このシーン、何度見てもシビレるわ~(^^*)
「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!!!」ってこの台詞。当時の働くヒトビト全てが、一度くらいは口にしたのではないでしょうか? ってくらい一世を風靡した「踊る大捜査線」の台詞でございます。
10月にテレビ版と映画版の新作が公開されるとかで、現在フジで劇場版旧作品をテレビ放映しております。昨日は第1作目(1998年)の「THE MOVIE」。私が一番好きな作品で、以後(関東圏では)
・「THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年)」 10月5日(土)午後9:00~
・「THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(2010年)」 10月12日(土)午後8:00~
・「THE FINAL 新たなる希望(2012年)」 11月16日(土)午後9:00~
と続きます。全部観なくちゃ(^^)♪
ちなみに「THE FINAL」は劇場版観に行ってて、ブログにも感想書いております。
ところで「THE MOVIE」って、もう26年も前の作品なんですね~。。今の子信じられないんじゃないの?、ネット接続は携帯電話でディザリング(当時はあれができるだけでもいい方でした)、今でいうチャット掲示板は黒い画面に緑や白、赤い文字のDOS仕様。オフィス内での喫煙とか、「ミニスカポリス」とか、今の作品ではコンプラ的に完全アウトよ(^_^;)。 今普通にある便利なあれこれは、この時代にはひとつもない。
ただひとつ、26年後の今の時代でも(多分いつの時代の誰が観ても)、「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!!!」って台詞はきっと心に刺さると、私は思っておるのです。
そして日曜日は、2024年NHK前期朝ドラ「虎に翼」。この作品は週末にまとめて観ておりました(^^)。
やっぱり私は「がんばる女子(じょし)」のドラマが好きだな~。
主人公は日本で初めて裁判官になった女性。名を残したのにはご本人の努力もあっただろうけれど、私は「時代の巡り合わせと後押し」も重要なポイントだと思っています。あの時法科が女子に解放されていなかったら…、あの時戦中疎開していなかったら…、戦争があと1年続いていたら…、戦後処理が違っていたら…、など「頭の皮一枚」の違いで人生って大きく変わってしまう。運よく生きる残ることができたら、その後も生き抜き、生き続けるにはどうしたらいいか、、それって、今を生きる女子にも共通したテーマだと思うんですよね。いや、今は女子だけじゃないかもね。
で、特に私が好きなのがオープニングのこのアニメーション
本を手にすること・学ぶことで人生を変えることができる、ってメッセージだと私は思っています。マララ・ユスフザイさんの「一人の教師、一本のペンと一冊の本が世界を変えられる(one teacher, one pen and one book can change the world)」の言葉を思い出します。
ドラマでは石田ゆりこさん演じる寅子の母が、桂場の「お前なんかダメだ」って台詞に「私の娘を見くびるんじゃない」と、見合用の着物ではなく六法全書を買っちゃうんですが、「本を読んで学べば、なりたい自分になれ(近づけ)る」って、きっとわかっていたんですよね。あの場面、良かったな~(^^)
「らんまん」、「寅に翼」、「光る君へ」と、読書する女子の登場が多かった最近のNHKドラマ。そしてその読書経験がその後の運命へのチャンスにも繋がっている、ってところが、ワタクシ的に気に入っております。
命短し、本読め乙女 (^^)/