名古屋駅で降りるとまず目に飛び込んで来るのが、駅前にそびえ立つ大きなビル。
その名も「大名古屋ビルヂング」 今でこそJRセントラルタワーズやトヨタのビルなど駅周辺に色々なビルが建った事や、新幹線口側にビックカメラが来た事で、必ずしも「名古屋駅前といえば~」という感じではなくなりましたが、やはり存在感は大きいものがあります。
名古屋へは9歳の頃から1人で電車に乗って何度となくやって来てはいましたが、当時の自分にとって名駅で馴染みのあるビルと言えば名鉄百貨店だけだったので、この大名古屋ビルジングの存在に気付いたのはもう少し大きくなった高校生の頃だったと思います。
その存在感というよりは、やはり「ビルヂング」というネーミングにありました。
このビル、竣工が1965年と私と同年齢。但し「50年の感謝をこめて」と触れ込みにあるように、中央部分の一部が1962年に先行完成いたため、そう書かれています。
名古屋駅前の象徴であったこのビルも松坂屋に続いていよいよ解体されることになり、9月末の閉館を前に、写真展が開かれています。
かつて表玄関があったホールのあたりを潰して、会場になっており、ビル自体の他に名古屋周辺の昔の様子を映した写真や映像が展示してあり、ちょっとした時間潰しにもなります。
また著作権の関係で展示しているパネルを写す事はできませんが、最後のほうにおもしろ撮影コーナーがあるので、訪れる場合は是非カメラ持参で訪れることをお勧めします。