笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

真夏のダブルヘッダーその2 「ミッション・インポッシブル/フォールアウト」 ~もはやヒトを超越したトム・クルーズ(誉めてます)

2018年08月17日 12時00分58秒 | 映画

アメリカから、パリに大気圏外(?)突入し、
そのままトイレでド派手なカンフーアクションをこなし、
人質奪回作戦では車とバイクで、パリ警察とのカーチェイス、
裏切り者との銃撃戦の末、信頼する上司を亡くし、
その仇を打つべく、全力疾走で追う。
階段を駆け上がり、壁から飛び降り、
屋根伝いのジャンプではマジ骨折し、
どこぞのオフィスに飛び込み白い目で目られ、
つかまえ損なっても決してめげず、
敵の手からプルトニウムウエポンの起爆装置を奪うために、
ジェットでインド奥地まで追跡。
そこで偶然にも元婚約者に出会い、
彼女の命と世界平和のため、
単身ヘリに飛び乗り、
エンジントラブルを起こした機体で空中戦をこなし、
墜落しても大きな怪我もせず、
最後は鉄拳勝負で相手を打ち負かし、
笑顔でミッション終了。

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

えーっと、まだありましたっけ? トムのアクションシーン。

もうねぇ、出るわ出るわ、開始早々既に"隅田川花火大会のフィナーレ状態"、アクションてんこ盛り。それが最後までずーーーーっと続くのよ。

「ミッション」のシリーズって、いつからこんなになっちゃったんでしたっけ?

2006年に「M-i:Ⅲ」について書いたけど、その時「スパイ映画的エッセンスを持った、アクション映画」なんて書いていましたっけ。12年後の本作は、スパイ云々じゃなくて「トム・クルーズのアクション作品」って感じでしょうかね。

さて、御年56歳のトム。ハデハデのアクションシーンは若手でも腰が引けちゃうくらいのモノだと思います(^_^;)
殴る、蹴る、走る、まではまぁなんとか理解できるけどヘリに飛び移るとか、ぶら下がるとか。もうどうなっちゃってんの?
CGとかで"やりくり"してるんでしょうか? どうなんでしょうか?
鍛え方、半端じゃないですよ。

とにかく、ひたすら、アクション、アクション、アクショ~~~~~ン!!! の3時間。アクション好きにはたまらない作品でしょう。

ただねぇ、どうしてもトムが「三浦友和」さん、敵役のウォーカーが「ナウシカ」のクルトワ、に見えてしまい(ファンの皆さまごめんなさいm(__)m)、何となく集中できない自分がいたことも正直に告白しておきますです。

 
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真夏のダブルヘッダーその1 「オーシャンズ8」  ~何もかもが"豪華過ぎ!"

2018年08月16日 08時57分17秒 | 映画

予告の、アン・ハサウェイの"びっくりおメメ"を見て「絶対観たい!」と思った本作品。




ほぼ予備知識なしで観てきました(^^)/
ジョージ・クルーニー主演「オーシャンズ」シリーズの続編(?)ってことでいいのでしょうね(思わず、ニヤリなシーンとキャストあり)。
サンドラ・ブロックはダニー・オーシャンの妹、って設定です。

ちなみに「オーシャンズ11」は昔劇場で観ましたよ。「こりゃ豪気だ(メンツ=出演料)」というキャストで(詳しくは各自お調べください)で、たしかジュリア・ロバーツは「出演料無くてもいいから出たい」と言って出た、と記憶しています。
(ジュリアは前年に「エリン・ブロコビッチ」(この作品大好き!)でアカデミー主演女優賞を受賞していて既に"高額女優"でしたしね)
このシリーズは3作あって2007年の「オーシャンズ13」が最後のようです。まぁ、この豪華なキャストと舞台設定のままそう何作もはいろいろ難しそうな感じありますよね。

主演はサンドラ・ブロック。作品では「デンジャラス・ビューティ」で、一度お目にかかったくらいの女優さんです。あとは古い作品で「評決のとき」(シリアスなドラマですがお気に入りです)かな。
真面目な顔して結構コメディが似合う女優さん、って言うのが私の印象。でも俳優として様々な受賞経歴を持っていたんですね~(知らなかった)
ビジュアルは昔も今もほとんど同じなので、失礼ながら年齢もチェックさせていただきました。
1964年生まれのサンドラ姐さん、御年54歳!

美魔女、でございました(^_^;) そりゃ女優なんだからね。

いやいや、美魔女なら脇を固める魔女達も凄いよ。「ガラドリエルさま」のケイト・ブランシェット、「白の女王陛下」のアン・ハサウェイ、「フェアリー・ゴッドマザー」のヘレナ・ボナム=カーター。もうねぇ指先ひとつで何でもできそうな魔女チーム。正直、男臭い「オーシャンズ」よりこっちの方が好みでございますことよ。しかも、ターゲットのお宝はカルティエ秘蔵の首飾り。舞台はため息が出るくらい豪華な「メットガラ」。

メットガラなんて知らなかったので調べましたよ。
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※メットガラは、US VOGUE編集長アナ・ウィンター主催による世界最大規模のファッションの祭典。毎年5月最初の月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される。各界の名だたるセレブが集い、その装いに全世界のメディアが注目するファッションイベント (VOGUE japan より) 
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なんだって。

「オーシャンズ8」は、テンポもノリも最高で、難しいことは一切なーし!。で、観終わった後に元気が出る作品じゃないでしょうか? 特に女性には。ほら、よく任侠映画を見た後のおじさんたちの足取りが、なんか「それっぽく」なっちゃうように、歩き方も仕草もデビーやルーみたいになっちゃう感じ。「前向いて行くわよ」って感じかな。(勿論、盗みはしませんよ!)

でもね、サンドラ姐さんには申し訳ないけど、私的ビビビキャラは、デビーのバディ役、ケイト・ブランシェット扮するルーなのです。



クールで頭も気も回る優秀なバディ。まさに「女が惚れる女!」でございました。
ルー、最高!!!!

デビーの度胸とルーの頭脳があったら怖いものなし、のこの作品、続編がありそうなので、ちょっと期待しましょう!

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「ハウルの動く城」 ~その良さが徐々に"沁みてくる"ジブリ作品だと思う

2018年08月12日 19時12分49秒 | 映画



今年も日テレ「夏のジブリ祭り」が始まりましたね~(^o^)
今回は「ハウルの動く城」「となりのトトロ」「猫の恩返し」の3本。
で、早速「ハウルの動く城」を鑑賞しました。

正直、公開当初の感想は「キムタクかぁぁ」と思っちゃった作品(^_^;)ファンの皆さまごめんなさい。
加えて、"ナウシカ"とか"もののけ姫"ファンのワタクシとしては、「何が言いたい作品なのか?」と自分の中での”作品の位置付け”をどうしようか、と結構迷ったものでした。でも「何となく魅かれるんだよね」と、テレビ放映されると飽きずに何度も観ている作品でもあるんですよね。

で、今回「あ、そうか!」と。 なんでこんなに何度も観てるのか、わかったんですよ。
それは、

これでもか、これでもか、これでもか~!!!! とゴリゴリ描き込まれた「画面」

例えば、ソフィーが初めて足を踏み入れた城の中の壁や机の上、魔除けの飾りで埋め尽くされたハウルの部屋、そしてまるで「厚生年金制度のごとく(笑)」あちこちにいろいろなものがくっ付けられ、もはや形を成しているんだか成していないんだかわからない「動く城」。

何が描かれているんだ。。と画面を覗きこんでいる自分がいたわけです。
そうか、この「画面」に、私は惹き込まれていたのか。。。(^_^;)

これまでのジブリ作品でこんなにも重層的に描きこまれた作品ってありましたっけ。私の知る限り、ないかも。。
あと、やっぱり、引っ込み事案の女の子が、"意思決定"していくことで強くなっていく、っていう、私の大好きなテーマもあるしね(^^)

原作とは大きく違っている、などいろいろな意見もあるみたいだけど(原作未読)、ジブリ作品初めて(?)の「キスシーンで終わるハッピーエンドラブストーリー」は、(今となってはキムタクの声もほとんど気にならない、むしろ合ってると思えるくらい)何度見ても素敵な気持ちになる作品です。












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最近のお気に入り、NHKの番組をふたつ ~やるね、NHK♪

2018年08月09日 14時46分44秒 | テレビ

ほぼNHKとテレビ東京しか見てない我が家(^_^;)
まぁ、時間的な制約もあるし、CMがウザイ、ということもありますが。
勿論「半沢直樹」とか「下町ロケット」とか「陸王」とか見てましたけどね。

さて最近のお気に入りは何といっても「チコちゃんに叱られる」。


徐々にネットでも話題になり始めているようです。金曜の夜家族とまったり過ごしながら楽しめる番組だと思います。
先日、結構硬めの、それも労働政策学者の先生のブログで「ぼーっと、生きてんじゃねーよ」という文章を見かけ、吹き出してしまったのですが、そのくらい、広い範囲(世代)からの支持もあるようです(^_^;)。

そのうち、かの「この紋所が目に入らぬかぁ!」くらい有名な台詞になっちゃうんじゃないかと期待してます。
ちなみに私は、"あの"森田美由紀さんが「なーんちゃって」などと言っているのに萌えております。。
民放風の肩の凝らなさと公序良俗ラインを超えないNHKの安心感が相まった久々のクリーンヒットだと思います(^^)/
「チコちゃんに叱られる」公式WEBはこちら


もうひとつは、これはもう"ザッツNHK"的な番組「奇跡のレッスン」
海外の各界の有名コーチに、日本の子供たちを"コーチ"してもらいその成長を感じよう、という教育番組です。
もともとNHKBSの番組だったのですが、木曜夜10時からEテレで2回に分けて再放送されています。
子供たちの"劇的ビフォー・アフター"を観て、コーチたちの生き方を知り、涙目になっちゃうこともあります。

日本語の「先生」は、"先"に"生"まれた人のこと。先に生まれたんだから、あとに生まれた人より知識も経験もあるはず、だからモノを教えることができるんだよね、という"立場的な意味"に近いでしょうかね。尊称的(敬称的)な意味合いもあります。
英語の「ティーチャー」は「わからないところを教えてくれる人」がもともとの意味。

「コーチ」は、教えることはもちろん、相手の才能を引き出したり、具体的な技術指導をしたり、と、その道のプロである"職業的な意味"のボリュームが多い言葉でしょうか?

「奇跡のレッスン」のコーチたちは、子供たちひとりひとりの適性や才能をよく観て評価し、それを具体的に伝え、子供たちに自信と「やってみよう」という勇気を持たせます。
この手法が実に様々なんですよね。でもこれはまねてできるものでは決してないと思うのです。ティーチングやコーチングには、その人の"価値観や生き方"が関わってくるから。だからコーチたちは自分の背景まできちんと相手に伝えているのです。

先日観た「管弦楽編」で、コーチのドイツ人のダニエル・ゲーデさんは子供たちに聞きます「この楽曲の作者について知っている人は?」


知っている子供は誰もいませんでした。
それだけでも、曲への理解の仕方が大きく違ってくるはず。。ですよね。

興味深いのは、どの回でも子供の姿が面白いほど似ていることです。
真面目・自分のパートはきちんとこなせる・素直。    その反面として、
遊びがない(感情表現が乏しい)・全体を見ていない・自分の意見を言わない。。

これって、大人の世界でも同じ気がします。

「奇跡のレッスン」は子供を持つ親や学校の先生だけではなく、世の中で働く大人にも見て欲しい番組だな、って思います(^^)/
「奇跡のレッスン」公式WEBはこちら
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「記録的異常気象」ということなので、記録しておこう

2018年08月08日 01時13分17秒 | 日々雑記

ついに41度、なんて数字があちこちで出ちゃいましたよね~((+_+))
私の通常体温が35.5度程度なので、これはもう体温を軽く超えています。。。
テレビ画面の解説者は「命の危険に関わる気温」だとか「命を守るためにためらわずに冷房を!」なんて言ってるし。。

Yahoo情報の東京の7月と8月7日までの気温の一覧はこのようになっておりまして、改めてこの夏の日本の「沸騰・灼熱ぶり」がわかります。


都内のビル群は、多分もっと熱いはず(^_^;) でも灼熱地獄状態は日本だけではなくて、海外では気温51度とか、湿度4%とか。もうねぇそれって「手を叩いたら発火しそうな」レベル。みんな息出来てるんでしょうかね。
2020年のオリンピックがこんな気温だったら、選手も観客もバタバタ倒れそう(で、"おもてなし医療費(?)"で国民保険財政が喰われそう(^_^;)おっと)

我が家では、マジ「生きて今年の夏をを乗り切ろう!」が日々のスローガンになりつつあります。
災害被災地でボランティアをしている皆さまや、甲子園の球児の皆さま、救命現場で仕事をしている方皆さま、屋外で作業をしている皆さま、などなどなど。。。

一緒にこの暑い夏を生き抜きましょう~
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