気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ギンガオサイチョウ 大首絵

2018年07月26日 | 動物園や花鳥園
強烈な個性のギンガオサイチョウ

サイチョウの仲間には、上のくちばしから頭にかけて「カスク」と呼ばれる隆起した部分あります。
これをサイの角に見立てて「犀鳥~サイチョウ」と呼ばれているそうです。

いかにも重たそうに見えますが、カスクの中は空洞で、鳴き声を響かせるのに役立っているようです。
野生のサイチョウは樹上の果実を主食とし、フンといっしょに種子を拡散するので、森林の形成に欠かせない存在だとのこと。
(飼育舎前の案内板より)

いかつい外見のギンガオサイチョウですが、茶色の目はとても穏やかで深い表情が見てとれます。






うとうとまどろむギンガオサイチョウ



ケージの隙間から侵入したスズメが、ほんの50㎝ほど先の餌台に盗み食いにやってきました。
追い払うでもなく、首を傾けてじーっとスズメを見つめるギンガオサイチョウ。
「怖い顔して優しい性格なんだ」と和みながら眺めていたのですが…
実は、野生では繁殖期になると、爬虫類や昆虫、小鳥や卵なども食べるそうです。
…今にして思えば、あの時のギンガオサイチョウ、「おいしそうなスズメ」と思っていたのかも??

ギンガオサイチョウ(銀顔犀鳥)
漢字表記が見つからないので、英名=Silvery-Cheeked Hornbillから、銀顔の文字を当てました。
ご存知の方は教えて頂ければ幸いです。


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コメント (2)
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