笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

記録は付け始めるとクセになる ~その10 誰がワクチンを打ちますかぁ~?

2021年01月30日 11時31分12秒 | 日々雑記
最近はワクチン接種のニュースが増えてきました。
接種は2月から、4月から、6月までには、年内には。。。と日々錯綜気味な我が国のワクチン事情はとりあえず脇に置いといて。。。

現在接種が一番進んでいる国がイスラエルなんだとか。


へぇ~、そうなんだ、知らなかった。(イスラエルの皆さま失礼いたしました m(__)m)

以下、2021年1月25日 19時54分 NHKWEBNEWS より
「世界最速ペース イスラエル ワクチン接種どう進められている?」
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(略)イスラエルでは日本と同じように、国民皆保険制度が導入されていて、国民は「医療保険機構」への加入を義務づけられています。日本で言う「健康保険組合」のような団体です。
 イスラエルの場合、保険による医療サービスの提供などは「医療保険機構」に一元化されていて、今回のワクチン接種でも、この団体が業務を一手に担っています。
 接種する場所はすべて機構が準備し、自分たちで経営する病院や診療所を会場にあてているほか、ドライブスルーやスポーツ施設での接種も行っています
 人材が足りない施設では、看護師や救命救急の人員を臨時で雇い、対応にあたっているということです。
 各会場の稼働時間は自治体の規模などによって異なりますが、取材をしたエルサレムのバスケットボール専用施設では、午前8時から午後10時までの1日14時間、接種を受けつけていました。
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なんだとか。(もちろんIT技術や豊富な資金力、医療メーカーとの関係作りや交渉力によるところも大きいのですが)

会場について言えば前回も書いたけど、アメリカでもドラッグストアを始め、今後はアマゾンの倉庫、ウォルマートの店舗などを活用し接種を進めていくわけですよ。イギリスでは教会が会場になったりね。でも今、ワタクシ的に最も気になるのが、

注射は誰が打つのか?

ということ。他国ではどういう人が注射打てるのか知らないけど、このワクチン接種は2回。国内でお医者さんの数は足りるのでしょうか?

で、28日の新聞(朝日朝刊26面)にまさにそれについて書いた記事が出てましたよ。
「ワクチンがいつ、どれだけ届くかわからない中、自治体が直面する課題が、ワクチン接種を担う医療スタッフや会場の確保だ。(略)三重県の鈴木英敬知事は25日、新型コロナの治療にあたる医師とワクチンを打つ医師は同じだと指摘し(略) 滋賀県医療政策課の担当者は(略)医療従事者が(略)ワクチン接種のために抜けた時、病院をどう回すか(略) 人手確保は「最大の課題」と話す」

その8にも登場した、隣の席の医療に詳しい同僚に聞いたことがあるのです。

「注射できる資格を持っている医療従事者って、医師、看護師の他に誰?」と。

「うん。助産師、歯科医、あと獣医師」。なんだそう。φ(..)メモメモ

ここで、ワタクシ妄想を逞しくしてみましたですよ。
今は緊急事態、歯医者さんや獣医さんが、ワクチン接種に参加出来たら人手不足の解消に繋がるのではないか と。

看護学校の学生に注射器持たせて学徒動員するよりも、現実的だと思うよ。(^_^;)同僚の台詞です。

と言うことは、実現すれば接種会場でこんな会話があるかもしれません。

「あら、先生、こんなところで」
「そうなんですよ。駆り出されちゃってね~」
「うちのポチ、最近食欲ないんです。来週伺ってもいいかしら?」
「水曜日ならいいですよ。他の日は全部この仕事なんで。。。。」

「あら、先生、こんなところで」
「そうなんですよ。駆り出されちゃってね~」
「昨日から、奥歯が痛むんですよ。ちょっと今診てもらえませんか?」
「あ、口開けないでね~。気が散るから。。。。」

もし、医師会、歯科医師会、獣医師会が横連携してこのコロナ禍に立ち向かったら、、、なんか妙に明るい未来を感じるのは私だけ?(^_^;)
コメント (1)
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季節は動く

2021年01月24日 15時41分17秒 | 日々雑記
今日の天気は降雪予報だったのですが、運よく外れたらしく小雨で済んでおります。
昼過ぎに庭に出ると、いつの間にやら紅梅、白梅の蕾がほんのりと膨らんでいました。そういえば、あと1週間もすれば2月。梅の花の季節なんですよね。

人間界はまだまだ"コロナ禍一色"ですが(もちろん今はそれが最優先)、庭の花たちにそんなことは一切関係なく、誰に言われるでもなく、次の季節の準備を粛々と進めておりますですよ。
「今の自分に見合った花を付ける、それで十分」、と言わんばかりに。

まさに、「置かれた場所で、咲きなさい」 です。
こんなご時世ですから、植物達の「どんな時でも、ワタシはワタシ」的な逞しい生き方には勇気付けられます。

話しは変わり、17日に(遅ればせながら)地元の神社に初詣に行きました。ヒト混みを避け、サッと行ってサッと帰るを徹底して(^^)
帰り際には毎年必ずおみくじを引くのですが、昨年は「末吉」でした。引いた時はちょっと「う~ん」な気分だったのですが、まあ、一応「吉」が付いているから良しとしよう、と。

ちなみに、おみくじの順番は(寺社により異なるものの)、一般的には、
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶

で、今年は「吉」。おぉ~、ちょっぴり上向きか?
願い事も「気長に待てばやがて叶う」そうで、全体的に「慎重さ」が求められる年のようです。

でも、気長って、いつまで~?
慎重に、「美味しいものを食べに行けばイイ」、ってこと~? などとおみくじに呟いちゃったのも事実で(^_^;)いけない、いけない。

いつものように、日々の生活の中に自分の楽しみやシアワセを見つけながらの1年なんだろうな、きっと。
とりあえず、紅梅、白梅。君たちの花を楽しみにするとしよう。
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記録は付け始めるとクセになる ~その9 どうする、神奈川県

2021年01月23日 15時21分42秒 | 日々雑記
 
このブログでコロナ禍のことを始めて書いたのが、2020年3月20日でした。
まさかこんな状態になっちゃうなんて当時は思いもよりませんでしたよ。

100年前のスペイン風邪など大昔過ぎで"歴史の彼方"のお話だし、近年に起きたサーズ(重症急性呼吸器症候群(SARS)2002年~2003年 アジアやカナダを中心に感染拡大)だの、マーズ(中東呼吸器症候群(MERS) 2012年~ 中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスによる感染症で、2012年アラビア半島の国々を中心として発生。その後ヨーロッパ地域などにも感染が拡大)だのの被害も、正直なところ、「へ~、そうなんだ」程度でしたしね。

感染症の"パンデミック(世界的流行)"なんて日本じゃ起きない、というか、想像もしていなかった、っていうのが正直なところでした、少なくとも私は。

現在は午後4時くらいに職場で「本日の感染状況」をチェックするのがニューノーマルな日々ですが、そんな中、自分の住んでる神奈川県がとんでもない状況に追い込まれております。
今週のニュースで拾っただけでも、
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★2021年1月17日 08時30分
★神奈川で自宅待機中の70代男性死亡 保健所は調査できず「人手足りず限界」
 保健所の対応について、県の担当者は「人手が足りず、男性の基本情報も不明な中、どれだけ優先するべきか分からず、やれる範囲の限界だった」と述べた。県所管の保健所では十六日時点で、PCR検査などで陽性になった人のうち、350件以上を調査できていないという(東京新聞記事から抜粋)

★2021年1月19日 19時01分
★自宅療養患者の健康管理 「県が確認」から「自分で管理へ」
 神奈川県は、新型コロナウイルスに感染して自宅療養している人の安否や健康状態を県が確認する体制から、療養者に自己管理を求める体制に、月内にも変更する方針を明らかにした。感染拡大で自宅療養者が激増し、業務が逼迫しているため。一方で、自宅療養者全員に貸している血中酸素飽和度を測る機器「パルスオキシメーター」は、死亡率が低いとされる40歳未満には原則として貸し出さないことにした。(東京新聞記事から抜粋)

★2021年1月19日 19時26分
★「自宅で次々死ぬのか…」 神奈川県担当者「そうなるかも」と危機感
 神奈川県感染症対策協議会では、自宅療養者に自己管理を求める体制に移行する方針を県が示したことに、出席した医療関係者からは、状態が悪化する前に入院させるべきだとの意見が出た。しかし、県側は「本当に病床がない」と理解を求めた。 (略)
自宅療養者のうち「ハイリスク者」として県の重点観察の対象となる人を、血中酸素飽和度が93%以下の人に絞ったこと。一般の人は98~100%で、県によると、93%以下は呼吸不全の状態に近い。
 しかし、畑中洋亮・県医療危機対策統括官は「搬送先が少なく受け皿がない。県職員の業務量も増え、ハイリスクの人にしか手を打てない」と、病床と人材の両面が切迫していると訴えた。(略)
入院基準を見直しても、受け入れる病床は逼迫している。すぐに使える「即応病床」の利用率は18日時点で中等症・軽症者向けが88%、重症者向けは95%。県の予測では27日に病床数と入院患者数が同じになる。
 「医療崩壊の可能性」について、阿南氏は会議後の取材に「病院が患者を受けないから、救急が『無理です、無理です』と断ることになる」と話した。「行き着く先」は自宅で次々と人が死んでいくことなのか、との質問には「そうなるかもしれない」と答えた。(東京新聞記事から抜粋)

★2021年1月21日 07時16分
★神奈川県内の重症者、入院患者数ともに過去最多 「即応病床」ほぼ満床
 県によると、すぐに使える「即応病床」の利用率は重症用で96%、全体で89%とほぼ満床の状態が続く。改善に向けて病床確保を急ぐとともに、急性期患者を原則診ない療養病床の病院などに、感染者が出ても転院させず治療を続けるよう協力を求めている。ただ、ノウハウや設備に乏しい病院が感染者を受け入れると院内感染のリスクが高まることが指摘されている。 (東京新聞記事から抜粋)



神奈川県知事も、完全に匙を投げたような発言してるしね。。(^_^;)
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今、職場でよく話すのが、「こうなると、下手に怪我できない」、ということ。
中高年にとっての命取り、と言えば「転んで、骨折」ってやつ。
知り合いの女性は犬のペットシーツ交換中にそのシーツで滑って転び、手首骨折→全治3カ月。
特に今はマスクしての行動だから、視界も狭くなってるしね。。。

アメリカは20日に大統領が替わり、まず最初にした署名が国内のコロナ対策とWHOへの再加入。ワクチン接種もいろいろ問題を抱えながらも、粛々と進められているようです。
イギリスでは公共の施設はもとより、競馬場そして大聖堂まで、それこそ総動員で"ワクチン接種大作戦"が行われているそうですよ。


日本でもそうなればいいのにな~、などとワタクシ妄想しておりますのですよ(^^) 
例えば、奈良県だったら薬師寺とか東大寺でワクチン接種、とかね。
特別なご朱印なんかもお作り頂ければ、まさに、利用者増加、接種効率化、寺社収入増加の三方よしじゃな~い? などと。。

もしそうなら、交通費払ってもいいから行きた~い! 奈良県民うらやまし~い!

東京だって、明治神宮とか、皇居前広場使うとかね。。。
さてさて、どうする?神奈川県
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記録は付け始めるとクセになる ~その8 「今は踊り場にいると思えば」と塩野七生さんは言った

2021年01月10日 14時43分39秒 | 日々雑記
大晦日、東京都では1000人超えての年越しになりました。
いつか来る1000人台が本当に"いきなり"でしたからね~。
その後は以下のように、1200人、1500人、そして、7日に2000人突破です。

↑1月5日

↑1月6日

↑1月7日

↑1月8日
※NHKコロナウィルス特設サイトより。


もうね、"徐々に感"ゼロ。ホップ、ステップ、ジャンプ、じゃなくて、ジャンプ、ジャンプ、ジャ~ンプ!って感じ。

「外で息するのが怖い」とテレビニュースの街頭インタビューで言ってたけど、とんでもない2021年の幕開けになったものです。
休み明けの職場でも、午後2時過ぎるあたりから何となくみんなソワソワ。で、4時くらいにザワザワに変わり、5時にはどんよりした気分で職場を後にする、って感じです(^_^;)

8日には2回目の緊急事態宣言が(とりあえず)出されましたが、


同じ日、既に変異型コロナが猛威をふるい、これでもかとロックダウンしまくったイギリスでは、ついに「制御不能」の宣言が出されたそうです。



9日には、私の住む神奈川で新規感染者が999人出て、

来週には1000人超えるんじゃないかと感じてます。


「3連休は自宅にいて!」と、どんなに叫んでも、まだ松の内だし、成人式だし、お天気良いし。。と出歩かない要素が正直見つからない。

これはもう(世界的にも)行くところまで、行っちゃうんじゃないの? 

自宅待機者も12月から上がっていて、東京都のデータによれば、入院"調整中"だけでも約6700人です。



調整中ってことは、「まだ自分で呼吸できているから待って」というようにもとれます。さらに自宅療養中に異変が起きて死亡したという例も起きていることを考えれば、これはある意味既に「医療崩壊」しているのでは?と、個人的には考えてしまうのですよ。
職場で席が隣の医療系に詳しい同僚によれば、

「重症者の入院期間が平均半年として、その後のリハビリ期間にどのくらいかかるか未知数。加えて元の健康状態に戻れるかどうかも未知数。勤め人が感染した場合、職場に復帰できるかも未知数。更に言えば、軽症者の後遺症が完治するのか全く不明。制度の隙間に落ちちゃう人も多く出そう。」なんだとか。。。

そんな中、4日のニュースに塩野七生さんが出演されていて「これまでに私たちは幾度も疫病に見舞われてきた。でも私たちは生き残ってきたんです。今は、歴史の"踊り場"にいると思えばいい」とおっしゃっていました。確かに昨年は"踊り場で一休み"な1年だったかも。

そういえば1年前も塩野さんの言葉に励まされて(と言うわけでもないけど)「ローマ人の物語」読んだんだっけ。
過去を知り、未来を想像しながら、今を考える。人はそうやって生きてきた。

2021年も、自分なりの気合を入れて、生きてくぞ。
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