両毛線に残っている107系電車がいよいよ9月いっぱいで引退ということで、青春18きっぷの残り2日分を使い切る意味も込めて、1年半ぶりに両毛線に出掛けることにしました。
現地に2日いるとなると、初日はなるべく午前中から撮りたいので、0日目で夜行バスを使って時間を有効活用します。2日間とも天気がいいと想定して一眼レフは持たず、コンデジ2台+特撮機材で出撃。
.まずは107系の乗り納め
東京駅に5時半ごろに着き、上野を6時過ぎに出る宇都宮行に乗ります。
雨は上がってはいましたが、上空は曇っていて、ビルなどには霧がかかっていました。
天気予報こそ「曇りのち晴れ」なのですが、雲行きが心配です。
小山に7:25に着き、7:29発の両毛線の電車に乗り換えるのですが、僅か4分で東北線のホームから両毛線のホームに思いキャリーを牽いて乗り換えるのは至難。
階段を下りる前からWater Crownが鳴り響いていて、女子高生たちが「やばい、やばい!」と言って走り出したので、私も同じく走って階段を下ります。
ホームに着いても、既に4両の電車は一杯で、大きな荷物を持って乗れそうな所がなく、結局3両前の中ドアまで行ってようやく背中で男子高校生たちを押し込んで乗車。
押し込まれた野郎の1人が背後でチッと舌打ちします。この辺は折り込み済み。
2駅先の栃木でホームに下りて、先ほどの鬱陶しい野郎どもを降ろします。
栃木からは少し女の子も乗ってきてやれやれ。
通学生の大半は足利で下車していきました。
空いた連結部近くのドア脇席を確保してキャリーを横付けします。
車内にはありがとう107系の寄せ書きのようなポスターがドア脇や車内吊り広告枠全てに貼られ、いよいよお別れ感を演出しています。
1枚ずつのメモに書かれたお別れのメッセージを集めたポスターで、車内それぞれ違うメッセージが使われていたので、これの印刷だけでも結構コストが掛かっていると思われます。
乗った車両はR7編成で、クモハ107-107
語呂合わせがいいですな。記念に撮るには最適な車番です。
途中の桐生の電留線を見ると115系3連と107系らしき姿が1本ずついただけでした。
昨春通った時は、ここに大量の211系が留置されていたのですが。
もう1枚ショット。
やはり107系2連1編成がいます。これは予備のまま走らないのでしょうか?
乗ってきた107系は途中の国定で下車をしてこれで多分乗り納めとなりそうです。
このあとこの編成が高崎から折り返してくるところを狙うために撮影場所を選定します。天気もようやく晴れてきました。国定だと正面が影になるので栃木県内へ戻ることにします。
.まさかの雨に降られて岩舟
11:04 岩舟に戻って撮影地へ歩きだしたら、どんどん雲ってきて、空全体を雲が覆ってしまいました。
昼間なので1時間に1本しかなく、移動が出来ないのでこの場所で下り441Mを撮影。ポツポツと雨も降りだしました。次の電車まで1時間20分あるので一旦駅へ戻ります。雨は段々大粒になってきました。
岩舟駅に戻って数分、雷鳴とともにドシャ降りの大雨になりました。
駅へ戻る判断が遅れていたら、傘をさしてもずぶ濡れになるレベルです。
あーあ、これはもう撮影どころではないレベル。
どこが曇りのち晴れなんだよ!という怒りとやるせなさに苛まれます。これが今夏の異常さを現しています。
雨雲の様子はどうなのかと情報を見てみたら、えっこの辺だけ? やられたーーーー。
しかしこの後、両毛線沿線に次々と雲が湧いて、伊勢崎あたりまで真っ赤になっていました。
しかし、雲の移動予報を見てみると、12時半には雨は上がる予想が出ています。上り電車が来るのは12:20、さて撮影できるか?
ほぼ小降りになったので、駅を出て上り列車の撮影地で何とか上りの448Mを撮影。
列車通過時はもう雨は止んでいました。
なおこの場所では11時台に雨の中、こういう獲物もゲットしています。
雨の中なので、碌な写真ではありませんが。
.最高に晴れた駒形にて
雨も上がって今度は群馬県側に移動します。撮影場所は駒形-伊勢崎間のまだ行っていない北関東道の南側のポイントへ行きます。
14:53 1本目は第1島踏切にて632Mを撮影。
群馬県側は晴れていたものの、風が強く、またこの場所は車が踏切で止まるため、ビデオパン撮影が出来ずに、1本だけ撮って次の場所へ移動しました。
15:55 次に来たのが駅から徒歩35分ほどの所にある第二大胡街道踏切。
ここは東側に向いてのみ撮影できる場所なので、下り列車は追い撮りという形になります。
少し傾いた日差しを受けて、107系が通ります。
16:19 踏切から畑の脇の道に陣取って、サイドアングルで動画+特撮開始。
入道雲がかろうじて夏の終わりの演出に一役買っています。
17:23 今日の最後は駒形駅側に少し戻った場所にある第二奥原前踏切付近から。
もうかなり日が傾いて、車体は少し赤味がかっています。頭の影が写っちゃいました。
こちらは翌朝、伊勢崎-国定間にて、上り432Mを撮影(置きっぱ動画カメラ)したもの。
2日目はこれ1本のみ撮って、上越線で115系を撮るために両毛線沿線をあとにしました。
これでJR107系とは多分お別れになる最後の出撃になりました。
2編成4両が上信電鉄に譲渡され、高崎駅の構内に留置されているのを目撃しましたが、上信電鉄に譲渡後も107系を名乗るのか、独自の形式名を名乗るのかは不明です。
さようなら(JRの)107系!
現地に2日いるとなると、初日はなるべく午前中から撮りたいので、0日目で夜行バスを使って時間を有効活用します。2日間とも天気がいいと想定して一眼レフは持たず、コンデジ2台+特撮機材で出撃。
.まずは107系の乗り納め
東京駅に5時半ごろに着き、上野を6時過ぎに出る宇都宮行に乗ります。
雨は上がってはいましたが、上空は曇っていて、ビルなどには霧がかかっていました。
天気予報こそ「曇りのち晴れ」なのですが、雲行きが心配です。
小山に7:25に着き、7:29発の両毛線の電車に乗り換えるのですが、僅か4分で東北線のホームから両毛線のホームに思いキャリーを牽いて乗り換えるのは至難。
階段を下りる前からWater Crownが鳴り響いていて、女子高生たちが「やばい、やばい!」と言って走り出したので、私も同じく走って階段を下ります。
ホームに着いても、既に4両の電車は一杯で、大きな荷物を持って乗れそうな所がなく、結局3両前の中ドアまで行ってようやく背中で男子高校生たちを押し込んで乗車。
押し込まれた野郎の1人が背後でチッと舌打ちします。この辺は折り込み済み。
2駅先の栃木でホームに下りて、先ほどの鬱陶しい野郎どもを降ろします。
栃木からは少し女の子も乗ってきてやれやれ。
通学生の大半は足利で下車していきました。
空いた連結部近くのドア脇席を確保してキャリーを横付けします。
車内にはありがとう107系の寄せ書きのようなポスターがドア脇や車内吊り広告枠全てに貼られ、いよいよお別れ感を演出しています。
1枚ずつのメモに書かれたお別れのメッセージを集めたポスターで、車内それぞれ違うメッセージが使われていたので、これの印刷だけでも結構コストが掛かっていると思われます。
乗った車両はR7編成で、クモハ107-107
語呂合わせがいいですな。記念に撮るには最適な車番です。
途中の桐生の電留線を見ると115系3連と107系らしき姿が1本ずついただけでした。
昨春通った時は、ここに大量の211系が留置されていたのですが。
もう1枚ショット。
やはり107系2連1編成がいます。これは予備のまま走らないのでしょうか?
乗ってきた107系は途中の国定で下車をしてこれで多分乗り納めとなりそうです。
このあとこの編成が高崎から折り返してくるところを狙うために撮影場所を選定します。天気もようやく晴れてきました。国定だと正面が影になるので栃木県内へ戻ることにします。
.まさかの雨に降られて岩舟
11:04 岩舟に戻って撮影地へ歩きだしたら、どんどん雲ってきて、空全体を雲が覆ってしまいました。
昼間なので1時間に1本しかなく、移動が出来ないのでこの場所で下り441Mを撮影。ポツポツと雨も降りだしました。次の電車まで1時間20分あるので一旦駅へ戻ります。雨は段々大粒になってきました。
岩舟駅に戻って数分、雷鳴とともにドシャ降りの大雨になりました。
駅へ戻る判断が遅れていたら、傘をさしてもずぶ濡れになるレベルです。
あーあ、これはもう撮影どころではないレベル。
どこが曇りのち晴れなんだよ!という怒りとやるせなさに苛まれます。これが今夏の異常さを現しています。
雨雲の様子はどうなのかと情報を見てみたら、えっこの辺だけ? やられたーーーー。
しかしこの後、両毛線沿線に次々と雲が湧いて、伊勢崎あたりまで真っ赤になっていました。
しかし、雲の移動予報を見てみると、12時半には雨は上がる予想が出ています。上り電車が来るのは12:20、さて撮影できるか?
ほぼ小降りになったので、駅を出て上り列車の撮影地で何とか上りの448Mを撮影。
列車通過時はもう雨は止んでいました。
なおこの場所では11時台に雨の中、こういう獲物もゲットしています。
雨の中なので、碌な写真ではありませんが。
.最高に晴れた駒形にて
雨も上がって今度は群馬県側に移動します。撮影場所は駒形-伊勢崎間のまだ行っていない北関東道の南側のポイントへ行きます。
14:53 1本目は第1島踏切にて632Mを撮影。
群馬県側は晴れていたものの、風が強く、またこの場所は車が踏切で止まるため、ビデオパン撮影が出来ずに、1本だけ撮って次の場所へ移動しました。
15:55 次に来たのが駅から徒歩35分ほどの所にある第二大胡街道踏切。
ここは東側に向いてのみ撮影できる場所なので、下り列車は追い撮りという形になります。
少し傾いた日差しを受けて、107系が通ります。
16:19 踏切から畑の脇の道に陣取って、サイドアングルで動画+特撮開始。
入道雲がかろうじて夏の終わりの演出に一役買っています。
17:23 今日の最後は駒形駅側に少し戻った場所にある第二奥原前踏切付近から。
もうかなり日が傾いて、車体は少し赤味がかっています。頭の影が写っちゃいました。
こちらは翌朝、伊勢崎-国定間にて、上り432Mを撮影(置きっぱ動画カメラ)したもの。
2日目はこれ1本のみ撮って、上越線で115系を撮るために両毛線沿線をあとにしました。
これでJR107系とは多分お別れになる最後の出撃になりました。
2編成4両が上信電鉄に譲渡され、高崎駅の構内に留置されているのを目撃しましたが、上信電鉄に譲渡後も107系を名乗るのか、独自の形式名を名乗るのかは不明です。
さようなら(JRの)107系!