路脇の草がぼうぼうに生えているから。
 しかし歩き鉄なので、もう他の場所へ移動する事はできません。

 天気も上々なので、生中継+特撮+動画+一眼カメラの4台体勢にしたのですが、また見事に一眼カメラのシャッターが下りてませんでした。何度も動作テストをしてシャッターは切れてたのに、ホント本番に弱い。ワイヤレス方式をを辞めてワイヤード式にするしかないか、一眼レフの撮影は行なわないか(上の写真は例の如く、動画からの切り出しです。)

 撮影後は、藤田8:50発の福島行きに乗り、福島からは新幹線でひと駅だけ飛びます。

 福島駅では583系が停まっていたのですが、普通の到着が2分ほど遅れたので、撮ってる余裕などなく、大急ぎで新幹線に乗り換えますが、ホリデーパスでは新幹線には乗れないため、一旦改札を出て切符を買い直します。

 そして新幹線を14分で乗り終えて、次は〔あいづ号〕の約30分前を走る、郡山9:40発の磐越西線下り電車に無事乗れ(座れ)て、撮影地を選びながら進みます。
 今日は天気が良いので、光線的には翁島以西でないと厳しいのですが、駅から下車して25分後にやって来るので撮影地には間に合いません。
 そのため今日は川桁のカーブで磐梯山を入れたケツ打ちアングルで陣取り、朝と同じくカメラ4種類体勢で待ちます。

 今度は全台問題なく作動し(映像の出来よりも、ちゃんと動作するか否かに注意しなければならないのが辛い)順光でゲット。

 そのまま次の撮影地へは行かずに、一旦会津若松駅に向かいます。

 会津若松駅でしばしの昼寝をする夜の女王様に、たくさんの働きバチ(働いてないのも居るか)、じゃなくて鉄道ファンがカメラを向けていました。

 そして午後の返しも定番の磐梯町-翁島の定番で撮影。磐梯山が昼から曇ったので、撮影者は晴れていた広田駅西側のストレートに集中したようで、485系の時の混雑ではありませんでした。

 更に撮影25分ほど前になって保線係員による線路脇の撮影者の排除が行われ、ふて腐れた数人が別の撮影地へ急きょ移動して行ったのか撮影自体を諦めたのか、この場を去っていきましたが、そこまでしてカブリ付き写真が撮りたいのでしょうかね。

 天気も列車の通過が近付いてくると曇ってたのが少し晴れてきて、まずまずのコンディションの中、通過していきました。立秋を過ぎて、秋の雰囲気が漂います。

 撮影後は今夜の滞泊地である仙台まで移動ですが、郡山からは2本とも701系の乗り継ぎという大嫌いなパターンで、仙台に着く頃には腰が痛くなってました。

 仙台に着いたらお楽しみが半田屋で晩飯とするのですが、楽天の試合がちょうど終わって、ヤキ豚たちが大勢帰る時間に当たってしまい、半田屋も大混雑。ここで安い飯食わずに野球場で高い飯でも食っとけや豚どもがと思いたくもなります。これで630円(東北価格)は安い。
 ことごとくサンドイッチマンのデブみたいな奴が店内に溢れる姿は一見の価値があり・・・ませんね。

 .2日連続で新幹線追っ掛け撮影
 8/15旅程3日目は午後から帰路になりますが、午前中は頑張って2ヶ所で撮るため、昨日同様に福島→郡山を新幹線で飛んで追っ掛け撮影とします。
 天気予報では、曇のち昼から雨というものでしたが、朝から快晴です。
 昨日は福島県側で撮ったので、今日は宮城県側で撮ることにします。
 槻木-岩沼は先週も来たので、白石-東白石で撮ることに。

 予想より遅れてやって来ました。今日も生中継+特撮+動画+一眼カメラの4台体勢で撮ります。
 気になる足回りの下草ですが、誰かが2両分ほど刈ってくれてるので、前2両はキレイに収まりました。(1コマ前がベストショットかな)

 撮影後は急いで駅へ戻って8:29発の福島行きに乗ります。途中の越河では8人ぐらいの撮影者が乗って来ましたが、6両編成なのでバラけたため車内は硫黄な雰囲気にはなりません。
 ここから昨日と同じ列車で追っ掛けパターンをなぞります。

 まもなく福島到着ですが、今日は遅れていないようなので、福島で1分程度の余裕がありそうです。1番線に止まっているのが見えます。

ということで、福島駅1番線に停車中の女王様をパチリ。

 サイドからのスナップ。往年の〔はつかり〕〔ひばり〕の雰囲気が甦ります。後で見直すたびに後ろの排気ダクトがうざい。
 余韻に浸る暇もなく、2分で階段を上がって改札口を出て、新幹線の切符を買います。既に後ろに連結する〔つばさ128号〕の入線放送が聞こえています。

 福島から1駅だけ新幹線に乗るケースは今までも何回かあります。今日はお盆のUターンラッシュということで、地元のテレビ局も来ていました。しかしホームは昨日の方が混んでたので、取材陣も空振りを食らったようです。

 〔やまびこ128号〕は福島を583系の回送が出た1分後に出発するのですが、駅南側の荒川はちょうど583が通り終えた後で、堤防に撮影者が数人いました。南福島駅の手前で583系を抜き去ります。

 郡山から磐越西線で1駅進んだ喜久田で窓に雨粒が・・・、天気予報が悪い方に外れたというか、降るのが早まったようです。

 そこで、晴れると逆光になるのですが、光線が関係なくなった関戸-川桁で撮るべく関戸で下車。何やら大学生のグループでしょうか?合宿かなんかで十数名が下車。
 駅を降りてスマホの位置情報をONにすると、いきなり「雨雲情報」の通知がなります。雨雲レーダーを見てみると、現在猪苗代湖の西側にある雨雲が、列車の通過時刻となる10:50分台にちょうど上空を覆うという悪い知らせが。
 このため生中継と特撮は行わず、一眼カメラと動画のみでセッティング。

 雨はパラパラという程度で傘の必要もないほどだったのですが、やっぱり暗い。
 大勢の撮影者が踏切脇で超望遠でかぶりつきアングルで構えてましたが、ここは線路から15mほど離れた位置から首カックン狙いで捕獲。撮り上がった写真を見て、「あれ、カメラがいがんでた?」 いや、架線柱は水平です。

 一応ケツ打ちもしましたが、こちらはこんなものかな?
 これにて撮影終了、あとは帰路につきます。

 .まさかの静岡地獄再襲

 撮影を終えたところで、パラパラだった雨が霧雨状でじとっと降る感じに変わりましたが、傘をさす程でもなかったです。私の庭と化した猪苗代町を歩きます。

 帰りの電車までは1時間半ほどあるので川桁駅まで歩き、何とか座って郡山まで戻ります。天気も明るくなってきました、もう撮影しないので関係ないけど。

 ここからは先週と同様に東北新幹線で那須塩原まで行き、那須塩原からは在来線を乗り継いで帰ります。東北本線の大嫌いな満員の701系&黒磯乗り継ぎを回避するためです。
 郡山工場にはわずかに485系の姿が見えました。解体待ちの中間車でしょうか?写真では651系の左側に僅かに国鉄色が見えます。

 しかし、那須塩原から乗った宇都宮行きが関東へ帰るUターン帰省客で一杯、ここだけ立ちました。先週は座れたんですがね。

 宇都宮から乗った列車もグリーンの階下席が小山迄にほぼ満席になるという、普段の3倍程度の乗りでしょうか。
 これで、あとは沼津からホームライナーで浜松まで楽々通過して313系に乗り継げば帰路もほぼ終わりと思った矢先。
 「大雨のため、この先の由比-興津間で徐行運転をします。」
 まぁね、去年だか崖崩れで1週間ほど不通になった区間だから心配だわな。浜松で接続列車を3分待たせてくれればいいから。と余裕でした。
 静岡に12分遅れで着いたのですが、これで大丈夫と思っていたら甘かった。
 途中の掛川にも12分遅れの21:01に着いたのですが、なかなか発車しない。30分経っても何の動きもない。
 無線機を取り出して交信を聞くと「袋井-掛川間、降雨運転中止」と通告した後、無線自体全く行わなくなりました。

 程なく駅の構内放送で、「回復見込みが分からないため、名古屋方面へお急ぎの方は新幹線をご利用下さい。」と。当然乗車券と特急券は乗客持ちで。
 何人かがブチ切れて駅員に詰め寄ってましたが、人数が少ないのと、結構手慣れた感じで18乞食、いや乗客をあしらっていたので、ここで駅員に詰め寄ってる時間があったら、1本でも早い列車に乗って急ぐしかないと判断、今日3度目となる新幹線の切符を買って改札を通ります。
 私の前で切符を買っていた兄ちゃんが改札を通る時に「ピヨ、ピヨ」と鳴ってたので、あぁそういう手もあったのねと。
 でも自分の場合はクレジット購入+切符を手元に残す+豊橋で乗り換え改札を通るので、ピヨピヨはまずいです。
 もう少し判断を早くしていれば、掛川-浜松だけで済んだかもしれないですが、後の祭り。

 掛川から豊橋まで約30分の新幹線の旅、あ~あ、痛い出費です。お姉ちゃんもか?

 雨は更に強くなり、新幹線の車体をバラバラと音を立てるように打ち付けます。
 そして豊橋に着いて在来線の快速に乗り換えた途端に「不通区間を通過の乗客全てに新幹線振替扱い」の情報が入って来ました。何だと!
 つまり掛川以東に残っている乗客は青春18きっぷも含めて新幹線で振替輸送するということで、それならさっさとやっとけよ!と怒りが倍増します。
 しかし、その数分後に「東海道新幹線 運転見合わせ」のニュースが、多分オリンピック中継とか見てた人にもNHKの速報字幕などで見た人も多いと思いますが、そんな状況で、せっかく無料開放された新幹線に乗れたのに缶詰、だった人も結構いたようですね。
 本当に運気を繋ぐような旅を皆さんされていたようです。
 家に着いたのは午前様でした。

 今日使った3枚の新幹線乗車券+特急券。東白石の撮影だけにして磐越西線に寄らずに帰ってきてたら買う必要の無かった切符です。それに3枚目の余分な出費までさせられて、来月末の引き落としが恐い。(JR:ウッシッシー、だから青春18きっぷは辞められねぇぜー)
 行きも静岡地獄、帰りも静岡地獄。  もう静岡なんか通るか!

 こうして最後はハチャメチャの怒涛の3週連続東北遠征が終わりました。東北地方は来月頭にわくドリでまた出撃を企てています。
 
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