亀山駅といえば、JR東海とJR西日本の境界駅で5番線までホームがある交通の要衝駅(かつての宿場町)というイメージがありますが、今回訪れたのは、もう列車が来ることはない国鉄亀山駅に行って来ました。
その駅は兵庫県にあり、かつての播但線の支線(通称:飾磨港線)の中間駅であり、昭和61年に廃止された区間です。兵庫県民の私でしたが、北海道や東北・九州の廃止ローカル線はくまなく乗ったものの、灯台下暗しの如く兵庫県内のローカル線は乗り残しており、尼崎港線と共に結局乗らず仕舞のまま廃止になりました。
この亀山駅周辺は、廃線跡の路盤を自転車歩行者兼用道路として一部が残っており、駅名票の立つ部分と路盤跡らしき道路を歩いて、山陽電鉄の手柄駅まで行けます。