大阪-札幌の本運転終了後も、その後約10ヵ月近くの間に亘って西日本や一部九州へも乗り入れて楽しませてくれたトワイライト・エクスプレスの特別運行も、いよいよこの3月ダイヤ改正で運行を終了することになり、その最後の勇姿を目にカメラに焼き付けようと多くのファンが沿線に出掛けました。
特に山陰本線を経由するルートは国鉄色のディーゼル機関車DD51が、それも一部区間では重連で牽引することから、絶大な人気を博しました。
最後の運転となる3月は山陰トワイが3往復運行されるので、勤務の休みの都合がつく第1・第2土日に出撃することにしました。
.須磨-塩屋間
去年9月の山陰トワイの時は大阪から全行程自動車で追いかけたのですが、当時よりダイヤが変わって追いかけには厳しい時刻になっているため、山陽本線内は電車+徒歩で移動することにします。
1週目に来たのが塩屋の国道2号跨線橋。最近まで工事で立ち入り出来なかったが、ようやく撮影できる場所の工事は終わっていて、ここで下りのトワイを待ちます。
11:28所定より少し遅れてやって来ました。この場所は架線が被ってしまうので、車両目当てではなく、須磨の海沿いを走るという景色主体の撮影場所です。
なお2週目は特撮のみのため、作例を上げることは出来ませんが、同じく須磨-塩屋間の海側から撮影しました。
.瀬戸-上道間はパニック
秋以降は途中での長時間停車がなくなってしまったので、追っかけて万富鉄橋などでの撮影はできなくなりました。そのまま機関車を付け替える瀬戸まで行き、ここで撮影します。
瀬戸に着くと既に切り離された機関車を写そうとホーム上はごった返していました。強烈に生乾き臭を放つデブの脇から最低限のカットだけ撮って早々と駅を後にします。
外から見るとこんな感じで、ある意味異様な光景です。
線路の南側に回って来ました。機関車を撮りたくてホームに居るのでしょうが、でもご覧の通り、ホームから機関車は外れています。後ほどやってくるDD51は重連だから、さらに厳しいのに、ご苦労さんなことです。
切り離したEF65は岡山へ回送するのですが、急いで歩いてたけど、間に合わずやって来てしまいました。慌てて振り向いて1発撮ったものの、見事に枯れ草に邪魔されました。
本番はピーカンでビニールハウス前から捕獲。国鉄色DD51重連は美しすぎます。感動の余韻の中、歩いて瀬戸駅へ戻ります。
なお踏切南側の有名ポイントは警察によって規制されていて、道路の白線の外側に立てなければ、他へ回るしかありません。道路を挟んで西側にある畑の地主が激怒して、なんとトラックを止めて妨害行為に出る始末。地主は全力で嫌がらせを楽しんでます。上の写真のパトカーが止まってた所に撮影者ギリギリに停めていました。また警察官によって畑の中の撮影者も排除されていたので次回の山陰トワイも多分無理でしょう。
このため2週目は、特撮がメインになるので、このような線路南東側の位置からの撮影になりました。もう少し列車に近い位置に立ちたかったのですが、先客がこの位置から撮ってたので前へは出られません。
撮影後はまた瀬戸駅まで戻って山陽本線の糸崎行きに乗ります。
ここで1週目は、翌日の天気予報が雨予報から変わらなかったので、福山で下車して引き返してきました。
2週目は曇のち夕方から雨と、昼間は持ちこたえそうな天気予報だったので、そのまま西下し広島からレンタカーで山口へ向かいました。
.どうしても撮っときたかった三玉サイド
撮影名所の玉江-三見の通称:サンタマですが、前回12月には正面気味の俯瞰場所から撮ったので、次はやっぱりサイドを撮っておきたいところ。
天気も曇りだし、場所と車の置き場の事を考えると、午前中に益田-東萩間で追っかける程もないと思い、朝からこの場所で待機することに。
星がきれいな快晴の夜空だったのですが朝6時頃にはすっかり曇ってしまいました。しかし8時頃になると奇跡的に雲が晴れてきていい感じに。このまま保ってくれないかなとの願いも空しく、9時過ぎにはまた曇ってしまいました。
雲の合間からうっすらと太陽が見えるのですが、影はできないので、12月に来たとき程明るくはありません。
サイド俯瞰の撮影場所は東側の踏切に立ってみると一発で分かります。工事で山肌が禿げた所にたくさん人が立っています。
その後も続々と撮影者が上がってきてスタンバイ。午前2待に着いて待つこと10時間、
12:10 ピーッの汽笛とともに国鉄色の機関車に牽かれたトワイがやって来ました。
余韻もそこそこに山から駆け下りて車を走らせます。
.長門市→下関を車で追っかけ
ダイヤが追っかけるのには少し厳しくなったので、この天候だし、取り敢えず何でもいいから撮れればいいや的な感じです。
休日なのか遅い車も結構いて、なかなか追いつきません。無理に追い越したり赤信号で平気に突っ込む輩もいましたが、一応安全運転で。
追いつかなければ追いつかないで、並走を楽しみます。片手でコンデジを持って運転しながら撮影。安全のためやめましょう。
長門粟野辺りまで来て、ようやくの辺りで追い越せそうです。
長門二見の手前で車を停めて、徐行区間を行く姿を線路脇から激写。
後ろ側も狙います。
さらに追っかけは続きます。
しかし長門二見西側の青が短い信号をなかなか抜けられず、待ってる間に列車が上を通っていきます。あ~行っちゃった~。
途中の湯玉-小串で1発撮って、さらに追いかけ、走ってる車の多くが他府県ナンバーで、鉄ちゃん渋滞状態。(写真に写ってるのは県内ナンバーですが)
小串停車中に再度追い抜いて、最後のショット。これにて今回のミッション無事終了。
撮影後は車の出発地である広島まで戻ります。天気が悪めの日曜とあって、国道2号線も意外と空いていて、5時間ほどで帰れました。
今まで何度か徳山・岩国市内で気が狂うような渋滞に遭ったことがあるので、いつでも途中から高速に乗れるようETCも差してましたが、夜中並みの速さで広島に帰着しました。
さて広島に戻ってきたものの、駅弁は既に売り切って店じまい済みなので、駅ビルにある飲食店に寄ってみます。
数年ぶりに食べる、一瞬お好み焼きと見間違いしてしまう料理をいただきます。「スペシャル焼き」とか書いてありました、いわゆる広島焼きですね。
今回の自動車区間は三菱コルト、富士ぶさで神奈川へ出撃して以来8年ぶり位に当りました。この写真はサンタマ撮影地で朝7時前に撮ったものです。道路は全然車が停まっていませんでした。
来週の3連休は仕事なので、次は3/17にカシオペアのラストワン狙いで北関東へ出撃する予定です。というか、既に移動中です、その模様は後日掲載します。
特に山陰本線を経由するルートは国鉄色のディーゼル機関車DD51が、それも一部区間では重連で牽引することから、絶大な人気を博しました。
最後の運転となる3月は山陰トワイが3往復運行されるので、勤務の休みの都合がつく第1・第2土日に出撃することにしました。
.須磨-塩屋間
去年9月の山陰トワイの時は大阪から全行程自動車で追いかけたのですが、当時よりダイヤが変わって追いかけには厳しい時刻になっているため、山陽本線内は電車+徒歩で移動することにします。
1週目に来たのが塩屋の国道2号跨線橋。最近まで工事で立ち入り出来なかったが、ようやく撮影できる場所の工事は終わっていて、ここで下りのトワイを待ちます。
11:28所定より少し遅れてやって来ました。この場所は架線が被ってしまうので、車両目当てではなく、須磨の海沿いを走るという景色主体の撮影場所です。
なお2週目は特撮のみのため、作例を上げることは出来ませんが、同じく須磨-塩屋間の海側から撮影しました。
.瀬戸-上道間はパニック
秋以降は途中での長時間停車がなくなってしまったので、追っかけて万富鉄橋などでの撮影はできなくなりました。そのまま機関車を付け替える瀬戸まで行き、ここで撮影します。
瀬戸に着くと既に切り離された機関車を写そうとホーム上はごった返していました。強烈に生乾き臭を放つデブの脇から最低限のカットだけ撮って早々と駅を後にします。
外から見るとこんな感じで、ある意味異様な光景です。
線路の南側に回って来ました。機関車を撮りたくてホームに居るのでしょうが、でもご覧の通り、ホームから機関車は外れています。後ほどやってくるDD51は重連だから、さらに厳しいのに、ご苦労さんなことです。
切り離したEF65は岡山へ回送するのですが、急いで歩いてたけど、間に合わずやって来てしまいました。慌てて振り向いて1発撮ったものの、見事に枯れ草に邪魔されました。
本番はピーカンでビニールハウス前から捕獲。国鉄色DD51重連は美しすぎます。感動の余韻の中、歩いて瀬戸駅へ戻ります。
なお踏切南側の有名ポイントは警察によって規制されていて、道路の白線の外側に立てなければ、他へ回るしかありません。道路を挟んで西側にある畑の地主が激怒して、なんとトラックを止めて妨害行為に出る始末。地主は全力で嫌がらせを楽しんでます。上の写真のパトカーが止まってた所に撮影者ギリギリに停めていました。また警察官によって畑の中の撮影者も排除されていたので次回の山陰トワイも多分無理でしょう。
このため2週目は、特撮がメインになるので、このような線路南東側の位置からの撮影になりました。もう少し列車に近い位置に立ちたかったのですが、先客がこの位置から撮ってたので前へは出られません。
撮影後はまた瀬戸駅まで戻って山陽本線の糸崎行きに乗ります。
ここで1週目は、翌日の天気予報が雨予報から変わらなかったので、福山で下車して引き返してきました。
2週目は曇のち夕方から雨と、昼間は持ちこたえそうな天気予報だったので、そのまま西下し広島からレンタカーで山口へ向かいました。
.どうしても撮っときたかった三玉サイド
撮影名所の玉江-三見の通称:サンタマですが、前回12月には正面気味の俯瞰場所から撮ったので、次はやっぱりサイドを撮っておきたいところ。
天気も曇りだし、場所と車の置き場の事を考えると、午前中に益田-東萩間で追っかける程もないと思い、朝からこの場所で待機することに。
星がきれいな快晴の夜空だったのですが朝6時頃にはすっかり曇ってしまいました。しかし8時頃になると奇跡的に雲が晴れてきていい感じに。このまま保ってくれないかなとの願いも空しく、9時過ぎにはまた曇ってしまいました。
雲の合間からうっすらと太陽が見えるのですが、影はできないので、12月に来たとき程明るくはありません。
サイド俯瞰の撮影場所は東側の踏切に立ってみると一発で分かります。工事で山肌が禿げた所にたくさん人が立っています。
その後も続々と撮影者が上がってきてスタンバイ。午前2待に着いて待つこと10時間、
12:10 ピーッの汽笛とともに国鉄色の機関車に牽かれたトワイがやって来ました。
余韻もそこそこに山から駆け下りて車を走らせます。
.長門市→下関を車で追っかけ
ダイヤが追っかけるのには少し厳しくなったので、この天候だし、取り敢えず何でもいいから撮れればいいや的な感じです。
休日なのか遅い車も結構いて、なかなか追いつきません。無理に追い越したり赤信号で平気に突っ込む輩もいましたが、一応安全運転で。
追いつかなければ追いつかないで、並走を楽しみます。片手でコンデジを持って運転しながら撮影。安全のためやめましょう。
長門粟野辺りまで来て、ようやくの辺りで追い越せそうです。
長門二見の手前で車を停めて、徐行区間を行く姿を線路脇から激写。
後ろ側も狙います。
さらに追っかけは続きます。
しかし長門二見西側の青が短い信号をなかなか抜けられず、待ってる間に列車が上を通っていきます。あ~行っちゃった~。
途中の湯玉-小串で1発撮って、さらに追いかけ、走ってる車の多くが他府県ナンバーで、鉄ちゃん渋滞状態。(写真に写ってるのは県内ナンバーですが)
小串停車中に再度追い抜いて、最後のショット。これにて今回のミッション無事終了。
撮影後は車の出発地である広島まで戻ります。天気が悪めの日曜とあって、国道2号線も意外と空いていて、5時間ほどで帰れました。
今まで何度か徳山・岩国市内で気が狂うような渋滞に遭ったことがあるので、いつでも途中から高速に乗れるようETCも差してましたが、夜中並みの速さで広島に帰着しました。
さて広島に戻ってきたものの、駅弁は既に売り切って店じまい済みなので、駅ビルにある飲食店に寄ってみます。
数年ぶりに食べる、一瞬お好み焼きと見間違いしてしまう料理をいただきます。「スペシャル焼き」とか書いてありました、いわゆる広島焼きですね。
今回の自動車区間は三菱コルト、富士ぶさで神奈川へ出撃して以来8年ぶり位に当りました。この写真はサンタマ撮影地で朝7時前に撮ったものです。道路は全然車が停まっていませんでした。
来週の3連休は仕事なので、次は3/17にカシオペアのラストワン狙いで北関東へ出撃する予定です。というか、既に移動中です、その模様は後日掲載します。