.名古屋ー東京 新幹線 どの切符で行く?
『悪いけど1/26(金)に東京へ日帰り出張行って来て。』
そう告げられたのは2週間前。前日は189系M50編成のラストランがあるので撮りに行きたいが、前記事のように25日休みだったのに会社に顔を出すことになり、『んじゃ、明日よろしく~!』
会社から交通費の支給は、名古屋-東京間の距離程度なら自由席特急券分でしか旅費は出ません。東京は神田の行き先に10時少し前に着いておく必要があるので、東京には9時台前半に着く〔のぞみ号〕に乗らなければなりません。帰りは17時過ぎに終える予定ですが、少し余裕をみておく必要があります。
そこで名古屋-東京間の料金を比較すると
指定席 正規11,090円、回数券バラ10,400円(ひかり・こだまの正規料金は210円引き)
自由席 正規10,360円、回数券バラ 9,750円
ぷらっこ 指定 8,300円、グリーン車 9,300円(通常期)
で、指定席だと回数券のバラでも自由席の正規より高いことが分かります。
折りしも、このところの大雪で上り列車が連日1時間近く遅れていたので、せっかく指定席を取っても指定の列車が遅れたら相手先への到着が遅れてしまいます。
そこで往路は正規の自由席で行くことにしました。帰りは余裕があるので初めて「ぷらっとこだま」を使うことにしまして、前日名古屋駅支店で購入しました。
ぷらっとこだまは旅行商品なので、通常の青いJRの乗車券類は渡されません。旅行条件書の確認を行なって、手続きが進められるので、待ち時間を含めて30分程度掛かります。
.やっぱり大雪で遅れた
大寒波のピークは過ぎたとはいうものの、まだ滋賀・岐阜界隈ではかなりの雪が降っていますし、愛知でもパラパラ降っています。やっぱり昨日並に遅れそうな気がしたので、早起きをして名古屋始発のひかり502号で行くことにしました。4分後にのぞみ268号もありますが、これだと東京に着くのが早すぎます。
ということで、往きは正規の切符を買いました。会社から出る自由席分の旅費そのまんまの額面どおりの切符です。
それでは数ヶ月ぶりの新幹線に乗りにホームへ上がるとします。人多いかな?
週末のしかも大雪のため、早めに人が出てきてるかと思いきや、意外とホーム上は閑散としており、ひかり号の自由席乗車口には多くても5人程度、私が乗った1号車は前後扉ともに誰も並んでませんでした。
東海区間から直通する唯一の博多行き〔ひかり491号〕に続いて名古屋車両所から回送で入ってきました。
博多寄り先頭車のノーズの段の所には雪が積もったままです。
出発こそ定刻でしたが、すぐに「雪の影響のため、豊橋までは速度を落として運転します。」とアナウンス。
実際に雪の付着が多かったのは尾張地域だけで、刈谷市に入った辺りでは、形だけの雪化粧のようで、列車もそれなりに速度を上げていきました。
しかし、次の豊橋で車体の雪を落とすため、普段は入らない11番線に入ります、本来ならここで後続ののぞみに抜かれるのですが、全く抜かれる素振りなし。そう、後続ののぞみ号も豊橋に臨時停車して雪落としをするためです。
その後も静岡駅に停まらないのぞみ号が豊橋駅の11番線に次々と停車(勿論ドアは開きません)するというなかなかレアなシーンが展開されれたようです。雪が止んでからは名古屋駅で雪落としになったので、豊橋駅に停車するのぞみ号を見れた人はラッキーだったでしょう。
次の浜松でようやくのぞみ268号に先を譲り、15分遅れで発車。しかし、新大阪発ののぞみ号が軒並み50分程度遅れていたため、静岡で通過待ちをせずに遅れを5分短縮。
結局東京駅には10分遅れの8:50に到着しました。
ちょっと早めですが、神田の出先へ行って、今日の所用を済ませます。
.いよいよグリーン車の帰路
無事予定通り夕方に所用を終えて、あとは帰路なのですが、何かと入用もあるかと思って、東京発19:56のこだま号に乗ることにしていましたが、時間が余ったので、
ちょっとアキバに寄ってみました。
本当に久しぶりに来た感がありますが、よう考えたら、2016年の12月に来てたから、約1年ぶりです。
ばおー近くの私が利用してた店が2軒ともなくなってたのが残念でした。今は通販で何でも買えるから、わざわざ秋葉原に来る必要もないということで、街を歩いているのは半分近くが外国人のように見えます。
時間も適度に過ぎたので、東京駅に戻ります。
東京駅ではJR東日本の在来線用改札口を出て、JR東海の新幹線改札口から入らなければならず、一旦改札外に出て乗車票を取り出して、有人改札口から入ります。
こちらがぷらっとこだまの乗車票。きっぷではないので「乗車券」ではありません。
乗車票に付いてくる2枚目がドリンククーポンで、660ml以下のドリンク(お酒類は350ml以下)1本と引き換えが出来ます。こだま号は車内販売がないので、駅の指定の売店で引き換える必要があります。
19:40 そろそろかな? とホームに上がりましたが、折り返しとなる上り列車が遅れているようです。
左側に写ってるのは19:20発のはやぶさ・こまち33号で30分ほど遅れて出て行きました。
19:47 ようやく7分遅れで、上りひかり476号が入ってきました。
折り返しまでは9分しかありません。奇跡の7分間が終わっても2分余裕があります。
発車時刻2分前に乗車開始、いよいよグリーン車に初乗車します。
結局上り列車の入線の関係で、東京駅を5分遅れて出発しました。
週末の夜とあって、自由席は満席のようで、お荷物は座席の上には置かないで下さいとアナウンスしてました。
グリーン車は窓側が8割埋まってますが、通路側は誰も座ってません。
比較的長距離乗る人も多いようで、車両の前半分が豊橋辺りまで結構埋まったままでした。
しかし同じ車両の後部は静岡を過ぎるとガラガラでした。同じ車両でなぜこんなに差があるのか不思議です。
多分大阪方の座席番号が若いから、シートマップではなく、単に「窓側」のみ指定で発券すると若い席番から埋まるのだろうという推測です。なお隣の9号車を浜松あたりで見たところ、車両全体に渡って混んでいました。
圧倒的な存在感のグリーン座席、センターの肘掛は電源コンセントや明かりのスイッチがある大型のものなのですが、残念ながら跳ね上げられないので、2席使ってということは出来ません。
足元の様子(足が写って失礼)ですが、フットレストは角度が歪な所で止まったり、結構ガタついている感があります。左側のスイッチには座面を温めるシートヒーターのものがあります。
22:45 途中ちょっと居眠りもして、やっぱりあっという間の2時間50分の新幹線グリーン車初体験でした。
無料開放ではなく、正規にグリーン券を持っての乗車は、在来線では古くは大垣夜行のサロ165や東海道線のサロ110などの国鉄型ぐらいで、あとは東日本のE231系、E233系、217系、E531系などの、なんちゃってグリーン車ばかり乗ってたので、本格的なグリーン車に乗れて良かったです。それもたったの1,000円プラスで。
『悪いけど1/26(金)に東京へ日帰り出張行って来て。』
そう告げられたのは2週間前。前日は189系M50編成のラストランがあるので撮りに行きたいが、前記事のように25日休みだったのに会社に顔を出すことになり、『んじゃ、明日よろしく~!』
会社から交通費の支給は、名古屋-東京間の距離程度なら自由席特急券分でしか旅費は出ません。東京は神田の行き先に10時少し前に着いておく必要があるので、東京には9時台前半に着く〔のぞみ号〕に乗らなければなりません。帰りは17時過ぎに終える予定ですが、少し余裕をみておく必要があります。
そこで名古屋-東京間の料金を比較すると
指定席 正規11,090円、回数券バラ10,400円(ひかり・こだまの正規料金は210円引き)
自由席 正規10,360円、回数券バラ 9,750円
ぷらっこ 指定 8,300円、グリーン車 9,300円(通常期)
で、指定席だと回数券のバラでも自由席の正規より高いことが分かります。
折りしも、このところの大雪で上り列車が連日1時間近く遅れていたので、せっかく指定席を取っても指定の列車が遅れたら相手先への到着が遅れてしまいます。
そこで往路は正規の自由席で行くことにしました。帰りは余裕があるので初めて「ぷらっとこだま」を使うことにしまして、前日名古屋駅支店で購入しました。
ぷらっとこだまは旅行商品なので、通常の青いJRの乗車券類は渡されません。旅行条件書の確認を行なって、手続きが進められるので、待ち時間を含めて30分程度掛かります。
.やっぱり大雪で遅れた
大寒波のピークは過ぎたとはいうものの、まだ滋賀・岐阜界隈ではかなりの雪が降っていますし、愛知でもパラパラ降っています。やっぱり昨日並に遅れそうな気がしたので、早起きをして名古屋始発のひかり502号で行くことにしました。4分後にのぞみ268号もありますが、これだと東京に着くのが早すぎます。
ということで、往きは正規の切符を買いました。会社から出る自由席分の旅費そのまんまの額面どおりの切符です。
それでは数ヶ月ぶりの新幹線に乗りにホームへ上がるとします。人多いかな?
週末のしかも大雪のため、早めに人が出てきてるかと思いきや、意外とホーム上は閑散としており、ひかり号の自由席乗車口には多くても5人程度、私が乗った1号車は前後扉ともに誰も並んでませんでした。
東海区間から直通する唯一の博多行き〔ひかり491号〕に続いて名古屋車両所から回送で入ってきました。
博多寄り先頭車のノーズの段の所には雪が積もったままです。
出発こそ定刻でしたが、すぐに「雪の影響のため、豊橋までは速度を落として運転します。」とアナウンス。
実際に雪の付着が多かったのは尾張地域だけで、刈谷市に入った辺りでは、形だけの雪化粧のようで、列車もそれなりに速度を上げていきました。
しかし、次の豊橋で車体の雪を落とすため、普段は入らない11番線に入ります、本来ならここで後続ののぞみに抜かれるのですが、全く抜かれる素振りなし。そう、後続ののぞみ号も豊橋に臨時停車して雪落としをするためです。
その後も静岡駅に停まらないのぞみ号が豊橋駅の11番線に次々と停車(勿論ドアは開きません)するというなかなかレアなシーンが展開されれたようです。雪が止んでからは名古屋駅で雪落としになったので、豊橋駅に停車するのぞみ号を見れた人はラッキーだったでしょう。
次の浜松でようやくのぞみ268号に先を譲り、15分遅れで発車。しかし、新大阪発ののぞみ号が軒並み50分程度遅れていたため、静岡で通過待ちをせずに遅れを5分短縮。
結局東京駅には10分遅れの8:50に到着しました。
ちょっと早めですが、神田の出先へ行って、今日の所用を済ませます。
.いよいよグリーン車の帰路
無事予定通り夕方に所用を終えて、あとは帰路なのですが、何かと入用もあるかと思って、東京発19:56のこだま号に乗ることにしていましたが、時間が余ったので、
ちょっとアキバに寄ってみました。
本当に久しぶりに来た感がありますが、よう考えたら、2016年の12月に来てたから、約1年ぶりです。
ばおー近くの私が利用してた店が2軒ともなくなってたのが残念でした。今は通販で何でも買えるから、わざわざ秋葉原に来る必要もないということで、街を歩いているのは半分近くが外国人のように見えます。
時間も適度に過ぎたので、東京駅に戻ります。
東京駅ではJR東日本の在来線用改札口を出て、JR東海の新幹線改札口から入らなければならず、一旦改札外に出て乗車票を取り出して、有人改札口から入ります。
こちらがぷらっとこだまの乗車票。きっぷではないので「乗車券」ではありません。
乗車票に付いてくる2枚目がドリンククーポンで、660ml以下のドリンク(お酒類は350ml以下)1本と引き換えが出来ます。こだま号は車内販売がないので、駅の指定の売店で引き換える必要があります。
19:40 そろそろかな? とホームに上がりましたが、折り返しとなる上り列車が遅れているようです。
左側に写ってるのは19:20発のはやぶさ・こまち33号で30分ほど遅れて出て行きました。
19:47 ようやく7分遅れで、上りひかり476号が入ってきました。
折り返しまでは9分しかありません。奇跡の7分間が終わっても2分余裕があります。
発車時刻2分前に乗車開始、いよいよグリーン車に初乗車します。
結局上り列車の入線の関係で、東京駅を5分遅れて出発しました。
週末の夜とあって、自由席は満席のようで、お荷物は座席の上には置かないで下さいとアナウンスしてました。
グリーン車は窓側が8割埋まってますが、通路側は誰も座ってません。
比較的長距離乗る人も多いようで、車両の前半分が豊橋辺りまで結構埋まったままでした。
しかし同じ車両の後部は静岡を過ぎるとガラガラでした。同じ車両でなぜこんなに差があるのか不思議です。
多分大阪方の座席番号が若いから、シートマップではなく、単に「窓側」のみ指定で発券すると若い席番から埋まるのだろうという推測です。なお隣の9号車を浜松あたりで見たところ、車両全体に渡って混んでいました。
圧倒的な存在感のグリーン座席、センターの肘掛は電源コンセントや明かりのスイッチがある大型のものなのですが、残念ながら跳ね上げられないので、2席使ってということは出来ません。
足元の様子(足が写って失礼)ですが、フットレストは角度が歪な所で止まったり、結構ガタついている感があります。左側のスイッチには座面を温めるシートヒーターのものがあります。
22:45 途中ちょっと居眠りもして、やっぱりあっという間の2時間50分の新幹線グリーン車初体験でした。
無料開放ではなく、正規にグリーン券を持っての乗車は、在来線では古くは大垣夜行のサロ165や東海道線のサロ110などの国鉄型ぐらいで、あとは東日本のE231系、E233系、217系、E531系などの、なんちゃってグリーン車ばかり乗ってたので、本格的なグリーン車に乗れて良かったです。それもたったの1,000円プラスで。