
カルガモの雛たち 水辺でちゃぷちゃぷゆらゆら
いかにも気持ちよさそうに水の上を漂っています。
いかにも気持ちよさそうに水の上を漂っています。


突然 お母さん鴨が血相を変えてとんできました。
グア!グア! グアアーーーー!!
なんと!他の大人のカルガモが雛たちを襲ってきたのです。

逃げ遅れた一羽めがけて突進していきます。
ああー!危ない!!

何とか追撃をかわして 親子は急いで遠くへ泳ぎ去ることができました。

ふー、やれやれ・・・
お母さんガモは一安心です。

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属
カルガモは繁殖地の雛の数が過密だと他の親の雛を襲うことが知られています。
あまりにも子だくさんで手に負えないと我が子の命を絶つこともあるそうです。
しかし、この池には他に子育てするカモはいません。
今回のケースは、雄が子ガモを亡き者にして母ガモを発情させ
自分の子を産ませようと画策したのではないか?と推察しています。
先日、カルガモとマガモに連れられて泳ぐ、10羽の雛に出会いました。
このまま全員成長してくれたらと見ていたのですが、2羽の親鳥の横に寄り添うようにもう1羽のカルガモ成長がいるのです。
いったいこのファミリーは、どういうグループなのでしょう?
カモの生態をいろいろ調べたのですが、難しいですね。
とばかり観察していますが・・・
そんなことも在るのですネ。
カルガモの雛は成長するには沢山の危機を乗り越えていると思うと
幼いカルガモの姿の見方が変わります。
それにしても、無事でよかった!
同じ仲間の鳥でも、いろんな事情があるのですね。時には協力しあって子育てする群れもいるようですが、
時には自分の子供の命を絶つというのは衝撃的ですね。いろんな意味で、やはり自然界は厳しいということですね。
今年も鴨たちの雛の季節がやってきましたね。数々の困難を乗り越えて、みんな元気に育ってほしいものですね。
一見平和そうに見えるカルガモ社会も、そんなこともあるのですね。
こんなケースは珍しいのでしょうが、予期せぬ出来事が起こるようです。
難を逃れた雛とこれを守った親鳥、どちらもホッと一息といったところですね。
カルガモとマガモのペアに雛たち、そこにもう一羽カルガモが…
なんだか想像をかきたてられる組み合わせですね。
雛たちは「マルガモ」になるのでしょうか?
カモの世界も人間と同じように、個体ごとに性格も異なっているような気がします。
緑の風さんの出会ったカモの家族、私の想像の中で幸せそうに泳いでいます。
かよわいカルガモの雛は天敵の脅威にもさらされますが、
同族の大人たちも時には敵になってしまうのですね。
平和に過ごしている三羽の親子に突然襲いかかるカモ。
まるで通り魔の犯行を見るような思いでした。
とにかく無事で良かったです。
カルガモの親子は、見るからにほほえましい存在ですよね。
やさしくたくましい親ガモの中に闇の部分があるのは衝撃ですよね。
人間界の虐待とは違うやむにやまれぬ事情があるのでしょうか。
縁あって写真を撮った雛たちは、みんな無事に育つよう、願わずにいられません。
この池に何組もの親子が繁殖していた頃は、カルガモ同士の小競り合いもありました。
今年の池は、この一組のカルガモ親子の貸し切り状態です。
まさかよそのおじさんに襲われるとは…
あまりに人通りが少ないと物騒なのは、人間界と共通なのでしょうか…