気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

豪雨後の不思議現象 緑のじゅうたん?

2018年07月12日 | オオバン
ほぼ4日間続いた西日本豪雨の後、溜め池に不思議な現象が見られました。
葦原の一角が、まるで緑のカーペットを被せたようになっていたのです。

大雨で水底の藻が浮き上がってきたのでしょうか??
ひとかたまりになって、まるで緻密に織り込まれたような状態になっています。

ここは、もともとオオバンの一家が巣を構えていた場所でした。
葦の茎を集めてつくった巣は流されてしまったようですが、
緑のカーペットの上で丸くなるオオバンの幼鳥たちは、
気持ち良さそうにくつろいでいるようにも見えました。














この池は市が管理しているとのことで、その日のうちに、この緑の塊は撤去されたようです。



ヒナは三羽とも無事。
前回の記事から一週間ほど経っていますが、すっかり大きくなりました。




オオバンほどの大きさの鳥なら、幼鳥でも豪雨に耐えらたようです。





オオバン(大鷭)全長約39cm

今回の西日本豪雨は、九州から中部地方にかけて広範囲にわたる記録的な大雨でした。
数十年に一度の災害を意味する「大雨特別警報」が11府県で出されるなど、かつてない事態になりました。
今朝の時点で、175人死亡 62人安否不明 7000人ほどの方々が避難所生活を送っているそうです。

激甚災害の指定もほぼ決まっているようです。
これにより自治体が行う復旧事業への国庫補助率が1~2割程度引き上げられるそうです。
被災した方々が、一日も早くもとの日常生活を取り戻せることを願わずにいられません。


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コメント (10)
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