六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

はまなす亡き 札幌→東京移動 (後半編)

2017-08-06 |  出撃 at 北海道地方
 北海道新幹線に乗って、わずか1時間程で新青森に着いたのですが、ここからが大変な旅程が待っています。
 以前の連絡だと、〔はまなす〕が朝6時台前半に青森に着くので、そのまま青い森鉄道に乗れば、八戸から盛岡行きの列車に上手く乗り継げたのですが、新幹線開業後は青森6:53発の八戸行きに乗らないと、その次に青森を出る列車に乗っても八戸からの連絡列車が14時台まで無いため、ここで東京までの当日中の乗り継ぎスケジュールが終わってしまいます。本当に不便になったものです。
 東京に本日中に着くためには、盛岡を12時過ぎに出る一ノ関行きに必ず乗る必要があります。13時台のだと上野着23:42なので、夜行バスやムーンライトなどに乗り継げません。
 前記事の続きですが、そこで編み出したルートが、
 新青森8:03-普通644M→8:39弘前8:55-高速バス・ヨーデル号→11:10盛岡
 これだと3,000円の出費で盛岡まで行けることから、このルートとしました。問題は、ヨーデル号が予約制ではないので、満席だと1本後の便になってしまうこと、これだと死亡確定ですが、よほどの混雑期間中でない限りは大丈夫でしょう。

 まさかの大チョンボで旅程振り出し

 新青森を8:03に出る弘前行きに乗ります。
 青森行が2両編成で混んでるのに対し、こちらは5両編成なので楽勝かと思いきや、意外と乗っていて、何とか座れてほっと一息。弘前までの701系なのですが、何故か奥羽本線~羽越本線では701系でも糞電車感があまり感じません。
 浪岡を過ぎて、次は撮影でよく来た北常盤。「前回、北常盤に来た時は・・・」なーんちゃって、クダらない冗談を考えていた時に、ハッと気付いたのです。
 あれ?膝の上が軽い! リュックが、リュックが無い? あれ、あれ?
 回りを見回してもリュックが見当たりません。ガッガーーーン。オーマイガー!!
やってしまいました。新青森のホームに置いて、電車に乗り込む時に機材のカートだけ乗せたようで、リュックはそのまま置き去りにしてしまったようです。普段なら、列車が入線してくるとリュックを背負うのですが、そのルーティンが珍しく抜けていたのです。
 ヤバイ、降りるしかない。

 次の北常盤で下車し、駅員のおば・・・、いやいやお姉さんに事情を伝えて新青森駅に連絡してもらうと、あっさりありました。在来線の改札口で預かっていると。
 これから新青森駅まで戻るため、今日の予定として描いていたヨーデル号乗車ルートはこれで頓挫しました。

 下りの青森行が来るまでは40分近くあります。
 駅内の待合の所は冷房が掛かっていないのですが、併設のコミュニティースペースは冷房が掛かっているので、ここで休憩。

 ここには以前うどんか何かを提供するスペースがあったのですが、その後撤去されていたところ、ラーメン屋が時間限定で営業しているようでしたが、もちろん営業時間前なので、誰もいません。

 9:09 青森方面へ戻る列車に乗ります。
 まさかこの時間に逆向きの列車に乗るとは、予定通りなら今ごろはバスの中なのに。

 反対列車の遅れもあって、9:45頃に新青森に戻ってきました。
 あーあ、まるで時計を逆戻しにしたようです。

 エスカレーターを上がって、在来線の改札口に向かいます。
 駅員さんは既に知っていたようで、忘れ物の話をすると直ぐに取り出してくれました。受領手続きをして、ようやくリュックが帰ってきました。


 結局新幹線でワープ
 さてもう10時近くになってしまいました。ヨーデル号に乗れなかったので、他のルートは・・・など考える余地はありません。肝心なのは盛岡12:08発の一ノ関行きに乗ること。
 もう選択肢は一つしかありません。東北新幹線で一気に盛岡までワープすることです。それも1時間に1本しか走っていないので、新青森10:39発の〔はやぶさ16号〕に乗る他はありません。
 この列車は北海道新幹線からの直通列車なので、既に乗客が着席している状態で入線してきます。しかも青森・八戸などからも乗車してきます。
 そこで立席特急券でも座れる確率の高い秘策を打ってでます。発車まではまだ40分近くあります。

 時間があるので、駅の1階に下りてきました。
 黒石屋というお店の先に「りんごソフト」なる物が売っていたので、1つ頼んだのですが、今日初めてのお客だったので、ソフトが上手く出ずに、店員のお姉ちゃんがヤバイヤバイ!と苦闘しながら、結局1個分失敗して捨てたような形で、2個目を渡してくれました。

 実際に手に取ってみると、りんごなのかイチゴなのかサクランボなのか微妙な色合いです。
 でも爽やかなりんごの味がして一服の清涼剤となりました。


 さて座りやすい秘策ですが、みどりの券売機でシートマップを出します。
 新青森→盛岡間で座席指定の空いている席を探して、最も多く空いている車両(必然的に1号車か2号車になります)の座席番号を覚えます、覚えられないのでスマホで撮ります。

 その上で特定特急券(乗車券付き)を購入してホームに上がります。
 この特急券を購入してホームに上がるタイミングが、その時の乗客の多さで微妙に調節が要ります。ぎりぎりまで待って発券してホームに上がったら、既に乗車目標の所に沢山人が並んでいて、意中の席に座れないというリスクもあるので。

 ホームに上がるとEast-iが居て、駅に停まっているシーンを形式写真風で撮ったのは初めてでした。
 不運もあれば幸運もあるわけですね。

 いよいよ〔はやぶさ16号〕が入ってきました。これも北海道所属のH5系です。
 座ったのは1号車の1番A席、座席表ではB席C席ともに空いていました、あとは途中駅で直前買いで乗ってこなければ盛岡まで座って行けます。この列車は盛岡まで各駅停車なので、その辺が心配です。

 新青森を出発、左手に三内丸山遺跡あたり?の風景が展開して程なく長いトンネルの連続が続きます。
 途中の七戸十和田・八戸・二戸で1番列には誰も乗って来ませんでした、そして沼宮内ではホームに人影すらありませんでした。

 11:40 こちらも僅か1時間で盛岡に到着、ほとんどがトンネル区間なので、景色など楽しむことはありませんでした。
 乗車券3,020円+特急券2,590円の計5,610円を払ってワープ。高速バスヨーデル号より余分に2,610円払ったことになります。

 盛岡で肩を並べるE5系とH5系。ホームのぎりぎり端っこに立っても全然フレームに収まりません。
 さて長居はせずに階段を下りて在来線ホームに行きます。

 盛岡からは東北本線地獄旅が待っています。2両編成の糞電車に立ち客いっぱい詰め込んで、大嫌いな東北本線の移動はもう毎度恒例となりました。

 平泉の手前で緊急信号発報があり、電車は7分ほど停車して遅れたため、一ノ関ダッシュ!
 一ノ関で買い物の余裕もなく、701系でまた小牛田へ乗り継ぎます。

 小牛田で待っていたのが、何と風前の灯火である719系。これはラッキー。
 まぁこの列車には当分719系が充当されているのでしょうか、地獄の旅が幾分やわらぎます。

 そして仙台からは快速の福島行きに乗ります。
 この列車は随分前からE721系が充当されているので、座れればOK、但し福島で黒磯行きに乗り換えるので、またダッシュするのに、いい場所に座っていないと行けません。

 しかし何と、福島に着いたら、「この列車がこのまま黒磯行きとなります。」とのこと。
 これはいいですね。今までは4番線について階段をダッシュで上がって、2番線に停車中の黒磯行きに走りこんで座席を探していたのですが、もうその心配はないようです。
 こうして小牛田から黒磯までは楽に移動ができて、かつての大嫌いな印象も改善したように見えました。

 黒磯到着。ここでまたダッシュして宇都宮行きの205系に乗り換えます。
 10月に電化設備変更に伴ってE721系が黒磯まで入れなくなり、新白河でE531系に強制的に乗り換えさせられるので、この夏が最後の黒磯での交流電車の記録となりそうです。
 あとは流すように宇都宮で上野行に乗り継いで東京まで戻ってきて、そのまま夜行バスで帰路に就きました。

 今回は北海道新幹線の乗車という目的がありましたが、結局札幌→函館の夜行バス、北海道新幹線、東北新幹線、東名夜行バスの額を足すと12,500円程になり、飛行機で帰ってくるのと大して変わらないことから、次回からはもう往復とも飛行機でいいやと思ってしまいます。
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はまなす亡き 札幌→東京移動 (前半編)

2017-08-04 |  出撃 at 北海道地方
 ふらっと北海道として往路は安く飛行機で来たのですが、同じ日のうちに帰路の航空券も買っておれば1万円程度で帰れたものの、万が一(実際は外れも多いので万が一ではないですが)天気予報が外れて道内が雨降り続きになった時には早めに本州へ動けるように北海道東日本フリーパスで回っていたのですが、撮影を行う7/29・30ともまずまずの天気に恵まれて予定通りの日程で道内に滞在しました。
 従来なら道内最終日の夜に札幌から夜行急行〔はまなす〕に乗って翌朝に青森に到着、あとはひたすら東北本線を走ルンですに乗って延々と上がる東北地獄に耐えて、夜に東京に到着し、その後は〔ムーンライトながら〕かドリーム号で西へ下るというものですが、はまなす廃止で様相が変わりました。

 どこが変わったかというと
1.札幌-函館間の夜行列車が無いので夜行バスに頼らないといけない。
2.青森-函館間は特例で特急券のみで新幹線に乗れるが朝1番の時刻が遅い。
3.新青森到着が7時台後半のため、青い森鉄道~IGRに乗ると接続が悪く、特に青森~岩手県境区間では午後まで列車がなくて、その日のうちに帰れない。
4.花輪線回りでも、結局どこかで新幹線の力に頼らざるを得ない。

 そこで少しひねりを加えます。高速バスの利用です。
5.青森ー盛岡間の〔あすなろ号〕を調べたが本数が少なく、青森で途切れてしまう。
6.弘前ー盛岡間の〔ヨーデル号〕は割りと本数があり、朝9時前に弘前を出ると盛岡を12時過ぎに出る一ノ関行きに乗り継げる。
ということで、夜行バス→北海道新幹線→高速バスを使って盛岡までの難所を乗り越えることに。

 夜行バスで札幌→函館を移動
 売り切れ続出で入手が困難な札幌-函館間の夜行バスの予約もニュースター号の増車分でかろうじて取れました。

ということで、夜行バスの始発地であるススキノにやって来ました。
 夏の観光シーズンなのか、普段の時からかは知りませんが、人も多い感じです。

 23:35 北海道バスのニュースター号はススキノ電停前が始発地なので、手荷物置き場の確保の面からも、この始発停留所から乗車しました。ここなら乗車したのは5人ぐらいで、あとは全部が札幌駅前ターミナルからでした。

 5:30 函館駅に到着、夜中にバスの屋根を叩きつけるぐらいの強い雨が降っていましたが、函館に着いた時には既に上がっており、道もほとんど乾いている感じでした。

 北海道新幹線に乗る

 北海道新幹線開業後初めてとなる函館駅を利用します。
 1つ変わった点は、3セク化された道南いさり火鉄道の券売機がJRとは反対側に1台ポツンと置かれていたことでした。

 改札も始まり、いよいよ函館-青森間を新幹線ルートに乗る旅の始まりです。

 新幹線連絡専用に用意された、函館地区初となる近郊型電車の733系1000番代、もちろん札幌近郊の733系と仕様はほぼ変わらないので、わざわざ1000番代の区分を作る必要までもないと思いますが。
 早朝の列車だったので、快速ではなく普通のはこだてライナーとして運転。

 七飯で分岐して旧線方向へ走り、函館から20分ほどで新幹線の高架が近付いてきます。
 この時間が長いのか短いのかは何ともいえませんが。

 駅舎に吸い込まれるような形で到着します。
 見たところ、新幹線のホームは2番線しかないようですが、函館は単なる通過点としか考えられていないのでしょうか?


 わざわざ一旦改札を出たのは、新函館北斗駅発行で新幹線の特急券が買いたかったから、ただそれだけです。
 でも新青森で結局回収されて手元には残りませんでしたが。

 12分の乗り継ぎ時間で、一旦改札口を出て特急券を購入して、スタンプも押していたので、ホームに降りてきたのは発車の2分前、じっくり写真を撮ってる場合じゃありません。

 乗ったのはH5系。これまで何度かE5系には乗りましたが、H5系は初めて。
 中身はほとんど一緒ですが、ドア周りの色がJR北海道のコーポレートカラーである黄緑色に塗られています。ちなみにE5系はクリーム色っぽい感じだったような。

 新函館北斗を発車すると、すぐ左手に車両基地が見えてきます。

 列車も加速したところで、サンドイッチと北海道限定のジョージアミルクコーヒーで朝食タイム・・・
 そしたら若い頃の神田うのみたいなお姉さんがワゴン押して回って来たので、何だこんな時間から車販やってたのか、次からはホットコーヒーでも飲もうと思ったものの、次いつ乗るかは分かりません。

 わずか13分で木古内を発車し、いよいよ在来線と供用の3線区間に入ります。
 雨が降った後、新幹線はまだ走っていないので、外側の線路は錆びがのっています。

 6:54 知内の信号場を通過します。
 奥にある2線は在来線専用の待避線で、貨物列車はここで新幹線をやり過ごすようです。

 6:55 いよいよ青函トンネルに突入。
 木古内までは飛ばしてきたのに、供用区間に入ると速度が140km/hの制限を受けるため、低いモーターの唸り音を鳴らしたまま延々とトンネルを走ります。はっきり言って、特急〔白鳥〕時代と何ら変わりません。

 7:04 旧吉岡海底駅を通過します。
 見学駅としての扱いはなくなりましたが、今も非常用地点として蛍光灯が灯されています。
 旧竜飛海底駅も同じようにずらりと蛍光灯の帯の中を通ります。

 7:20 ようやく青函トンネルを抜けました。
 抜けると右手に去年来た展望広場が見えます。お立ち台の上には2人ほどカメラを構えた人が見えました。

 7:25 奥津軽いまべつに到着します。
 在来線の線路は、この駅舎を迂回するように通されているので、ここの駅の中は標準軌の新幹線用の線路だけが敷かれています。

 奥津軽いまべつを出ると再び3線区間となり、暫く走って、新中小国信号場の手前まで続きますが、一瞬でターンアウトするので、その瞬間は撮れませんでした。

 車窓左手に見慣れた陸奥湾の風景が展開します。
 撮影のために何度も蟹田へ来たので、この風景を見ると、津軽線沿線に入ったなという感じがします。

 7:39 新青森に到着。およそ1時間の北海道新幹線の旅は終わりました。
 一昨年、〔はやぶさ〕→〔はまなす〕と乗り継いで〔北斗星〕を追っかけて以来の新青森駅です。

 乗ってきたH5系。新青森まではガラガラだったのですが、結構ここから乗車がありました。
 さてこれからは東北本線の地獄苦行が待っている・・・予定です。
 
 新青森から先は次の記事へ続きます。
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ふらっと富良野へ 撮影2日目

2017-08-03 |  出撃 at 北海道地方
 道内3日目(7/30)ですが、暫くぶりにファーム富田へ行きたくなったので、国鉄型車両の撮影は二の次にして、朝から中富良野へ向かうことにしました。

 今日(7/30)は日曜日で、朝1番の列車は運休なので、6時台の2番列車に乗ります。
 車内は早朝から中国語が飛び交います。日本人客はいないのか?いや、いるのですが、静かにしてるので分からないだけです。大阪人がいたら一発で分かりますがw

 富良野線の車両のドアには中国語で書かれたステッカーがデカデカと貼られていて、日本語は殆んど小さく書かれているだけです。ここは何処の国やねん?

 旭川は晴れていたのですが、2・3駅進むと霧に包まれてしまいました。
 天気予報は朝から晴れの予報ですが、北海道ならよくあることです。

 美瑛の街に入ると急に晴れてきて、よっしゃ、これなら大丈夫ということで、テンションも上がります。

 しかし喜んだのも束の間、次の美馬牛ではまた霧に包まれてしまいました。
 しかも結構濃い霧です。ここまでコロコロ変わると、もうなるように成れみたいに悟ってしまいそうです。

 結局中富良野に着いた時には上空にうっすらと太陽が見える程度の曇りとなってしまいました。風が吹いたら何とかなりそうですが、全然風がなくて、晴れそうにありません。仕方なくラベンダー畑駅方面に歩きます。

 中富良野駅から徒歩20分ほどでラベンダー畑駅のすぐ手前辺りで、ファーム富田をバックに旭川行きの上り列車を撮影します。
 彩りの丘のラベンダーも既に花のピークを過ぎているようで、花の色が全然鮮やかではありません。

 ここではもう1本、下りの快速列車を撮ります。上空はようやく雲が取れてきました。今日下車したラベンダー畑駅の前を再度通って、今日は左折してファーム富田へ向かいます。

 歩いているうちにどんどん晴れてきて、完全な晴になりました。
 ファーム富田はラベンダーで有名ですが、最近はメロンの生産にも力を入れてるようです。

 久しぶりに彩りの丘に立って、合成じゃない天然のラベンダーのいい香りを楽しんだ後は、ラベンダーソフトクリームを買いに売店へ。

 こちらがラベンダーソフトクリームと、ついでに購入したラベンダーラムネ。
 ソフトのほうは割とラベンダーの味がしましたが、ラムネのほうはほとんど分からない感じで、ラベルを隠して渡されると多分分からないでしょう。

 園内を走るバイクもラベンダーカラーです。
 このバイクは園の整備や花の輸送に園内の道をいったり来たりしています。
 半時間程でしたが多分6回目のファーム富田を楽しみ、中富良野駅へ戻ります。

 中富良野駅の近くにある農業倉庫でしょうか?入り口にこのような看板が置かれています。
 外国人は所構わず勝手に入り込んでくるんでしょうかね、ラベンダー畑駅周辺の畑も厳重にロープが張られて、入ると罰金となる旨書かれていましたが、外国人観光客誘致の弊害が色んな所に出ているんですね。

 中富良野駅へ戻った後は、一旦旭川方面へ戻ります。
 途中の車窓で目星を付けていた西聖和駅で降ります。

 西聖和の駅からはまず東側の丘を上る道を進み、30分ほど歩きます。
 進めど進めど目的地には着きません。

 ようやく目星を付けていた蕎麦畑に来てみましたが、意外と列車が隠れてしまい、今一つな感じでしょうか?
 朝の順光ならもう少しいいかもしれません。

 続いて線路の西側に移動して、国道を駅に戻る方向に歩くと、蕎麦畑の中にヒマワリが。これは面白い感じです。

 西聖和で2本撮って、再び富良野方向へ向かいます。
 この列車は美瑛止りで、昨日と同様に美瑛でノロッコ号に乗り換えます。
 今日は昨日よりも乗客が少ないのと、昨日既に最前列に乗ったので、横向き座席に座ることにしました。

 自然の風を浴びながら疾走するノロッコの旅を満喫したら富良野に到着です。

 少し遅れて富良野に到着した列車は乗客の入れ替えが終るのを待って発車します。
 元々6分しかない折返し時間なのですが、そこへきて日本の列車に不馴れな人たちがモタモタするので乗降遅延が加わります。

 富良野で降りた人たちは、この時間を利用して思い思いに記念撮影をします。

 旭川寄りの先頭は残念ながら機関車の先頭がホームから外れるので、広角レンズを持ってしても収まりません。

 ノロッコ号が発車していくと、そこに表れたのが2本の特急型車両です。
 まずこちらがノースレインボーの183系5200番台車両。
 
 そしてもう1本が旭山動物園号の車両、これは一昨日も撮りましたが、駅での形式写真っぽく撮ります。
 さてこれから夕方までの間に、この2本の特急車両とノロッコ号を兼ねて撮影できるかどうか。しかも荷物が大きくてレンタサイクルも使えないので、徒歩で移動という無謀に挑みます。

 昔、車で来たことがある島ノ下ー富良野の空知川鉄橋として撮影地メモにも掲載した場所へ駅から40分かけて歩いて来たのですが、午後遅めに順光になる北側はケーブルが被ってしまいます。車移動じゃないのでもうここでフラノラベンダーエクスプレスを撮るしかありません。

 2本目のラベンダーエクスプレスまでに時間があるので35分かけて今度は富良野線の鉄橋の所までやって来ました、道内ナンバーのマークXに乗った兄ちゃんが長玉で狙っていましたが、ここは写真に撮るには今一つの場所です。ビデオ向きの場所です。ノロッコ号の上り列車を録って終了。

 そして20分程また歩いて、先ほどの空知川鉄橋の東岸側にやって来ました。
 ここも西側と同様にケーブルが邪魔ですが、光線もこんな状況なので、ここで妥協します。

 富良野界隈で3本撮影後は17時台の普通列車に乗って滝川に到着、札幌まで普通列車を乗り継ぎます。

 滝川から岩見沢までの間もキハ40に当たりました。以前は当たり前のように電化区間でも気動車普通列車を走らせていたのですが、車両寿命の関係でこの区間も721系に替わったのですが、入庫の関係で岩見沢まで走る運用が残っていると思われます。

 岩見沢に到着。2時間ばかりの気動車乗り継ぎ旅が終わります。

 今日のラストは札幌まで糞電車の731系です。
 小樽-岩見沢間もかなりロングシート化されてしまい、車窓を楽しむ旅が出来なくなってきています。まぁ夜ですけどね。
 札幌に22時前に到着、今までは急行〔はまなす〕がいたのですが、もう見ることはありません。函館まで今夜は夜行バスに乗ります。

 明日は1日がかりで函館から東京まで東北本線の地獄旅が待ち構えています。


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ふらっと北海道へ 撮影1日目

2017-08-02 |  出撃 at 北海道地方
 1.石北本線の列車撮影
 道内2日目はようやく本領発揮というか、走行数を減らしつつある国鉄型気動車のキハ40系とキハ183系の記録をすべく、3月からオホーツクの走行区間短縮策として登場した特急大雪も撮るため、石北線の新旭川-上川間でいい場所をと検討、鉄道移動+徒歩なので、そんなに奥には行けません。
 そこで出てきた答えが、ラッセル撮影でも行った桜岡-当麻間としました。

 桜岡で下車したのですが、手前の北日ノ出駅を出た辺りにいい感じで線路脇で花を入れて撮れそうな所があったので、30分かけて戻ってきました。北日ノ出駅から歩けば近いのですが、停車する列車がごく僅かなので桜岡から戻るしかないのですが、それでも30分程度で着けるなら北海道だと近い部類に入ります。

 まずはキハ40系の普通列車を撮影。
 北北海道らしい抜けるような青空の中を行く単行の気動車は最高の風景です。

 続いて下りの特急オホーツク1号が来るので、今度は少し見下ろす感じで花も入れて撮影します。
 この時期の北海道は線路脇の草が伸びで足回りを隠すのですが、花が咲いていれば隠れても絵になります。多くが外来種の花ですがね。

 続いて先ほどの普通列車を撮った場所を、少し離れた道路から望遠で狙ってみました。

 同じ場所から今度は上りの特急オホーツク2号を撮ります。
 少し上空に雲が出てきました。

 これで北日ノ出-桜岡間での撮影は終了。桜岡駅へ向けてまた30分ほど歩きます。
 桜岡駅で少し休憩した後、再び歩き出して、今度こそ桜岡-当麻間での撮影です。

 最初に来たのが、駅から10分程にある鉄橋の東側に広がる蕎麦畑で、白い花を咲かせた蕎麦畑を見ながら走る単行気動車。
 これも北海道らしい1コマです。

 続いて来たのが、網走発旭川行きの上り特急大雪2号。
 だいぶ雲が出てきてしまいました。

 先ほどの撮影場所から当麻駅方向に20分程歩いて下りの特急大雪1号を撮るのですが、前面は逆光になるので後追い撮影としました。

 撮影後は20分程歩いて当麻駅まで行き、そこから特快きたみに乗って1駅で旭川へ。この列車に乗らないと夕方近くまで列車が無いのできついです。

 2.ノロッコ号に乗り&撮り
 午後からは富良野線に回ります。特快きたみからの乗り換えでは美瑛止まりの列車しかないのですが、夏の時期は美瑛でノロッコ号に接続しているので、そのまま富良野方面へ向かいます。

 そして美瑛駅での中国人との席取りバトルを制して一番前の特等席に陣取ります。
 昔一度だけノロッコ号に乗りましたが、中間車の中程だったので、今回はガッツリ前面風景を楽しみます。

 列車が2分遅延する程に混雑するほどには乗っていませんが、これでも何故か乗降遅延が起きてしまうんですね。

 有名なアップダウンの直線区間。
 途中にある踏切ではウェディングドレスの女性にキスをする新郎の姿を列車をバックに撮影していました。多分チャイニーズ。

 今回初めて途中のラベンダー畑駅で下車します。
 この駅には警備員が居て、列車が来ない時はロープを張ってホームに人が入れないようにしていました。

 最初の露払いが旭川を1時間後に出た富良野行きの普通列車。
 北側の畑は既に収穫が終わっていたようで、トラクターが残った茎を刈り取っていました。

 そして今日最後の撮影列車であるノロッコ6号。
 こちら側は玉葱?がまだ刈り取られていないようで、緑が濃い景色です。
 北側に太陽が回っているのですが、線路が北東に向いているので機関車の前面は影になりました。

 列車の撮影後、ノロッコ号の通過を待っていたかのように、横の畑で野焼きが始まり、凄いバルサン状態。もしかするとノロッコ号の乗客に不快な思いをさせないよう自粛要請などされているのかもしれません。

 撮影後は時間があるので昨日同様にへそ祭りを見に行くために富良野へ向かいます。
 撮影地から徒歩15分ほどで西中駅に到着。
 たった1両分の長さしかホームがなく、2両目はホームから外れて止まります。

 富良野に到着。へそ祭りの様子は前の記事に合わせて書いています。

 明日も富良野線と根室本線を撮ります。 
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ふらっと北海道へ へそ踊り編

2017-08-01 |  出撃 at 北海道地方
 高校生の頃から北海道と言えば、気合いを入れて撮影するために、重たい一眼レフやどっしりした三脚などで重装備をして渡ってきたものですが、今回初めて一眼レフを持たずに北海道へやって来てしまいました。
 そもそも春以降に最近一眼レフ使ったのは、5月の信越、6月の三江線と四季島の3回だけで、あとは全てコンデジの4K動画と、秘密兵器の2つの機材のみで、この夏の北海道行きも遂にその法則が適用される結果になりました。
 北海道で何をするかというと、去就が注目されている40系気動車と183系特急車両の記録ですね。もう北海道へ渡る意味はこれらと、冬のラッセルぐらいしかありません。

 さて7/28(金)は、昼前に千歳に着いてたのですが、今日は残念ながら雨模様なので、乗り鉄+αにして翌日の撮影のために旭川市内で滞泊予定なのですが、せっかくですから寄り道をします。

 快速エアポート→いしかりライナーとロングシートの糞電車を乗り継いで、ようやく岩見沢から旅らしい旅ができそうです。
 もう北海道内でクロスシートの電車は、この721系1形式のみとなりました。元々2形式しかなかったですが。

 JR現役の近郊型クロスシート車両では最高の居住性を誇りますが、昼間の時間帯とあって、3両編成で20人ほどしか乗っていませんでした。富良野線なら今の時期は昼間も立ち客が出るほどなのですが。

 滝川からは気動車に乗って富良野へ向かいます。今日と明日がちょうど北海へそ祭りをやっているので、今まで中々行ける機会がなかったのですが、今回行ってみることにします。

 昨年の豪雨で根室本線が被害を受けたまま、バス代行が続いており、おそらく鉄道が復旧する見込みもないまま廃線になりそうな勢いですが、この東鹿越行きの暫定処置のサボを撮ります。

 富良野駅に着くと祭りが始まる前に、まず臨時特急を撮っておきます。
 旭山動物園号で使っているキハ183系のようですが、電化区間で気動車を走らせるのは勿体無いのでしょうか、この夏はフラノラベンダーエクスプレスとして走っています。雨が降っているので、駅からあまり歩かずに、駅の北側にある歩道橋の下から撮ります。暗い条件での動画なのでシャッター速度が1/60位とブレています。

 さて富良野駅前の目抜き通りへ行ってみると、あれ?まだやってないの?
 人が全然居ません。まさか雨天中止?

 でも小ぶりになり、MCの人がいろいろ声を出して盛り上げていました。
 MC曰く「いやぁー危うく中止になるかと思いましたが、何とかできそうです」とスタッフの方も市民も町を上げての一大行事ですからね。

 17時になってまず子どもたちの行列が始まります。
 雨はほとんど上がりましたが、気温は20℃とちょっと肌寒い感じの中で、みんな元気いっぱい!

 続いてこちらは本格的にへそ踊りの格好で来ました園児たち。
 おなかには思い思いの絵柄、というか漫画のキャラクターなどが描かれています。

 1時間ほどで子供たちの踊りが終わると、19時からはいよいよ大人の時間(意味深)ですが、ここでタイムアップで旭川へ向かいます。

 なお翌日も夕方から富良野へ寄りました、2日目は天気が良くて結構な人出でした。

 2日目は天気が良くて土曜日ということから、多くの人が集まっていました。
 へそ踊りのシンボルですが、自力では動けないらしいです。

 飛び入りの参加も大歓迎なのですが、衣装に限りがあり早々に受付終了となっていました。金髪白人のお姉さんが目立っていましたが、ちょっと露出が少なくて残念?ですね。

 こちらは飛び入りの台湾?人の子供らの前に入って勝手に記念撮影する関係のないお姉さんっぽい。
 この2人子供らの親御さんはもう少し年を取った40歳くらいの感じの夫婦で、後で記念撮影してました。

 さあ日も暮れていよいよ祭り本番の始まりです。あとは醜いオッサンのブヨブヨのたるんだ腹まわりなので写真は撮らずに終えます。それが見物なんですが、あちこちで紹介されてるし、見知らぬオッサンの腹撮って誰得状態ですから。

 次は石北線などの列車撮影編へ


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ふらっと北海道へ 往路編

2017-07-31 |  出撃 at 北海道地方
 いよいよ夏休みシーズンに入り、サラリーマンも夏期休暇を取って何処かへという方も多いかと思いますが、今年の夏は天候が不順な感じで特に東日本はダメっぽいようです。
 しかも先日の豪雨災害で九州方面も不通区間ができて、列車の運休などが相次いでいます。
 そんな中、当初予定していたのは、北東北のキハ40系の撮影でしたが、やはり雨続きの毎日で秋田では水害も起こる状況、これではとても出掛けられません。
 結局天気予報とにらめっこしたところ、7/29~30は北海道が天気が良さそうということで、急遽北海道行きに決めました。
 しかし問題になるのが、どうやって北海道まで行くか?
 以前のように青春18きっぷで東北本線を乗り継いで青森から夜行の急行はまなすという手段はなくなりました。

 そこで苫小牧までフェリーという手を考えたのですが、7/27(木・金)などは既に大洗と八戸発は満席、しかも大洗発は結構値段が高い。仙台発は若干の空席があるものの、木曜だと時間が間に合わないし、金曜だと現地着が遅いので使えない。東京から新幹線で函館入りするなど驚くような値段がする。
 ましてや飛行機なんぞ正規の値段しか空いてないだろなと、調べたところ、何とこれがいい値段でありました。前日の7/27(木)13時の時点での予約状況は、
 
1つ目が神戸発の一覧(私がポチったので残1席となっています)、2つ目が中部発の便で午前中は2万円台します。

 7/28(金)出発でスカイマーク名古屋→千歳の夕方便に数席、神戸→千歳の朝の便に2席あるじゃないですか。ちなみにピーチは2万円台ですから除外、ジェットスターは機内持込み荷物の関係で私は乗れないので選択外。
 迷わず神戸発の便をポチります。神戸までの近鉄+阪神の電車賃を入れると中部発の夕方便の運賃と変わらないのですが、午前中に千歳に着けるのが魅力です。

 ということで

 2回目の神戸空港の利用。
 前回は夕方の便でしたが、今回は朝の便なので景色は楽しめるかな?

 搭乗した機体は羽の先が折れてないタイプ、いつもだとハートやスペイドのマークがあるのですが。
 上空は雲が多めでどうなることやら。

 離陸後明石上空辺りで雲の中に入り、暫くは五里霧中でしたが、上まで抜けると青空、下には延々と広がる雲海で、もう何処を飛んでるのか全く分かりませんでした。

 安定飛行に入ったのでコーヒータイム。この便は無料でネスカフェゴールドブレンドを配っていましたが、ちゃんと100円出してちょっとだけ旨い有料のコーヒーとゲート内の売店で買ったサンドイッチで朝食。

 夏休みに入って本格的な週末とあって搭乗率は高かったのですが、私がいた列だけは昨日の座席指定の時から結局埋まらずに2席とも空いたままで快適快適。

 着陸体勢に入ってようやく地上の風景を見る事ができましたが、もう千歳の着陸数分前。これでカメラの電源も切ります。

 ランディング完了! 駐機場へそろそろと・・・あれ、何か違う方向へ向いて走ってる。

 アナウンス:この便は所定時刻より5分早着となりました。バスによる対応となります。タラップをお降りの際は足元に十分お気をつけください。
 スカイマークではよくあることですw

 ということで、タラップを下りてバスで到着。
 駐機場が全て埋まってるので5分ぐらいで早く着いても定時でもバス扱いだったと思いますが。

 千歳に到着したら、まずは札幌の嫁に会いに行くのが恒例。
 半年ぶりの雪ミクちゃんとの再会です。

 そもそも一眼レフも持たずに北海道へ何しに行ったの? 道内の様子は続きの記事に書きます。
 


 
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道北ラッセル+カシオペア 再出撃(後編)

2017-02-22 |  出撃 at 北海道地方
 さて北海道再出撃も後半戦に入ります。
 3日目は引続き道北ラッセルの撮影と、4日目最終日はカシオペア紀行の撮影をしてその日の夜に帰路となります。

 .大荒れの天気とトラブルの宗谷本線 2/18
 昨日はこの時期まさかの4月並みの気温で雨に見舞われ、内地では一部の地域で春一番が吹いたのですが、それをもたらした寒冷前線が通過したため、今度は北西の強烈な季節風が吹いて北日本は大荒れの天気になります。
 日本海側は早々と 暴風雪警報 が発令され、朝のニュースでは留萌線が朝から運転取り止め、道内の高速道路も深川以北は吹雪のため通行止めとなっていました。
 昨日同様に旭川を早朝に出るパターンのため、旭川市内のネカフェに泊ったのですが、この大荒れの予報を受けて、幌延以北での撮影を中止、今日は撮影地は1~2ヶ所で撮れれば儲けものという感じで出ることにしました。

 今月上旬も天気は良かったので、今回は初めての吹雪の中の運転。1年前を思い出します。
 去年は降雪の中を走って撮影してたので、2日ともラッセルが雪掻きするシーンを撮れたのですが、今日はようやく撮れるのか、悪天候でダメになるのか・・・

 まず手始めに佐久-天塩中川間の踏切で上り特急スーパー宗谷2号を撮ります。降りしきる雪の中でしたが、そう風は強くなかったです。
 そして天塩中川から先に進んでいると、急に雲が切れて日差しが出てきました。
 「よっしゃ、これは雄信内俯瞰だ。」 ということで、雄信内の俯瞰場所に9時過ぎに到着、車は1台しか止まってません。
 しかし、「なまら寒ぇぇ~と」先に着いていた撮影者(多分道民)らがこぼす程に 次第に強い西風が吹く厳しい寒さの中、ラッセルの通過を待っていると、あれれ、雲行きが怪しくなってきました。

 ひょえ~ 10分前までは天気が良かったのに、この有様。
 カメラからリュックから帽子から何まで真っ白になりながら撮影。4K動画用のカメラにはミニカイロを当てていたので何とか動作したのが救い。
 次の場所へ移動します。

 昨日同様に歌内-天塩中川間で撮るのですが、カーブの場所には20人近い人だかりが出来ていました。そこではもう撮る必要はないので先に進むと急に晴れてきたので、直線の踏切でスタンバイしたのですが、やっぱり積雪量が全然ないようでやっぱり回雪。
 3ヶ所目へ行こうとしたところでトラブル発生。
 追っかけで来ていた車の1台が道路脇の柔らかい雪に左前輪をスタックして脱出できず、私の車は大丈夫ですが、他の通行車のために気遣いして左へ寄せたようです。別の1台はそそくさと放って立ち去ったのですが、これは手助けが必要です。お互いレンタカーで、ワイヤーなどの装備はありません。
 タイヤ前後の雪を掘って、左から私が車を押し上げるようにして20分程の苦闘の末脱出。「急いでるなかすいません。」と恐縮していましたが、人助けをしていい気分になったのも束の間。
 国道40号に入って「道の駅なかがわ」の前に何やら黄色いパトランプの作業車が、車を止めています。事故 通行止の表示。
 聞いてみると「この先トレーラーが横転事故を起こしていて、稚内から救援車が来てどかすまで数時間掛かる。」との事。
 しかもこの区間は国道40号が止まれば迂回する並行道が全くないので、日本海側の国道まで出るか、旧天北線沿いの国道275号へ出るかのルートしかなく、そこまでの道道もこの雪で通れるかも分からないのですが、ダメ元で問寒別まで戻って道道785号周りで走ることとしました。

 音威子府までは30km近くの迂回で、しかも雪深い峠が控えています、運転操作に慎重をきたすのと、後ろに私の車についてくる車が1台いたので、写真を撮る余裕もありませんでした。
 吹雪で視界が10m近くまで下がるとアクセルを離して時速20km程度で走らせてようやく峠を越え、後は比較的スムーズに下れましたが、下りた所が敏音知と天北線が現役だった頃に一度来た場所でしたが、懐かしく立ち止まっている余裕もありません。

 結局音威子府には1時間遅れの13時頃に到着、もう幾ら頑張っても名寄までで撮ることは出来ません。ここに車を止めてる時点で追っかけを諦めている証拠。
 
 仕方ないので、ここで1年ぶりにお蕎麦をいただきます。
 昨冬までラッセル車は音威子府駅で1時間半程の長時間停車してたので、ここで余裕で蕎麦を食べられたのですが、今はここで2分しか止まらないため、追っかけを諦めない限り食べられないダイヤになりました。

 蕎麦を食べた後に駅北側の道の駅へ少し戻ってみると、どうやら現場付近が片側交互通行で通行を再開した模様で、通行止めも解除されるところでした。
 道の駅なかがわで通行再開を待っていたら、音威子府に着くのは14時を回るでしょう。迂回して蕎麦まで食べれて結果オーライですが正解でした。
 そうだ、下りのラッセルがあったんだ! と思い出し、道の駅で休憩せずに直ぐに出発します。
 大荒れの天気は予想以上には長続きしなかったのが幸いし、日本海側に出ていた暴風雪警報も解除されました。
 いつも通りの雪道走行に戻って永山を目指しますが、北永山到着予想時刻は17時。
 間に合わないからあそこで撮るか。昨日居も来た手軽に撮れる蘭留の国道跨線橋に来ます。通過10分前に到着。

 10人近くが待つ中、下り雪351レがやってきました。掻いてる掻いてる!いい感じです。
 1回目も入れると、道北滞在5日目でようやくまともな雪を掻いてるシーンが撮れました。
 明日はカシオペア撮影のため、北には追わずに石北本線へ向かいます。

 こちらも来ました来ました、将軍山間-伊香牛間の踏切にてまず撮影。
 いい感じで掻いています。複線用ラッセルの方が豪快に飛ばしてる感があります。

 続いて1ヶ所だけ追いかけることにして、愛別-中愛別間のカーブ踏切で待ちます。
 まずは上りのオホーツク6号が通過します。

 そして下りのラッセルが来ました。
 おおぉぉ豪快に掻いています。

 カメラを引いて2ショット目の撮影。
 勿論、踏切の外側に立っていたのですが、この後カメラから何から雪まみれに。でも撮れたからいいんです。
 撮影後は明日の朝の撮影地である室蘭本線の非電化区間へ向かうため、車を走らせます。
 吹雪は止んで時々日も差したりするのですが、比布から先の高速道路は依然と通行止めのままで、国道39号は結構混んでいました。

 天気が快方に向かうと放射冷却で気温がぐんぐん下がります。
 岩見沢から室蘭本線沿いに走る国道を南下中に今回初めて-15℃まで低下、まさかの栗山でこんな寒い気温を見るとは思いませんでした。

 .最後のカシオペア道内走行シーン撮影 2/19
 カシオペア紀行の運転は最終日が2/26ですが、その日は仕事で休めないので、今週が私にとっては最後のチャンス。ぜひ特撮で押さえておきたいところ。
 前回時刻の読み違いから機材準備の遅れもあって、絶好の撮影環境なのに撮り逃してしまった長万部のSカーブですが、今回行ってみたところ、雪で視界が悪い状況。
 7時半時点で風があって時々日が差すものの、5分後には雪の中という感じで安定しません。仕方ないので長万部-静狩間での撮影は諦め、東へ車を走らせます。

 撮影名所の静狩国道跨線橋では雪の中10人近くが待っていましたが、この雪の中ではまともな写真が撮れないんじゃないでしょうか? 通過時に運良く止んでくれるのを期待して待っているのでしょうか? 脇をすり抜けます。

 結局やってきたのが長和のSカーブで、線路脇の直線に数名立ってたので道路から狙うことができず、少し進んだ畑にベースを置いて、ここでスタンバイ。特撮+動画のみで一眼レフは無し。
 到着した時間が通過15分前と、一発勝負・固定アングルだったので動画での写りは小さいですがメインの機材でそこそこ撮れたので妥協。

 続いてやってきた183系による特急北斗も撮っておきます。
 撮影者が半分以下に減ったので、こちらは当初の想定場所に陣取って撮影。

 無事カシオペアを撮影したので、夕方の上り列車まで何を撮ろうか?
 とりあえず千歳方面へ車を走らせて、そこで決めることに。

 やってきたのが江別-豊幌間のカーブで、ここは有名な夕張川の鉄橋がありますが、この時間帯は側面が影になるので、その西側にあるカーブで撮ります。
 絵に描いたような順光で撮れましたが、ここへ来る途中の道でホワイトアウトして少々危ない目に遭いました。空知地方には大雪注意報が出たままです。
 その後札幌市内に入ります。日曜日の午後なのでそう酷い混雑では無かったのですが、アジア競技大会の交通規制で札幌市内の道が一時的に規制になると聞いていたので、途中から国道12号を避けて市道を南下してたら、目の前に警官が道を塞いでいます。
 その後全く車が動かなくなり、脇道にそれて道道に出ようとしたら、また警官が、その前を黒塗りの車の一行が通り、続いて十台近い警察車両が続きます。皇太子殿下の乗った車の通過でした。

 札幌市街地に入ったのはこの雪ミク電車を撮るため。
 車を止める所がなかなか無いため、車移動だと止めるのに苦労します。
 さて雪ミク電車も撮り終えて、上りのカシオペアの撮影場所ですが、移動状況を考えると苗穂界隈しか残っていません。
 トワイライト・エクスプレスの最後の時にも来た、あの場所で撮る事にしました。

 16:44 エンジンの唸りと共に、軽い車輪音を従えて12両編成の寝台列車が通過してゆきました。
 太陽光がもう少し出てくれればエロ光になったのですが、夕方の札幌を後にして本州へ向かうカシオペアの雰囲気は出てると思います。

 これにて全撮影終了。2度に亘って北海道へ出撃しましたが、SLのトラブルありーの、まさかの雨模様や吹雪や事故で通行止めなど色々な事に見舞われた4泊5日の北海道行でした。
 次は6月ぐらいにまた来たいところ。

  お ま け

 今回も神車フィットが当たり快適なドライブに。フィットは本当にいい車です。
 3泊4日借りてフルサポートの保険を付けて13,000円。更に「次回利用から1,000円の割引」チケットをその場で適用してくれたので、12,000円で利用できました。なまら最高。
 
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道北ラッセル+カシオペア 再出撃(前編)

2017-02-20 |  出撃 at 北海道地方
 1ヶ月に2回も北海道へ出撃
 今月の3~6日にSL湿原号+道北ラッセル+カシオペア紀行撮影のため、北海道で出かけたばかりですが、実は最初から計画して前もって休暇を取っていたのが、この2/15~19の5日間で、前回の撮影結果や天候如何では出撃しないケースもあるので、休暇だけ先に取っておいて航空券は買ってませんでした。
 しかし6日に撮影終えて帰ってきて「あぁやっぱり行きたい」と思い、それから航空券を購入したので、往復18,420円と2千円ほど高くつきました(まぁ帰路の日程が最も混雑する日曜日の夜なので仕方ないですが)

 .慢性的に遅れている飛行機便で

 今回道内での撮影は2/16~19の4日間ですが、16日の朝から撮影できるよう、15日にいつもの夕方の札幌行の飛行機を取っていたのですが、前回「機材繰りの都合で」遅れてレンタカーの営業時間に間に合わない苦い経験をしたのですが、今回も同じ飛行機でしたが、やっぱり15分近く遅れていました。(ジェットスターの向こう側に写ってるのが当該便)遅れない方が珍しいようで、それならそんなダイヤ組むなよと言いたいところ。

 今回は水曜日の夜ということで、搭乗率は6割程度でしたが、前回よりは乗っていた感がありました。

 昨年10月から始まったネスレと共同企画のキットカットが配られ、100円のコーヒーを頼んでしばしのブレイクタイム。
 今回レンタカーは翌朝出発なので、到着時刻で気をもむこともなく、余裕な気分で札幌までの往路です。

 千歳空港に着くと、ちょうど今週末から開催される冬季アジア競技大会のため、いろいろポスターや幟で飾られていました。
 さぞかしアジア各地からの旅行客が多いかと思いきや、スキーのために来ている白人旅行客の方が目立っている感じです。
 札幌で滞泊し、翌朝列車に乗るため再び札幌駅へ。

 改札口にある電光掲示板、これを撮ったのは、3月のダイヤ改正で北海道からはL特急の名称が消えるため、このL特急表示を撮っておきます。

 ホーム上にぶら下がっている札幌名物の乗車口案内板ですが、これもL特急表示もあり、区間廃止されるサロベツ号ありと。これも撮っておく価値有りですが、残念ながらブレてしまったようです。

 .暖かい北海道で回雪ばかり 2/16
 2/16いよいよ今日から道内撮影のスタートです。
 先々週のリベンジで北海道へ再訪したのですが、SL湿原号の機関車が車軸?の故障で半年近く修理に掛かるためSLでの運行を中止とあり、道東へ行く予定がなくなった(後で考えたらDL牽引の姿を撮っておくのも良かったなと少し悔やみます)ため、木金土の3日間は道北ラッセルに集中することにしたのですが、全然雪は降らないどころか、雨予報が出ています。
 取りあえず車を旭川方面へ走らせます。途中の栗山・茶志内・西聖和で3ショットほど気動車を撮影し、いつもの北永山へ。

 来月のダイヤ改正で261系へ置き換えされる183系使用の特急サロベツを撮影。
 その後薄っすらと太陽が出てきたので、撮影場所を変えることに。

 やってきたのが、同じ北永山-南比布間ですが、南比布側の踏切で、ここは緩やかにアウトカーブから直線へとなる場所で撮れます。北側の国道から直線で俯瞰する手もありそうです。

 続いて来たのが塩狩-和寒間の踏切で、このあと東六線で本番の撮影に挑むのですが、時間があるのでここへ寄ってみましたが、やっぱり回雪。しかも動画撮影中に撮影に来ていたジジイがカメラの前を見事に横切って映り込む始末。これだから写真しか撮らないニワカ・早漏野郎は来ないでほしいですな。動画撮影中なので「通るなボケ!」と怒鳴れないのが苦しいところ。

 3箇所目が今日のメインである、和寒-東六線間の直線。回雪なので特撮メインで一眼レフ撮影は無し。映像は4K動画パン撮影でちょうど踏切を通る部分を切り出してます。
 これにて今日の撮影は終了、前回同様にネカフェで仮眠のため旭川へ戻ります。

 .まさかの雨に見舞われる 2/17
 こうも暖かいと冬の北海道へ来ている気がしないとさえ思えてくる状況ですが、更に追い討ちを掛ける様な状況に。
 天気予報が軒並みマーク。もう何かの間違いじゃないの?と言わんばかりでしたが、見事に天気予報が当たってしまいました。

 朝4時、ネカフェを出ると雨。マジかよという気分です。
 しかも北へ行くほど気温が高くて雨の時間も長い予報が出ていたため、1箇所分の撮影チャンスが減りますが、抜海付近での撮影は行なわずに、幌延辺りからスタートします。

 上幌延駅の少し北側にある踏切で上りのスーパー宗谷2号を撮ります。雨は止んで何とか撮れそうです。

 今日のラッセル1発目は、特撮ができそうな場所を探して、南幌延駅すぐ北の踏切で構えます。
 回雪なので一眼レフでの撮影はせず、特撮+動画で追います。

 2箇所目は有名な歌内のカーブから少し南に行った場所で、雪の丘に登って小俯瞰が出来ます。
 有名なカーブの場所ではやはり多数の撮影者が居ましたが、回雪なのでアップで撮っても仕方ありません。ここでも撮影条件が良かったので一眼レフは無し、特撮+動画で追います。

 3箇所目は、咲来-天塩川温泉間にある小さな踏切で、踏切と言っても冬季閉鎖で通れず雪山状態になっているため、雪山に登って撮影。狭い場所のため、一眼レフ+動画で撮影。
 撮影後は午後の下り列車撮影のため、旭川方面へ向かいます。

 南比布まで行く時間が無かったので、有名な蘭留の跨線橋からの直線降ろしに初めてトライ。横を大型車がバンバン通るので、動画撮影にはあまり向いていませんが、一応固定アングルで動画+一眼撮影。
 撮影後7割の人が名寄方面へ追っかけて行きますが、今日はそのまま南へ車を走らせます。

 今日は石北本線の雪551レを追いかけます。
 最初は前回来た当麻-将軍山の別の踏切で1発目を撮影。こちらも回雪です。

 中愛別まで来ると雪が降ってきました。
 まず先に上ってくる特急オホーツク6号を撮ります。このスラントノーズ車は183系の中では最初に廃車になるグループなので、押さえて置きたいものです。

 次いで下りの雪551レが来ます。
 この雪の中なのですが、降り始めたばかりなのでまだ線路には積もっていなくて、やっぱり回雪状態です。

 更に追いかけて上川駅の手前の踏切に来ます。
 ここまで来るとさすがに少し積もり始めていたようで、心持ちですが雪が飛んでいる姿を見られました。掻いてるという程ではありません。

 上川でどっぷり日が暮れるのですが、動画メインなので、上川町内で2発撮ります。
 最初に来たのが下り特急オホーツク5号、さすがにシャッター速度は遅いのでブレます。

 続いて上川でと特急を退避した雪551レが来ます。
 夜の雪掻きシーンを動画で押さえるのは、こういった灯りがある踏切だけになりますが、それでも雪を飛ばしながら進むシーンを見られるのはいいものです。
 これにて今日の撮影は終了。

 「明日2/18は、低気圧の通過に伴い、道内は大荒れの天気になる・・・」とトップニュースで伝えていました。さてどうなる事やら。

 後編に続きます 
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SL湿原+カシオペア+ラッセル撮影(後編)

2017-02-08 |  出撃 at 北海道地方
 2/5 下りカシオペア紀行と宗谷・石北ラッセル撮影
 釧路から長万部まで450kmをなるべく無料区間で繋いで行き、長万部に到着したのが日付が変わって1:30に到着。カシオペアの通過は8時台なので、朝まで車の中で寝ます。
 今日も天気は晴れだったので、昨年のリベンジを兼ねて、立入禁止のSカーブの所に来ました。もちろん立て札から中には入らずに撮りますよ。ここは線路内に人がいると乗務員からの通報で保線係員が日曜日でも撮影者を厳しく排除しに来るらしく、後から来た撮影者も実際に排除されたとの事。私は去年の立て札が立って以降は中には入らずに撮ろうとして去年機材トラブルで断念。
 快晴・無風と最高のコンディションの中、機材の準備を始めていたら、立て札の前に立っていたその撮影者が一気に築堤を登り敷地内へ。えっと思った瞬間、エンジンの唸りが聞こえてきました。
 ヤバイ、機材の準備が間に合わない。

 8:19 エンジンの唸りに続いて、軽い車輪音を残して通過していきました。
 特撮機材の準備に急いでも5分は掛かるので、準備を途中で諦め、すぐにベース位置に戻って予め三脚にセットしておいた4K動画とリュックから取り出した一眼レフのみで撮影。去年に続いて痛恨の敗北です。
 長万部の通過時刻を8:25と見込んでいたのがそもそもの誤りで、この辺りがはっきり時刻の載らない列車の撮影の難しさです。ただ単に写真撮るだけなら簡単なんですがね。

 さて感慨に浸っている余裕はなく、午後からのラッセル撮影のために旭川へ向かいます。次の撮影場所までは320km。札幌市内の渋滞を避けるため、距離的には遠回りですが、室蘭・苫小牧経由で走ります。室蘭市内を高速で抜けたあとは下道で岩見沢まで進み、岩見沢から再び高速に乗ります。

 去年は吹雪いている中を走った道央道ですが、今日は快晴・路面乾燥と楽に走れます。時間に余裕が出たので、1つ手前の旭川鷹栖で下りて市内を抜けます。気温も-1℃とかなり緩く、道路でスリップして恐い思いをすることもなく到着。
 旭川市内に入ると上空雲ってきたのですが、時より日差しも見られるので、雪351レは特撮メインで北永山のいつもの場所でスタンバイ。去年は踏切南側と晴れた日に北側から真横の2アングルで撮りましたが、今回は特撮メインのため斜め位置にセッティングします。

 14:55 踏切が鳴って3分ほど経ってやってきました。ここ2~3日ほとんど雪が降っていないため、掻き分ける雪がなく、ほとんど回雪状態でウイングも閉じているため、正面狙いしていると腑抜けた画像になるので、サイド気味に風景として捉えるのがよいでしょう。
 雪351レ撮影後は、石北本線方向へ移動します。

 宗谷本線の約1時間後に旭川を出た雪551レは伊香牛で少し停車するので、その手前で撮れますが、今回は将軍山駅の手前で撮影。
 ここでトラブル発生。日が傾いて気温がどんどん下がり、-7℃の中カメラのバッテリーが消耗しないように直前まで暖めていたのですが、4K動画用のカメラが撮影中に「電池消耗」の表示がでて停止していました。こちらはFHD動画からの切り出し。
 続いて中愛別で交換待ちで停車する時間を利用して次の場所へ移動します。中愛別を過ぎたカーブの手前に国道脇にスペースがあるので車を停めて、横の雪壁に登ります。

 16:42 まず上りの特急〔オホーツク〕が通過します。このオホーツクも運転区間の縮小が発表されていますが、非電化区間では一応安泰でしょうか?

 17:01 続いてやってきた雪551レ 4K動画のカメラは電池を満充電したものに入換えたのにも
かかわらず、撮影開始から数秒でまた電池消耗で停止。一眼レフのみでの撮影。

 17:09 さらに追いかけて、上川駅の手前の踏み切りで追いついて、車の中から踏み切り通過シーンを真横から撮影。
 その後上川を発車して遠軽方面に向かう所を町内の踏切で撮りましたが、真っ暗だったので割愛します。

 2/6 上りの宗谷ラッセルを追いかけながら撮影
 最終日は南稚内を朝8時に出発する上りのラッセルを追いかけながらの撮影とします。昨年は稚内市内の開源SSで車を停めて車中泊したのですが、昨日の車中伯で結構背中が痛くなったので、今夜は横になりたい、しかし今から稚内や名寄まで行くと遅くなるので、旭川市内のネカフェで仮眠し、朝3時に旭川を出発することにしました。
 朝3時に予定通り旭川を出発、抜海までは260km、4時間程度で行けるか?
 国道40号線を順調に進んで行きます。

 士別市内で人生初の-21℃を体験しましたが、幌延を過ぎると-10℃ぐらいまで上がってきて、稚内市内に入ると-7℃程度と去年より暖かい状況です。その後雲ってきたので、去年も来た勇知駅の南側のカーブで撮ることにしてスタンバイ。

 8:32 踏切が鳴って動画撮影開始したら、何と晴れてきてしまい、あちゃー逆光状態になってしまいました。しかもまた4K動画は途中で停止。本当に使い物になりません。
 途中の交換列車が削除されて運転ダイヤがタイトになったため、追っかけて撮れる場所も少なくなりました。豊富付近での撮影は行なわず、幌延の先まで行きます。
 上幌延手前で1ヶ所撮影の後、去年も来た歌内駅南側のカーブで待機。

 ここでは撮影者が10名以上いるため、固定アングルで撮影。全く雪を掻かない回雪状態がよく分かります。
 さらに車を走らせて、最後の撮影場所ですが、これも去年来た音威子府駅北側の橋りょうの所ですが、ここで特撮を行ないます。

 ここでは僅かに雪を掻き上げるシーンが撮れました。
 これで今回の撮影は全て終了です。
 あとは千歳空港へ向けて300kmひたすら車を走らせます。最終的に一般道が一度も渋滞がなく、高速を使わずに間に合いました。
 今回はいろいろとトラブルがあり、次回への参考になるデータも取れました。4K動画カメラが止まってしまうのは、取説に動作環境に0℃~40℃と書いてあり、氷点下では動作保証外ということです。
 2月中にもう1回行きたいな。

  お  ま  け

 今回の借り受け車両は、神車:ホンダ フィットで、ヴィッツに比べると座席が全部倒れるので、非常に快適な車です。また当たるといいな。
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SL湿原+カシオペア+ラッセル撮影(前編)

2017-02-07 |  出撃 at 北海道地方
 一昨年・昨年に続いて今年も2月に北海道に撮影にやって来ました。
 一昨年は711系と北斗星を、昨年はカシオペアと道北ラッセルを撮りにきましたが、今年は1日短い3日間でSL冬の湿原号+カシオペア紀行+道北ラッセルを撮ってしまおうという訳です。
 幸いこの時期は、一部平日にもSLが走っているので、カシオペアは日曜日固定のため、その前後でSLとラッセルを組み合わせて旅程を立てたのですが、往路があんなことになり、のっけからつまづいてしまったのですが、頑張って走ります。

 2/4(土) SL撮影で釧路へ
 昨晩飛行機の遅れで、千歳でレンタカーを借りられず、札幌で泊ったのですが、朝8時に千歳から釧路へ向けて車を走らせます。

 札幌6:31発の新千歳空港行の快速は、最近のサービスダウンの象徴733系3000番台(大谷翔平ステッカー車)これで寒い千歳線を走ります。
 案の定、駅に着いてドアが開く度にハンパない冷風が入ってきます。何で押しボタン式にしないんだよと疑問と怒りが込み上げます。
 さて40分間の電車移動を終えて新千歳空港へ戻ってきて、レンタカーを借りて出発。事前に下調べでGoogleマップでは塘路まで4時間とあったので、下りSLの塘路発車が11:55なので、頑張って飛ばせば間に合うかも?
 しかしその夢は淡くも消え去りました。ナビをセットした瞬間、「到着予想時刻 15:50」いやいや目一杯高速使う設定でこれかぁ?と疑いましたが、走り出して、意味が分かりました。
 「道東道 事故 通行止め」もぅマジかよ! おまけに「凍結 50キロ規制」
これはもう絶望です、というか返しのSL列車の撮影すら危なくなってきました。
 程なく下り線は通行止めが解除されて通れるようになったのですが、その間に積もった雪のため、せいぜい60km/hぐらいしか出せずに山道に挑みます。

 占冠・トマムと長いトンネルを幾つも抜けて十勝地方に入ると天気は一変。晴れてきました。おまけに路面は乾いています。速度標識も80を示しています。よっしゃ!で速度を上げます。
 すこぶる快晴で気温もぐんぐん上がり。3月上旬並みの-3℃と、道東の凍てつく-20度台を覚悟していただけに、ちょっと拍子抜けです。ナビの到着予想時刻もどんどん早くなり、高速の終点、阿寒インターの時点で「13:35」まぁ往路のSLは諦めですが、返しの列車は間に合いそうです。

 到着予定地の塘路を30分遅れの12:30に通過、そのままSL列車の終点である標茶駅まで走り、13時丁度に到着しました。駅前では中国語が飛び交っていただけ、ここはハルビンか・・・

 駅に入るとSL列車が既に到着して25分ほど経ち、駅の中では地元の物産を売る声がしていましたが、機関車が切り離されていたので、再び駅の外へ出ます。

 機関車はホームから少し外れた場所で石炭の山を慣らしている模様で、編成写真は出発近くなるまで撮れそうにありません。
 返しの撮影場所をロケハンするため、10分ほどで標茶を後にします。途中2ヶ所ほど吟味しながら結局やってきたのが、塘路駅の北側のザルボ展望台近くのカーブの区間。ここは標茶行の列車を撮るのに西側の丘に登って撮る人が多く、返しを撮る人はせいぜい踏切から正面狙いをする程度ですが、冬場に順光で特撮するならここしかなさそうとスタンバイ。

 14:32 やってきました復路のSL列車。ここでは特撮+4K+FullHDの撮影で一眼写真は無し。4K動画からの切り出し画像なので映りは小さいです。
 もしかしたら2発目も撮れるかも知れないと、釧路市内へ向かいます。東釧路の予想到着時刻は「15:25」ギリギリ着けるか?

 15:31 予想時刻より5分ほど早く現地に着き、釧路川の鉄橋を渡るシーンを撮影。既に15人近くが待機していた中、最後に三脚を立てます。ここでは4K動画+一眼レフで撮影。こんな快晴なら午前中に来ておきたかったところと悔やまれますが、まぁバック運転のシーンもいいでしょうと慰めます。

 返しの列車だけですが、なんとか2ヶ所で撮影できたので渋々妥協の1日でした。

 釧路を16時過ぎに出発、明日の撮影地の長万部へ向けて車を西へ走らせます。阿寒ICから道東道に乗ったあたりで日没、美しいトワイライトの夕暮れでした。明日も天気が良さそう(予報では晴のち曇り、道南では夜に雨)

  後編に続きます。
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1年ぶりの北海道出撃

2017-02-03 |  出撃 at 北海道地方
 毎年ダイヤ改正が行われる春が近づくと、廃止が噂されている列車などの最後の追い込み撮影に出掛けるのですが、今年のダイヤ改正が3月4日と3月に入ってすぐに行われること、糸魚川快速などの目ぼしい列車は予め撮りためているので、この冬場はあまり焦って出掛ける程の切迫感はありません。
 そんな中でやはり撮っておきたいのが、北海道への乗り入れが最後となる〔カシオペア紀行〕と、どうやら廃止は見送られたと噂がある道北のラッセル車ですが、あくまでも噂の域に過ぎない話なので、撮れる時に撮っておこうと云うのが心情です。
 ・・・という訳で~、昨年2月に続いて今年もこの時期に北海道へ出撃する運びとなりました。
 この時期なので往復は飛行機で、いつものスカイマークを利用します。

 まさかの遅延で旅程が狂う
 2月にもなると比較的天候が安定してきて、雪や暴風による欠航は少なくなるので、半月程前に飛行機の予約をしました、行きが3日(金)で、帰りが6日(月)、ちょうど札幌雪まつりと重なっているので、料金も高いと思いきや、往復で16,600円と、かなり安く取れました、さすがスカイマークです。
 天気も安定しているので、千歳に19時代半到着の飛行機で降りて、20時からレンタカーの利用を予約していたのが運の尽きでした。
 「札幌行きは機材の遅れのため、出発が30分程度遅れます。」はぁ?
 朝から札幌行きはみんな定刻で運行してたのに、何でやねん!
 実は先週にも那覇空港で自衛隊機のトラブルで空港が閉鎖になり、2時間ほど遅れた事があったのですが、今回も那覇空港が原因の様です。春節なので中国人が乗り遅れて飛行機を止めたとかかも知れません。スカイマークだけでなく、JALなど他社も遅れていました。もう完全にレンタカーの営業時間に間に合わないので、取りあえず連絡を入れて翌朝出発に変更してもらいました。中部から出ずに神戸から出ておけばよかったけど後の祭り。

 定刻より26分遅れで中部空港を出発。
 雪まつり週間の金曜日の夜とあって、さぞかし乗ってるかと思いきや、搭乗率は5割程度、しかも春節の時期なので半分近くがチャイニーズでした。
 いつもの指定席30Hに座ったのですが、前の席の多分中華系青年がワキガでもう臭い臭い、私の左側は2席とも空いていたので移動しても良かったのですが、今度は反対側の窓側席のガキが気分が悪くなって、あわや床にリリース?
 もう週末は最低です。これで搭乗率が高くて混んでいたら地獄だったのですが、空いていたのがせめてもの救い。
 スカイマークの札幌路線は、名古屋便が搭乗率が低いので割引席が余裕で取れ重宝します、搭乗率の高い羽田便は名古屋便よりも値段が高いのですが、その収益で名古屋便の乗客が安い運賃の恩恵に預かっています。神戸便も割と休めの設定です。

 さて、そんなこんなで千歳に到着、結局遅れは32分に拡大して20時を回ってしまいました。
 今夜は札幌で泊まることにして、明日早朝にふたたび千歳に車借りにきます。
 
 ターミナルの4階に上がると、俺の札幌の嫁が1年ぶりにお出迎え、逢いたかったよsnow miku!
 既に飲食店なども次々と閉店した空港で長居も出来ないので、快速電車に乗って札幌へ移動します。予定外の行程ですが、実は天候が悪くて飛行機が遅れそうな場合は、札幌の24時間営業のレンタカー屋で借りるつもりだったのですが、天候を見計らっている内に空車×になってしまってたのです。

 久しぶりの721系に乗ります、この「三脚」と書かれたタグを見ると、遠征に来た感で満たされます。
 ちなみに名古屋便の預け入れ荷物からは3台の三脚が出てきて、うち1人はいかにも撮り鉄、恥ずかしい裸三脚丸出しでした、よくあんなので歩けるなと感心モノです。。
 快速電車内もうるさい中国語が飛び交い辟易の中、札幌に着きました。

 札幌駅に来るのは1年半ぶり、-9度の千歳よりは幾分暖かい感じがしたと思ってたら-4度と、5度も暖かい。
 今回の予定は、
 4(土):釧路にてSL冬の湿原号撮影
 5(日):朝はカシオペア紀行、午後は宗谷&石北ラッセル
 6(月):朝から上り宗谷ラッセル、午後は千歳まで移動&帰路
 明日からはそんな冗談も言ってられないほど寒い所での撮影が続きます。
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道北ラッセル&カシオペアを撮りに北海道へ (その3)

2016-02-29 |  出撃 at 北海道地方
 6.再びカシオペア→ラッセル
 撮影3日目(2/24)は、カシオペアがやってくるため、一旦札幌まで戻って来ましたが、石狩地方は寒気による雪が降り続いており、引続き風雪・波浪注意報が出されています。車もワイパーを止めると、みるみるうちにフロントガラスが真っ白になってしまいます。
 白石で食事をして、最終の天気予報をチェックしましたが、太平洋側は何とか晴れマークが出ているので、カシオペアは苫小牧界隈で撮影すべく、南へ車を走らせます。
 そう言えば急行〔はまなす〕がありましたが、まだ真っ暗な時間帯なのと、札幌からの回送シーンについてもこの雪じゃまともに撮れそうにないので、取り敢えず動画だけを島松-北広島間で撮りました。

 5:44 雪の降りしきる暗闇の中をついてやってきた急行〔はまなす〕 これで見納め・撮り納めかな?
 さてカシオペアですが、夜が明けてみると苫小牧界隈は結構天気がよいので、まだ撮っていない3線区間で撮ることにしました。
 この3線区間は線路脇からと、陸橋からの俯瞰の2ヶ所あるのですが、今日はかなりの寒さで道路がピッカピカに凍結していて、線路脇撮影地へ入る国道234号線では、沼ノ端-遠浅間で追突事故が相次いで起きており、ちょうど撮影地入口近くの場所では国道から転落した車を引き上げるために警察車両が現場検証とレッカー車の到着待ちをしていて、とても車を置ける状況ではなかったので、国道陸橋からの俯瞰撮影としました。

 札幌付近の大雪とは裏腹に、朝から気持ちよい快晴だったのですが、10時を回ったあたりから雲が流れ込んできて、カシオペア通過時には雲落ちと。いつものことです。これで道内でのカシオペア撮影は最後になりそうです。

 7.今日は石北本線も撮影
 ほぼ定時でカシオペアが通過したので、順調に苫小牧を出発でき、渋滞も無かったので全区間下道で旭川まで行けました。
 石北本線のラッセル車は旭川を15時半頃に出るため、それまでに宗谷本線の雪351レを1発撮ることができます。

 14:53 ちょうど晴れてきたことから、蘭留の直線俯瞰は高速道路の影が落ちるので敬遠し、初日に来た北永山の踏切の所にまた来ました。バックの大雪山こそ見えませんが、サイドに日が当たった状態で1ショット撮影、この位置からだと雪を掻いでいない方がスッキリ写ります。

 ここから石北本線の撮影へ向かいます。

 15:58 最初に来たのは桜岡-当麻間で、ギラリ逆光になるかなと思いましたが、この近辺だけ雲ってきたので普通に撮影。

 この場所は国道39号線から離れてるので、追っかけるには不利な場所です。気温は-8度と完全なアイスバーンなので無理な運転はせずに追っかけます。

 16:36 案の定中愛別の手前で間に合いませんでしたが、中愛別で特急との交換待ちで暫く停まるので、駅撮りします。
 16:50 駅撮りも程々にして次の撮影地へ走らせたのですが、だいぶ暗くなってきたのでビデオパン撮影できそうな場所はと適当に踏切でセットしましたが、やっぱりダメですね。早々にフランジャーを上げられてしまいました。

 その後もう1ヶ所追いかけて上川町内に入り、これも踏切からですが、どっぷりと暮れていたのでビデオのみの撮影としました。

 これは途中で40km/hでノロノロ走る車がいたので遅れ、上川市街の西側にある踏切まで近付いた時点で既に踏切が鳴り始めたので、手前で車を止めてダッシュ。複線用ラッセルなので、反対側からの撮影となってしまいました。
 上川に到着の後は、明日の宗谷本線上りの撮影に備えて、また稚内を目指します。

 シェルターで泊まる
 1日目と同じく名寄で夕食とし、0時半頃に休憩地に着きます。

 1日目もそうでしたが雪のなかでエンジンを掛けたまま寝ると、最悪一酸化炭素中毒になることがありますが、ここサロベツ地区には雪覆いが付いたスノーパーキングがあるので、ここで朝を迎えます。

 中はこんな感じになっていて、ちょうど奥羽本線の板谷とか峠駅のようです。ここには暖房の効いたトイレと飲料の自販機があるので、冬季の休憩場所としては最適です。


 8.最終日は雪372レのみ撮影
 最終日となる撮影4日目(2/25)は、千歳19時の飛行機なので、18時にはレンタカー営業所へ戻らなければなりません。そのため、今日は稚内-音威子府の雪372レのみを撮影して帰ることとします。
 気温はこの冬一番の寒さだそうで-15度、生田原では-28度まで下がったそうです。
 
 最初は抜海-勇知間のカーブへ行ったのですが、海が近いとあって、強い横風に煽られて地上の雪が地吹雪のように吹き付けるので回避して、少し内陸に入った勇知駅の南側のカーブのある所に来ました。ここだと5m程度の風で済みます。

 8:54 やって来ました今日1発目のラッセル、ここではビデオパン撮影をメインにして写真はオマケ程度にしました。
 今日はほぼ定時で動いてるので時刻表通りに追っかけられそうです。

 9:33 2発目は豊富-下沼の跨線橋から、空が少し晴れてきたので引きで撮影。

 アップで寄って撮影。豪快に雪を跳ねてます。
 直ぐに車を出して追っかけたのですが、ノロノロ走る軽トラを追い越すのに少し時間が掛かり、次の下沼-幌延の跨線橋では、通過1分前のギリギリセーフ。

 9:43 3発目となるこの場所も金網があるので、脇から撮ると横の枝木が入ります。

 10:27 4発目、続いて来たのが雄信内駅手前の踏切で、この駅で下りの普通列車と交換をします。奥のカーブで雪を飛ばしていたのですが、ビデオカメラの操作をしてるうちに直線に入って直ぐにウィングを閉じられましたが、まぁこういう写真もいいでしょう。

 後ろ追い撮影、既に雄信内駅には下り普通列車が待っています。、
 更に追っかけは続きます。

 5発目は歌内駅近辺で撮影とし、歌内駅の南側に来たところ、おあつらえ向きのいい感じのカーブに遭遇。既に1組が雪段に登り始めていたので私も後に続き、その後も数人が登って待つこと十数分。

 11:14 踏切もないので気持ちよく雪をかいでやって来ました。今日1番の出来かな?ビデオパン撮影もOK。

 そして6発目となる今日最後の撮影地は音威子府駅の北側にある鉄(PC?)橋をゆくシーンです。

 12:22 5名程が待ち構える中、雪を蹴散らしてやって来ました。橋の上でもこれだけ雪を櫂でるのでいい絵になりました。


 無事全ての撮影を終えて、〆は音威子府駅そば。今日は卵も入れて天玉そばだ。

 音威子府の駅舎内にて、国鉄型ラッセルのいる風景。来期は見られるのかな?
 感慨に浸るのも程々にして、帰りの飛行機に間に合わせるべく高速を飛ばして千歳へ向かいます。

 搭乗手続き締切り20分前に空港カウンターに到着。荷物検査の長い列ができていたので、お土産を買う間もなく、そのまま飛行機へ。最後までバタバタした旅が終わります。

  オ マ ケ 
 今回お供の車はトヨタ・ヴィッツ。

 昨年は車種指定なしの激安プランを選んだところ、プレミオが回ってきて得をしたのですが、冬場の積雪時に小さな道を走る必要があると、車高が低い車に当ると困るため、ホイールベースの短いSクラスを選びました。

 冬の北海道はパウダースノーが視界を遮り、大型車とすれ違うと前が見えなくなります。また市街地ではツルンツルンに道路が氷面状になっているため、信号が変わってからブレーキを踏んでいたのでは間に合わなくて追突してしまう事もあります。
 今回市街地で3度ほどあー止まらない~カリカリカリ・・・というのがありましたが、無理な追っかけはせずにくれぐれも安全運転に心掛けましょう。

 <自動車行程表>
・2/21 千歳東1830~1920苫小牧東2100~2200東荻野2215~東室蘭2250~伊達2320~
・2/22 ~040長万部700~730旭浜900~留寿都1020~定山渓1110~札幌南@1150~札幌東IC1220~旭川北IC1410~1430北永山1500~1540和寒南1610~1620東六線1645~1710士別1730~1830名寄@2100~ 音威子府2200~2230天塩中川2300~
・2/23 ~015開源SS 600~南稚内630~720勇知900~1020天塩中川1145~1220音威子府1345~1430東恵橋1600~名寄1645~1830旭川西@1845~滝川1940~岩見沢2040~2145白石2215~2330島松
・2/24 島松500~750ウトナイ810~930沼ノ端1030~美々@1050~岩見沢1200~滝川1310~1430北永山1500~1530当麻1600~中愛別1630~1705上川1750~1940名寄2140~ 天塩中川2320~幌延000~
・2/25 ~040開源SS 710~抜海750~810勇知855~~1230音威子府1250~名寄1350~士別@1430~旭川1510~1550砂川SA1600~岩見沢IC1630~千歳@1755~1800千歳東 走行距離=2,156km
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道北ラッセル&カシオペアを撮りに北海道へ (その2)

2016-02-28 |  出撃 at 北海道地方
 5.宗谷本線を1日がかりで南下
 2/23(2日目)は稚内から雪372レ~362レを追いかけて何ヶ所かで撮影を行ないます。
 昨日長万部で電源が入らなくなった特撮用機材ですが、電源が入るようになったものの、今日は撮影に使えるシーンがないので使わず、久しぶりに持ってきたビデオカメラを稼動させて動画撮影を優先するアングル位置で動きます。

 A.抜海-勇知
 ここは大きくカーブした道路からと、有名な道道跨線橋からの俯瞰の2ヶ所がありますが、カーブの場所は以前夏場にキハを撮っているので、今回は跨線橋へ行くことに。幸いにも1番乗りだったため、標準レンズで斜め俯瞰できる場所に三脚をセット。後から来た人は下へ降りるか、金網越しで撮影することになります。

 線路脇斜面に生える木の枝が写り込むため、金網の脇から撮れるのはたったの1名だけです。枝は比較的低い位置にもあったりするので、高枝切り鋏があればというところ。
 そのためこの場所で撮られている作例の多くが、下から撮ったもののようです。今日は私以外には下に4名と金網越し派が2名の計7名が待機。

 8:55 行き違い列車が遅れたため、10分ほど遅れてやってきました。バッチリ撮れたかなと思いきや、作業灯を点け忘れています。ちょっと間の抜けた感じでした。

 B.天塩中川-佐久
 さて、10分程度遅れているため、途中駅での停車時間がなくなると考えたので、次の場所として考えていた下沼-幌延間は間に合わないと踏んで、安全策を取って天塩中川まで一気に進むことにしました。

 やって来たのが有名な森林公園歩道橋。しかし見事に雪に埋もれており、階段だけならともかく、階段へ上がる道が深い雪に埋もれていたので、少しずつ踏み固めながら切り開いて行くこと30分。ようやく上に上がろうとしていた時に問題発生。道路を除雪車がやってきたのです。
 慌てて下に下りて車を動かしてしばらくの間、除雪が終わるのを待ちました。平日で駐車車両が少なかったので何とかなりましたが、休日で住民の車両が停まっていると逃げる場所に苦労するでしょう。

 除雪車も去り、改めて歩道橋に上がりました。自由が丘というらしいです。
 さて待っている間に何やら駅の放送が鳴っているようですが、何を言っているのか分かりませんでしたが、その口調からして多分列車が遅れているようです。
 列車運行情報を見たところ「大雪のため、一部列車の遅延・運休があります」と。それで1発目の勇知で10分程度遅れていたのか。
 その後下り特急列車が来る11:25になっても列車の来る気配はありません。そのうち、駅の方から汽笛が鳴ったので、先にラッセルを発車させるようで、下り特急は大幅に遅れている模様です。

 11:34 6分ほど遅れてDEがやって来ました。勇知では消えていた作業灯も4灯フルで点いています。写真撮影に熱が入ってしまったので、ビデオカメラのパン操作がおろそかになってしまい、動画は失敗に。いかに冷静になれるかが大切です。

 C.音威子府-咲来
 車は12:20に音威子府に到着。ラッセルも程なくしてやってきました。
 1番線には特急スーパー宗谷が停まったままだったので、除雪を済ましてから走らそうということだったのでしょう。
 大雪注意報が発令されており、今日道内で最も降ったのがこの先の美深町ということで、普通列車は区間運休になっていました。
 音威子府名物の駅そばを食べようとしたところ、「売り切れたのでしばらく待ってくれ。」とのこと、長時間停車の間に特急の乗客が外へ食べに出てきたのかな?

 その間を利用して駅の中へ入ります。必ず入場券が必要ということで、買って増収に協力しましょう。
 ラッセルは3番線に停まるので、スナップ写真程度のものしか撮れません。隣に何やらザリガニみたいな奴がおりますな。来期からこいつが主役になるのか?

 さて13時過ぎにようやくそばが届いて、久しぶりの独特なこのそばを頂きます。
 じっくり味わいたい処ですが、次の撮影準備があるので、さっさとすすって駅を出ます。

 13:44 下りの普通列車が運休のため、心持ち早く音威子府を出発した雪362レ。駅に近いとあって、10名近くのギャラリーが迎え撃ちます。

 D.北星-日進
 音威子府で撮影の後は恩根内辺りでもう1発撮れそうなんですが、万一人が多くて良い場所を確保できなくなると困るので、ここでも安全策を取って、この定番撮影地である東恵橋にやってきました。ラッセル通過の20分ほど前とあって、既に10人近い撮影者が準備していました。

 ここでまたもや除雪車登場。みんなせっかくセットした三脚を抱えて動かし、車も移動させます。その間にラッセルがやって来たらどうすんねんという心配は杞憂に終わりました。
 15時を過ぎても全く来る気配はありません。15時を10分ほど回った辺りで恩根内で撮ってたのでしょうか、追っかけ組も到着して更に10人ほど増えました。咲来辺りでトラブったとのこと。

 そのうち下りの特急サロベツがやってきました。ということはこの列車が美深に着いてからでないとラッセルも動き始めないということで、1時間遅れは必至、今度は日没との戦いになりました。

 しかしその心配も無用、うっすらと太陽がのぞき始めてきたので、露出落ちは最小範囲で耐えられました。
 結局ラッセルは約1時間遅れの15:58に通過。定時近くで通っていたら、名寄以南へ走って下りの雪351レを撮れた可能性がありましたが、さすがにこれだけ遅れると間に合いません。
 今日はこの4発にて終了。明日はカシオペアが来るので、これから札幌方面へ車を走らせます。

 その3へ続きます。
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道北ラッセル&カシオペアを撮りに北海道へ (その1)

2016-02-27 |  出撃 at 北海道地方
 1.北海道へ行けるかな?
 「DE15形ラッセル車が今年で最後かもよ」いう噂を聞いて、道内での見納めとなるカシオペアと共に記録に残すべく北海道へ行きたいと思っていました。
 去年も2月(5月と8月にも)に北海道へ行きましたが、トワイライト・北斗星それに赤電こと711系の記録で目一杯で道北まで行く余裕がありませんでした。
 改めて今回北海道へ行きたいですが、
 ・1月は日が短いし寒い。2月になったら少しは日が長くなるし、寒さも柔らぐ。
 ・3月だと他の撮影にも出掛けるため、北海道へ行くなら2月が一番だな。
ということで2月下旬に焦点を当てつつ、天候が荒れないかと飛行機運賃の変動を様子見しながら飛行機の予約を控えていたところ、2月初旬のある日勤務先で課長に呼ばれ「今月、君の昇格の面接があるから準備しておくように。面接日は未定だが成否と辞令は3月中旬に出る。」
 何と昇格面接ですって。例年2月下旬に行なわれてることから、もうこれで北海道行きは消えた。と思っていましたが、今回は例年よりも10日以上早く、急きょその1週間後に実施されて、2月後半は特に仕事上の支障はなくなり、日程が取りやすくなりました。
 また年次有給休暇が23日残っており、私の場合の起算月が3月なので、2月中に3日間使い切らないと捨ててしまうことから、構想通り2月下旬に年休を入れて北海道へ行くことにしました。

 2.まさかのこの冬一番の寒波到来
 先日は春一番が吹いたばかりですが、その後低気圧が発達して、オホーツク海で強風をもたらし、シベリアの寒気を引き込むとあって、飛行機が飛ぶのか心配。前日は羽田発着の大半が欠航となったあおりを受けて、今日は機材繰りによる欠航が出ておりました。

 関東の強風は収まったものの、北海道の強風は収まらないとして、当日の朝には案の定、条件付き運航扱いとなりましたが、出発が近付いた午後の時点で実際に欠航便があったのは、機材繰りがつかなかった羽田発着便の一部だけだったようで一安心。

 しかし千歳空港が遅れによる混雑が続いているということで離陸は待たされた上に、千歳到着時にはエプロンが満杯ということで到着口までバス扱いとなり、タラップを降りてバスで移動する事に。

 千歳空港へ着きましたが、普段の日曜の夜なら結構人がいるのに、今日はあまり混雑しておらず、改装工事中の壁で覆われて殺風景な面もあって、一層人少ない感が満ちていました。
 今回の予定は
  2/21 夕方の便で千歳へ、夜は翌日の室蘭線での撮影に備えて移動
  2/22 朝:長万部付近でカシオペア撮影 →午後:宗谷本線下り排雪撮影
  2/23 1日がかりで稚内~名寄で上り排雪撮影 →夜:札幌方面へ移動
  2/24 朝:千歳線でカシオペア撮影 →午後:宗谷・石北本線下り排雪撮影
  2/25 午前:稚内~音威子府で上り排雪撮影 →午後:千歳空港へ移動し帰路。
 このような予定を組んでおり、当初は25日に釧網本線のSLも計画していましたが、こちらは来年も運転するとの情報が入ったので、ラッセル撮影に切り替えました。
 以下、2/21を0日目として、撮影が始まる2/22を1日目として書いていきます。

 3.踏んだり蹴ったりの室蘭本線
 明日2/22の撮影1日目は朝カシオペアを長万部-静狩で撮影すべく、今回は定番位置付近へ行って特撮の予定。
 苫小牧で食事をして21時に出発、長万部には夜中の0時半に着いたので、1時にやってくる上りの急行〔はまなす〕をバルブしようと準備をしていたら、1時間遅れの情報が。
 仕方ないので2時前まで車の中で待っていたところ、何やら1:40ごろに3つの明かりが見えてノロノロと駅に入ってきます。
 何と手前の側線に貨物が退避してしまい、何ぃ~退避だとぉ~。やっちまったな~。(前回に続いてこの言い回しでスマソ)

 もう完全に貨物列車がはまなすの邪魔をしており、長時間露光なので明るく写ってますが、実際は暗い中の撮影で左下に継電器箱の存在にも気付かず、残念ながらはまなすは碌なバルブが出来ずじまいに、オマケに下り列車はウヤとあって、ついていません。(一応昨夏ここで撮ってるけど)
 
 睡眠時間を大幅に削られたのですが、気を取り直してカシオペアの撮影に備えます。
 今回は特撮がメインなので、立入禁止の長万部-静狩のSカーブの外からの撮影です。

 1年ぶりにきたSカーブですが、立入禁止の札が立っており、1人だけ中に入って撮影していました。私は線路から30m程離れた場所にベースを置いて、そこから特撮の準備をしていたのですが、ここでまさかの機材トラブル発生。準備段階では特撮用カメラの電源が入っていたのに、列車通過の直前になって、カメラの電源が入らなくなりました。もう泣きの状態。再起動音もしなくなり、カメラ本体が故障してしまったのかも知れません。

 こういう時に限ってカシオペアは定時でやってきてしまい、仕方なくベース位置からの一眼撮影となってしまいました。完全な負け写真。

 4.いよいよ宗谷ラッセル撮影へ
 カシオペア撮影後は、気を取り直してラッセル撮影のために旭川へ向かいます。
 全区間高速道路を使うのは勿体無いので、中山峠を越えて札幌まで行き、札幌から高速にのります。
 去年2月に来た時は中山峠は道路の雪はほとんど無かったのですが、今回は全然融けずにアイスバーン状態なので慎重に運転します。
 札幌から高速で飛ばして何とか旭川北インターを14時過ぎに通過、撮影地を探します。

 1発目は、以前来たこともある北永山-南比布間の踏切で、到着時はバックの山は見えないのですが晴れていたので順光側に立ちます。

 露払いの普通列車がやって来ましたが、どうにもやっぱり柱が目障りになるので、アングルをどうしようかと迷っていたら、ちょうど雲ってきたので、急いで南側に回ってセッティングします。

 14:55 雪351レが雪煙を巻き上げながらやってきました。除雪をしている国鉄型ラッセル車を撮ったのは初めてなので、なかなかの感動ですが、浸ってるわけにはいきません。
 すぐにカメラを片付けて車に戻ります。
 国道40号線を移動しながら次の撮影ポイントを探すのですが、人気ポイントである蘭留の直線俯瞰場所に差し掛かったところ、カメラをしまう撮影者の姿が何人も見えたので、ちょうど列車が通過した後だったようです。そのまま北へ車を進めます。
 雪351レは塩狩で長時間停車するので、その間に次の撮影地に着きます。

 16:05 こちらは塩狩-和寒間の踏切からの撮影。雪が降ってきたので結構暗くなってきました。12月とかだったら真っ暗な時間帯ですね。
 和寒でも20分近く停車するので、更に北へ移動します。

 16:38 やってきたのは和寒-東六線間 時間的に暗くなってるかなと思いましたが、さすが2月下旬だとこの辺りでも撮れるもんですね。
 調子に乗って、よしもう1発狙いだと北へ車を走らせましたが、残念ながら士別市内の渋滞に阻まれたため4発目は間に合いませんでした。
 これにて1日目は終了。名寄市内で夕食とした後は、明日に備えて車をひたすら稚内まで走らせます。

 その2へ続きます    また六甲1号の鉄道撮影地メモにも記事を掲載しています
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北斗星 新幹線で追っかけ撮影 (前半)

2015-08-02 |  出撃 at 北海道地方
 いよいよ夏休み本番となり、寝台特急〔北斗星〕もラストランの日が近付いてきました。
 そこで今回は北斗星の最後の道内撮影として、今年3度目となる北海道へ行くこととしました。

1. 今回は鉄道利用で
 2月と5月の2回は飛行機+レンタカーで行きましたが、7月末という最もハイシーズンに近い時期なので、LCCでさえ2万円超えする時期ですから、例年通り北海道・東日本パスを使う事としました。
 いつもの年なら東北本線+IGR+青い森の鈍行地獄旅となるのですが、今年は北斗星の撮影が重点なので、1日置きでしか走らない日程を有効活用すべく、時刻表と睨めっこ。
 その結果、思いついたのが、
  そうだ、北斗星を新幹線で追っかけよう!
というものです。

 上野を16:20に出発する北斗星を、東京か埼玉県内で撮影し、東京駅18:20発の新幹線〔はやぶさ31号で〕で一気に北上、青森から夜行の急行〔はまなす〕で北海道へ先回りし、追い越した〔北斗星〕を室蘭本線や千歳線で迎え撃つと同じ列車を2回撮影できます。
 北斗星の追っかけ撮影は、道内で高速道路を80km/hオーバーとかでぶっ飛ばす輩がいますが、捕まれば一発免取と法廷での裁判が待ち受けてます。それでも敢行する奴はいるようですね。こちらは歩き鉄(又は駅からタクシー)ですから何の問題もなく、高校生でもできます。

 乗車券は函館まで購入し、日付が変わった函館から先は北海道・東日本パスを利用します。

2. 1発目は結局ヒガジュウで撮影

 名古屋→函館間の乗車券を買いましたが、なるべく出費を抑えるため、東海道区間は鈍行を一部使うこととしましたが、途中で踏切障害などもあって遅れたため静岡から東京まで新幹線を利用となりました。
 東京に15:40到着。北斗星発車までは40分ほど時間があったのですが、京浜東北線に乗り換えるので一旦改札外へ出て別途乗車扱いにするため10分程度のロスが生じました。
 埼玉県内での撮影はあきらめ、結局東十条で撮ることにしました。すでに線路脇には数十人のカメラの列が出来ています。
 既に日が当たる良位置はほぼ埋まっているので、無理矢理割り込むわけにもいかないので、ちょうど駅のホーム向かいになる日向から日影に入る場所で待機。

 いよいよ〔北斗星〕が近付いてきたので生中継の開始と、動画の録画を押して、一眼レフを構えるために数m離れた瞬間、上りの湘南新宿ラインが被ってきました。
 ああああぁぁぁ・・・・という間に何とか通り抜けて、辛うじて撮影出来ましたが、ちょうどカーブの所で待っていた人達は大爆死だったようです。

3. はやぶさ号で一気に青森へ
 東十条で下り北斗星を撮り、東京駅まで戻ってきました。これから18:20発の〔はやぶさ31号〕で新青森へ向かいます。

 18:04 22番線に折返しとなる〔はやぶさ24号〕が到着。21番線にいた〔なすの265号〕とともにE5系が並びます。

 前回E5系はやぶさに乗ったのは自由席がある北部ローカルの列車だったので、今回は正真正銘の正調はやぶさに乗るわけです。

 座席は右側車窓に座ったので夕陽を見ることはないと思ったのですが、埼京線と並走する区間で一瞬夕陽が見えました。次回は左側に座ろうかな?

 21:37+3分 新青森到着。長いか短いかあまり分からないはやぶさ号の旅が終わり、奥羽本線の普通電車に1駅乗って青森に行きます。

4. 急行〔はまなす〕で札幌へ
 北海道行のいつもの恒例である急行〔はまなす〕乗車。この列車も来春どうなるか去就が心配な列車の1つです。
 新幹線でぶっ飛んで来たので、例年よりも1日早く、出発当日に乗車が出来ます。

 青森駅に停車中の急行〔はまなす〕。夏の繁忙期なので、寝台車や指定席車は増結されて、全11両編成という長い編成で走ります。青函博などで賑わった開業当時を彷彿させます。

 私が乗ったのは一般席の指定席車7号車です。半月前の購入時にはドリームカーにも空席はありましたが、満席になる確率が高く、それなら空いている一般指定席で隣の席が空いてるので横になった方が賢明です。通路側の席まで埋まる最繁忙期はダメですが。

 そして青森を定時に発車。青森発は最後になるかも知れない夜となります。1つ前の席には女優の杏?とまではいかないが、美人のお姉ちゃんが座り、そりゃもうラッキー、ここで後々の運を使いきってしまうか?


 6:07+5分 札幌に到着。あれ、撮影は?
 心配ありません、札幌まで全区間乗り通しても大丈夫。それは、

 札幌 6:21 発の東室蘭行きの普通列車があり、これに乗り込みます。これで行けるのは東室蘭までにある撮影地となりますが、今回はこれでも余裕で現地に着けます。はまなすに全区間乗れて、時間稼ぎの乗車で少しでも寝れるので。
 8:17 白老で下車。撮影地は白老-社台です。既に昨年もこの場所に来て撮影してますが、今回は特殊撮影をするため、同じ場所に行きます。
 去年は社台から歩きましたが、今年は情報収集の意味もあって白老で降りたので、現地までは徒歩50分程かかりそうです。

 途中には競走馬で有名な社台牧場の白老ファームがあり、昔は中に入って撮影出来たのですが、現在は立ち入り禁止です。

 更に大きな倉庫なども建ってしまったので、国道から牧場と馬を入れた列車の撮影は短い普通列車ぐらいしか出来なくなっています。

5. 2発目の北斗星号の撮影
 こうして白老-社台間の某所でカメラをセットしたのですが、特殊撮影用の立ち位置から一眼レフカメラの遠隔操作が出来なかったので、スチル写真は諦めて、動画+生中継+特殊撮影の3つを行いました。

 踏切が鳴ったのでいよいよ録画開始と思いきや、やって来たのは上り貨物列車。これは被る~と昨日の悪夢が甦りましたが、1つ室蘭寄りの踏切付近ですれ違ってくれたので被らずに済みました。その踏切で撮ってたなら爆死してましたが。(写真は動画からの切り出し)


 夕方の上り北斗星は、5月にカシオペアを撮った、非電化区間の数少ないポイントである黄金の海岸に行きましたが、ここでも特殊撮影を優先したので、一応リモコン電波は一眼レフを作動させてましたが、1枚目はこのように遠く、2枚目は機関車の先頭が切れてしまいました。お粗末。まぁ本命アングルの方は無事に撮れてる模様なので、いずれ時期が来れば公開するつもりです。

 これにて新幹線で追っかけてきた北斗星号の撮影1日目は終了、後半戦はどうなるかな?


  

コメント
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