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都市公園の巨木の林でハシブトガラスの親子を見かけました。
木の葉から昆虫らしきものを獲って与えた親ガラス
子ガラスは真っ赤な口を開けて「おかわり!おかわり!」
木の葉から昆虫らしきものを獲って与えた親ガラス
子ガラスは真っ赤な口を開けて「おかわり!おかわり!」
もう一羽の子ガラスも飛び移ってきました。
親ガラス(写真右)はつれない素振り
この直後にどこかへ飛び去っていきました。
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2羽の子ガラスの元へ、もう一羽の子ガラスが
ハシブトガラスの兄弟は三羽ガラス?
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さらにもう一羽子ガラスが飛んできて 全部で4羽
4羽の雛をここまで立派に育てた親ガラス 子育てのベテランなのでしょうか。
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二羽の子ガラス 見よう見まねで木の葉から虫を探し始めました。
何か見つけ出せたようですね?
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別の一羽は、立ち枯れが木から何か見つけ出して食べました。
ほんの小さな虫のようですが、自力で見つけたことが重要です。
ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow 全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属
このカラスの親子に会う前に、薄暗い林の中にカブトムシの亡骸が10個ほど落ちていました。
生前の姿をとどめているものもありますが、大半は中身が食べられていました。
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いったい誰がこんなことを?と首をかしげていましたが、
親ガラスが4羽の兄弟に与えたと考えれば納得がいきます。
カラスは硬い部分は残してカブトムシやクワガタムシを食べるそうです。
それにしても、すでに6月からこれほどの数のカブトムシが発生しているとは!
うっそうとした木々の中からカブトムシを見つけ出せるカラスの能力もすごいものです。
◆東京大学大学院農学生命科学研究科 カブトムシを食べたのは誰?
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140310-2.html
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
「自然・ふしぎ発見!」とでも名付けたい位です。
カブトムシはこちらでは籠に入って売られていますヨ。
(子供の観察・飼育用です)
それだけ固い皮がまとまって落ちて居ればカラスの御馳走になった事は明白ですネ。
私の方では嘴が細くて少しスマートな感じのハシボソカラスが多い気がします。
そちらもベビーラッシュですね。カラスの幼鳥はかわいいですね。幼さが表情に表れています。
カラスがカブトムシを食べるのには驚きました。中身だけを取り出して食べるというのも器用ですね。
シギなどはカニなどを丸呑みしてしまいますが、カラスは硬い殻を消化出来ないのでしょうか。
カラスは何でも食べるように思っていましたが、ちゃんと識別して食べていたのですね。さすが知能が高い鳥です!
去年くらいから野鳥だけでなく昆虫も捜し歩いています。
たまたまカブトムシが目につきました。
どれも生きていなくて残念でしたが、
カラスの子どもたちの糧になっているのですよね。
この公園ではハシボソも見られますが、子育てはハシブトガラスが多いようです。
子どものカラスはクチバシのまわりがピンク色で愛らしいですよね。
目玉もちょっと出目気味に見えます。
記事にもリンクを追加しましたが、タヌキもカブトムシを食べるそうですよ。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140310-2.html
カラスと食痕が違うので、どちらが食べたか見分けがつくそうです。