六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

夏の高校野球観戦2024 後編

2024-08-23 | スポーツ
 前記事では今年から午前・夕方の2部制になった3日間の試合を観戦したことを書きましたが、今記事では1日4試合になる4日目以降での2日間観戦に行ったお話になります。

 元々アルプス席が取れていた4日分での観戦予定でしたが、休みの12日も外野でいいから観戦することにして、12日の外野席も購入。アルプス席が1,400円ですから半額です。
 甲子園の外野席には3年前の2021年3月に1度だけ入った事があり、当時はコロナ規制で一般客がアルプス席に入れなかった為、内野指定席と外野席を1日ずつ体験したのですが、当時は空いていたので外野席の状況をあまり感じなかったのですが、今回はまざまざとそれを感じる事になりました。

 今回の2日間で観戦するカードが写真の通りで、前泊せずに朝2番の近鉄特急で来たので、12日は第2試合からの観戦になります。

 3連休最後の祝日とあって入場券は全て完売で、当日券の販売は勿論ありません。この3連休に関しては私が以前やってたように、対戦カードが決まる前の時点で、どこの学校になるか分からないまま取り敢えず買っとけという「高校野球ガチャ」で買う人が続出したので早々に売切れていたと思われます。私も購入時期の判断を誤りました。

 さてチケット売り場から高架道路を見ると、2台のバスが止まっていたので見てみたら、必勝と書かれた前幕を掲げています。広陵高校のブラバン・チア用のバスで、広島電鉄でもない一般の貸切バス会社の車両でした。

 .外野席は安かろう◯かろう?

 さてこれから反対側へぐるっと歩いて外野席の入場門に向かいます。
 入口は指定された座席があるバックスクリーン近くになるので、先程のチケット売り場からは最も反対側となります。遠い遠い。

 初めて来た甲子園のライト側席(3年前はレフト側下段)の眺めで、スマホカメラのズーム倍率を広角一杯に広げて全部が収まります。
 外野席からの眺めはどうかなと思ったのですが、写真では分かりにくいのですが、実際のところ外野の守備定位置以外にもちょこちょこ芝が禿げていて、思った程キレイではないですね。12球団一美しい天然芝球場と言われたグリーンスタジアム神戸と比べると、ちょっと可哀想な感じがします。阪神園芸の神整備を以てしても上手く行かないのかな?

 ちょうどお昼になったので、今の気温はどんな感じかな?と温度計を見たところ35℃と、8/8の小松大谷の試合の時の3塁アルプス上段の42℃に比べて7℃も低く出ていました。やはり少し雲があって湿気があることで、太陽光の威力が低減されるためと思われます。
 スタンドの割と上段とあって、比較的風も吹いており、そこまで暑くは感じませんでした。
 しかしお昼時になってお客さんがどんどん入ってきて、かなり満員に近い状態。全席指定なので、空いていればいいのですが、混んでくると勝手に座ってた席に本来の券を持った人らが来てしまうため、非常に不自由な環境です。もちろん内野席やアルプス席も一般客は全席指定なのですが、アルプスは応援団用の自由席エリアがあるので、大応援団で満員にならない限りは、自由席エリアへ逃げることができるのです。外野席の方が苦痛に感じます。その他にも
 ①外野席なので、座席の横幅も前後の間隔も狭くて窮屈です。大昔はアルプス席も外野席並みに狭かったのですが、幾度のリニューアルを経て、今は外野席の1.5倍の横幅があり、この席幅に慣れているので、それからすると外野席の狭さに辟易します。
 ②また外野にボールが飛んできても、球の動きが前後の奥行での動きになるので、あまり距離感を感じません。内野席やアルプス席だと、外野にボールが飛ぶと、真横方向の動きになるので、飛んで行ったーー的な感覚が味わえるのですが、外野席だとそれがありません。
 ③そして何といっても、応援席から遠いので、臨場感に乏しく、チアガールも米粒大にしか見えないので、何ともガッカリ感が漂いますね。
ということで、外野席を好んで座る人達の気が知れませんが、とりあえず、夏の混雑する外野席を知ったので、もう二度と外野席には来ないつもりです。

 夕方の第4試合になってようやく空いてきて、いつもこれ位の状態が続くのなら外野席もアリなのかも知れませんが・・・

 もう基本的に来ることが無いだろうと思う外野席での眺めとして、スコアボードの真下に来て、こうして見上げる事も多分なかろうということで記念撮影して球場を出ました。

 球場を出て高架道路の下に来たら、関東一高のチアの子たちが記念撮影をしていたので、横からパチリ。
 ちなみにバスは京都ナンバーだったので、京都の修学旅行用の旅館とかに泊まるのでしょうか、とか思いつつ、甲子園を後にします。明日は7時半に甲子園入り予定なので早く寝ないとね。

 .やっぱりアルプス席がいい
 明けて8/13は3塁側アルプス席を買っていたので、いつも通りの感覚で球場へ向かいます。

 青森山田・智弁和歌山など強豪校に加え地元近畿の滋賀学園も出るので、今日は午後から満員になりそうです。

 朝の第1試合は青森山田高校ですが、普段なら青森から長駆やって来られる方は少なく、ガラガラな応援席ですが、ちょうどお盆休み期間とあって、多くの方がはるばる青森から応援に来られていて、津軽弁が飛び交っていました。

 第2試合も東北宮城の聖和学園が3塁側に入るのですが、初出場とあって、生徒をはじめとした大応援団が入ってきたので、上の方の席に避難してきました。今回は初出場の他にしばらくぶりの学校もあったことから、石橋・掛川西・大社などスタンドが超満員になるケースも何度もありました。

 聖和学園の応援はサッカーみたいな掛け声の応援が多く、チアも少ないので、動画は撮らなかったのですが、1つ良かったのが、演奏する曲目のプラカードを2枚用意して、どこからでも見やすいよう配慮していた点です。これはナイス!

 続いて第3試合は人気の智弁和歌山とあって、内外野ともにぎっしりお客さんが詰めかけます。
 ちょうど私が座っていた場所の階段で智弁和歌山の応援団が団旗を上げていたのですが、今日は風が強いので降ろせと言われて、試合が始まるのを待たずして団旗は降ろして撤去してしまいました。

 外野席もぎっしり満員です。
 こんなクッソ熱い時に狭い外野席で身動き取れないとか地獄かと思います。

 試合は何と茨城のあんまり聞いたことない学校に先制されて、終盤に本塁打攻勢で追いついたものの、延長タイブレークで負けるという波乱。今大会は強豪校が次々と敗れているので、智弁和歌山もその例にもれずにお付き合いということでしょうか。

 第4試合も近畿勢の滋賀学園ということで、智弁和歌山を見た観客の多くがそのまま残っていたのですが、徐々に帰り始め、少し空いてきたので、席を移動しました。
 滋賀学園はユニークな野球部員のダンスでブレーク中でしたが、応援席は学生と親御さんで満席で入る余地がなかったので、後方の一般席エリアで大人しく見ていました。

 結局この日は久々に1日4試合フルで見てしまい、結構体力的にも厳しかったのですが、もう明日の観戦はないので、これで甲子園遠征の全日程を終えて帰宅ですので、最後の体力を使って家路につきます。

 特急列車に高校野球表示のあるシーンも今日で見納め。近畿勢で観客も多いため、臨時特急が運転されていました。

 .今夏の戦績

 今夏の高校野球の観戦は千葉の地方大会を含めて14試合を観戦し、外野センターで観戦した3試合を外した11試合で4勝7敗と、戦績としては大きく負け越しとなり、勝率も遂に5割まで落ちてきました。
 まぁ勝ち試合を見に来たのではないので、勝率はどうでもいいっちゃいいのですが、それでも負けて落ち込む応援団の姿を見るよりは、やっぱり勝って喜ぶ雰囲気の中で一緒に球場を出たいじゃないですか。
 ということで、社会人野球に続いて結構負けグセが付いた感じの夏が終わりました。

 次の野球関連のイベントは、秋の社会人野球日本選手権と、その地方予選になりますが、具体的な予定は特になく、また気分次第で突然フラっと出撃するかも知れません。

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