笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「イチローがマリナーズに戻ってきた、ということを聞き、野球ファンではないけれどなんとなくウレシイ自分がいること」についての一考察

2018年03月30日 16時18分37秒 | 日々雑記


なが~いタイトル通り、そういう気持ちの自分がおります。
野球ファンではありませんが、イチローのファンです。
特に渡米後のマリナーズで、イチローが打席に立つときは斜めにでも観ていたものでした。
彼の野球への愛情が、そのままのプレースタイルや生活の軸になっている(らしい)ところにとても魅かれるのです。

自分の仕事(それが自分の夢でもあること)に全身全霊で向き合える。
そこで一流の結果を残せる。

一般人にはなかなか難しい「それ」。
「それができる立場」を、私たちに「こういうことなんだ」と示してくれる。素晴らしいな、と夢を見せてくれる。そこに魅かれます。
そして何より彼自身「イチロー」という立場の重さを知っているから、アスリートとしての自分の美意識も「裏切らない」。それがファンの期待でもあることをきちんと理解していてくれる。イチローは自分を「イチロー」にした人。(そういう意味では羽生結弦選手も多分同じ)

やれる限り、望まれる限り、そして「続けたい」気持ちを持つ限りは、「自分道」でいく。

私はイチローの「イチロー道」を応援します。
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ブリューゲル展と木島桜谷展、ついでにお花見の盛り沢山な一日

2018年03月29日 04時01分51秒 | 日々雑記

終了間近の美術展ふたつ、27日に大急ぎではしごしてきました。
本当は先週行く予定だったのですよ。ところが予期せぬダウンで行けなかったわけです。
予期せぬ、といえば今年の桜、なーんと通常より9日も早く見頃が来ちゃったとかで、既にあちこちの桜が満開です。

さて、はしご先の美術展は、
・上野 ブリューゲル展 東京都美術館
・六本木 木島桜谷(このしまおうこく)展 泉屋博古館別館

東京都美術館の若冲展では3時間並んだしね~。まぁ終了間近とはいえ30分程度は並ぶかな、とささやかな覚悟を決めて行ってみたところ、既に大変な列が公園内にできています。そんな!? と思ってよく見ればパンダ見物の列! シャンシャン恐るべし。



その列を避けるのにやや時間がかかったものの、美術館には並ぶことなく入場でき、ほとんど混んでいない館内でゆっくり鑑賞することができました。



ブリューゲルは16世紀のネーデルランド、フランドル地方で農民を描いた画家という程度の知識しか持ち合わせていませんでしたので、150年、4代続いた画家一家だったのであ~ると知りびっくりでした。そういえば少し前に「ブリューゲル バベルの塔」展もあったりで「いったいブリューゲルって何人いるんだ?」と思っていたのですよね(^_^;) 

ちなみに覚え方としては、ペーテル・ブリューゲルが2人
・ペーテル・ブリューゲル1世(「雪中の狩人」「バベルの塔」)←多分こちらが一番有名なブリューゲル

・ペーテル・ブリューゲル2世(その長男 「農民の婚礼」など一連の農村作品を描く)


ヤン・ブリューゲルが2人
・ヤン・ブリューゲル1世(ペーテル・ブリューゲル1世の次男 「ノアの方舟への乗船」)
・ヤン・ブリューゲル2世(その長男 「地上の楽園」)
※宗教的寓話が多い?
・アンプロシウス・ブリューゲル(その次男 寓話シリーズや陶器に入った花シリーズ)

・ヤン・ピーテル・ブリューゲル(ヤン・ブリューゲル2世の長男 花や果物)
・アブラハム・ブリューゲル(ヤン・ブリューゲル2世の次男? 花や果物)

時代がくだるにつれて、貴族好みの作風になったり、花や静物画といった個性を出しにくい(?)作風になっていく気がしたんですよね。アブラハム時代の色とりどりの花をモチーフにした作品群はまるで、高級ブランドスカーフのコレクションのようでした。スカーフ柄としては結構好みかも(^_^;)

今回の展示作品には、エッチングや小物の油彩画なども多く、しかもその中に風景なんかが細かく描き込まれているので、もうねぇ、絵が小さすぎてよく見えないの。「ピンチアウトして拡大してくれ~!」と何度心の中で叫んだことか。絵画鑑賞用の拡大メガネ(そんなのあるのか?)、必要かも。。。としみじめ感じたブリューゲル展でございました。


昼近くになってもまだまだ続く動物園入口の行列。




上野公園内の桜は溢れんばかりに満開!

さて、午後からはぐっと趣を変え、京都画壇を代表する画家、木島桜谷展に行きました。こう書くと、さも昔から知っているようですが、実は知ったのはごく最近のテレビ番組です。私の大好きな端正な日本画、そしてなんとも魅力的な動物たち。これはもう行かなくてわ!と。


六本木の桜も満開



桜谷の代表作「寒月」は高校の美術の副読本に掲載されていた気もするのです。で、その「寒月」、なんでも夏目漱石に酷評されたんだとか。夏目先生、よほど虫の居所が悪かったのか(^_^;)

実物の「寒月」は、それはもう何時間でも眺めていたくなるほどの、どこを切り取っても物語になる作品でした。
肌を刺す冷えた空気、静寂、雪を踏む狐の足裏の冷たさ。。狐の毛の一本一本まで時間を忘れて数えたくなるような、本当に魅力に溢れた作品でした。



その他の動物屏風にもうっとり。春の鹿の、まだ先の丸い角の柔らかそうな感触まで感じられるのです。
そして今回の目玉は、2年の歳月をかけて修復した「かりくら」



いや、もう、この馬の躍動感、迫力と言ったら! 今にも画面から飛び出してきそうです。これを観るためにだけでも六本木まで足を延ばした甲斐がありました。

さて、六本木の桜も上野同様ほぼ満開、所により桜吹雪状態でした。
上野とはまた違う高層ビル群の桜たち


スウェーデン大使館を見上げる桜


泉タワーを見上げる桜

ま、さ、に、芸術とお花見の一日でした(^^)/
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寝込む・・・

2018年03月26日 22時52分21秒 | 日々雑記


どうにもお天気がはっきりせず、おまけに気温のアップダウンも半端なかった3月の後半、「なんだか寒気がする。。」と感じつつも葛根湯飲み飲み日々のお仕事を潰していたある日、ついにめまい、頭痛、悪寒、節々痛い、アーンド、中途半端に高めの体温。で動けなくなりました。

とにかく立てない、フラフラ。ところが病院では体温がさほど高くない、ということで「風邪だね」と(^^;; え?
12月にインフルエンザ予防接種受けたけど、こんなに弱ってるのに? 普通に風邪?
もちろん、こちらも大それた病名を期待していたわけでもないので、とにかく処方された薬を飲んで半日ぐっすり。で、その日の夕方。

おや? 調子が戻ってる?

ただ、めまいと悪寒が残っているので、それが治るまでと養生していたらなんと16日から一週間も寝込んでおりましたよ。

年度内の仕事も終わり、明日から少し楽になれる! とそれなりに緊張していたんでしょうか。
でも来週からは新年度。新しい年度もしなけりゃいけないことが結構ある。取り敢えずはゆっくりアクセル踏んで、溜め込みすぎず、無理も程々ほどに、と、また1年安全運転でいきましょう。

写真は、3月上旬元気いっぱいで参加した「ふぐを食べる会」の一皿。。
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究極の「仕事論」だと思う  ~自分の備忘録として

2018年03月04日 23時31分32秒 | お仕事関連

2018_3/4 ほぼ日 より転載
ずいぶん前に読んでて結構心に残ってた一文。
そうか、東日本大震災の前だったのか。
本日は、自分用の記録です。
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・どういう風の吹き流しなのか、
 ずいぶん昔にしたツイートをいまになって
 リツイートしてくれた人のおかげで、
 ぼくもその元のツイートを読むことができた。
 (「どういう風の吹き流し」という表現は、わざとです)

 こういうツイートだった。
 「打席」が回ってこないようにするにはコツがあります。
 1)いかにも忙しそうにしている。
 2)できるだけ不機嫌にしている。
 3)不健康や不潔をこころがけている。
 4)他人の批判を熱心にする。
 5)知ったかぶりすることに努力する。
 以上、誰でも簡単にできますから、メモメモ!
 これ、じぶんで書いたことだけに、そうそう、と思う。
 ぼくはよく「とにかく打席に立つことだ」と言っている。
 機会がなければ成功も失敗もありゃしない。
 打席に立つことを求め、そして打席に立ったらよろこぶ。
 これが、いちばん人を輝かせる方法なんだと思う。
 「だって、打席が回ってこないんですよ」と、
 ほっぺたふくらませて訴える人もいるから、
 じゃ、打席がもらえるためのコツを教えましょう、と、
 このツイートを書いたのだった‥‥と思う。
 「ゆとりある雰囲気で、機嫌よく、健康で清潔で、
 他人の批判に熱心にならずに、知ったかぶりをしない」
 そういう人のところに、打席は回ってくる。
 そうそう、じぶんでも憶えておこうとか思ったくらいだ。

 そして、ツイートが投稿された日付を見ておどろいた。
 2011年1月8日の12時19分‥‥だって。
 東日本大震災の前だったということになる。
 たしか、あのころのぼくは、あがいていたと憶えている。
 ぼく自身や、「ほぼ日」が、
 もっとファイトをもってやっていけないものかと、
 それにはどうすればいいのかと、考え続けていた。
 そういう「あがき」は、震災でいったん蒸発した。
 やること、できることが目の前に山積みになったからだ。
 でも、思えば、2011年1月の気持ちと、
 2011年3月11日以降の気持ちが混じっているのが、
 いま2018年3月あたりの気持ちのようにも思える。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
そういえば、ぼくはとにかく打席にはよく立っているなぁ。
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3月11日まで、あと1週間なんだ。
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