笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

週末テレビ三昧 旧いモノ・新しいモノ

2024年09月29日 17時14分03秒 | テレビ

このシーン、何度見てもシビレるわ~(^^*)


「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!!!」ってこの台詞。当時の働くヒトビト全てが、一度くらいは口にしたのではないでしょうか? ってくらい一世を風靡した「踊る大捜査線」の台詞でございます。
10月にテレビ版と映画版の新作が公開されるとかで、現在フジで劇場版旧作品をテレビ放映しております。昨日は第1作目(1998年)の「THE MOVIE」。私が一番好きな作品で、以後(関東圏では)

・「THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年)」 10月5日(土)午後9:00~
・「THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(2010年)」 10月12日(土)午後8:00~
・「THE FINAL 新たなる希望(2012年)」 11月16日(土)午後9:00~

と続きます。全部観なくちゃ(^^)♪
ちなみに「THE FINAL」は劇場版観に行ってて、ブログにも感想書いております。

ところで「THE MOVIE」って、もう26年も前の作品なんですね~。。今の子信じられないんじゃないの?、ネット接続は携帯電話でディザリング(当時はあれができるだけでもいい方でした)、今でいうチャット掲示板は黒い画面に緑や白、赤い文字のDOS仕様。オフィス内での喫煙とか、「ミニスカポリス」とか、今の作品ではコンプラ的に完全アウトよ(^_^;)。 今普通にある便利なあれこれは、この時代にはひとつもない。

ただひとつ、26年後の今の時代でも(多分いつの時代の誰が観ても)、「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!!!」って台詞はきっと心に刺さると、私は思っておるのです。

そして日曜日は、2024年NHK前期朝ドラ「虎に翼」。この作品は週末にまとめて観ておりました(^^)。


やっぱり私は「がんばる女子(じょし)」のドラマが好きだな~。
主人公は日本で初めて裁判官になった女性。名を残したのにはご本人の努力もあっただろうけれど、私は「時代の巡り合わせと後押し」も重要なポイントだと思っています。あの時法科が女子に解放されていなかったら…、あの時戦中疎開していなかったら…、戦争があと1年続いていたら…、戦後処理が違っていたら…、など「頭の皮一枚」の違いで人生って大きく変わってしまう。運よく生きる残ることができたら、その後も生き抜き、生き続けるにはどうしたらいいか、、それって、今を生きる女子にも共通したテーマだと思うんですよね。いや、今は女子だけじゃないかもね。

で、特に私が好きなのがオープニングのこのアニメーション


本を手にすること・学ぶことで人生を変えることができる、ってメッセージだと私は思っています。マララ・ユスフザイさんの「一人の教師、一本のペンと一冊の本が世界を変えられる(one teacher, one pen and one book can change the world)」の言葉を思い出します。

ドラマでは石田ゆりこさん演じる寅子の母が、桂場の「お前なんかダメだ」って台詞に「私の娘を見くびるんじゃない」と、見合用の着物ではなく六法全書を買っちゃうんですが、「本を読んで学べば、なりたい自分になれ(近づけ)る」って、きっとわかっていたんですよね。あの場面、良かったな~(^^)

「らんまん」、「寅に翼」、「光る君へ」と、読書する女子の登場が多かった最近のNHKドラマ。そしてその読書経験がその後の運命へのチャンスにも繋がっている、ってところが、ワタクシ的に気に入っております。

命短し、本読め乙女 (^^)/
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NHKBS「団地のふたり」 ~日曜夜のテレビエンドにはぴったり(^^)

2024年09月12日 21時17分50秒 | テレビ
キョンキョン主演、ということで見ています。

かつては子供たちの声であふれ、サラリーマンたちが朝早くからぞくぞくと出勤していく風景が当たり前だったであろう「昭和の団地」が舞台です。
人生いろいろあって"未だに"そこで暮らしている、キョンキョン演じる「ノエチ」と小林聡美さん演じる幼馴染みの「奈津子(なっちゃん)」のハートウォーミングストーリー(ゲストが豪華!)。

舞台となる団地は、東久留米市滝山の「滝山団地」(ロケ地として結構有名なんだとか)。
大学で非常勤講師(国文学?)をしているキョンキョンの台詞によれば「90分の仕事のために片道2時間かけて」、ということらしく、調べてみると

西部池袋線(1963(昭和38)11月)と西部新宿線(1952(昭和27)3月)に挟まれたエリア


キョンキョンの職場が都内のどこかはわかりませんが、このロケーションだと現在でも主要駅に出るまでバスかな。確かに2時間くらいはかかりそうです。滝山団地って、西部池袋線とともに発展した地域なのかもしれませんね。詳しくはウィキ

団地の住人も高齢化して、あるいは転居して、夜の窓辺の明かりもぽつぽつと歯が抜けたよう。そんな団地の中でごく普通の日常を過ごすノエチと奈津子。昔はこうだったよね~、と呟きながら、自分たちではどうすることもできない団地の変化(世の中の変化)を受け入れ、"健康的"に"明るくやり過ごす"二人。
多分二人とも心の中では「これからどうすっかな~」と思っているんじゃないかな~。でもお互いにそんな気持ちは口にはしない。それは、彼女たちの矜持(やせ我慢ではありません)であるのかもしれない。そんな女子たちが、私にはとてもいとおしく感じられるのです。

帰る家があって、温かく迎えてくれるコミュニティがあって、なんでも話せる相手がいて。。
それを(それも)「幸せ」っていうんじゃないのかな。

「団地のふたり」はこちら(^^)b

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NHK大河ドラマ再放送「篤姫」を観ている

2024年03月03日 17時47分08秒 | テレビ
放映当時は、まだ若い宮崎あおいさん(1985年生まれの当時23歳)がちょっと苦手で、観たり観なかったりしていたこの作品。滝山登場の江戸編あたりから面白くなり、「なぜ前半を真面目に観なかった~(>_<)」と後悔しきりだった「篤姫」が月曜の午後6時からBSで再放送されております。

時間的にリアルタイム視聴は難しいので録画視聴なのですが、舞台も配役も豪華絢爛! 大河ドラマ人気投票で1位なのも頷けます。。
高橋英樹さんと松坂慶子さん、このお二人と言えば、私にとっては「国盗り物語」の信長と濃姫。。。ついでに言うと「国盗り物語」の斎藤道三役の平幹二朗さんも、前半でご主演なさっておりますよ! もうねぇ配役だけでも「大河ファン垂涎の作品」だったのですね~。

観たり観なかったりの「鹿児島編」でしたが、佐々木すみ江さん演じた菊本の「女の道は一本道。さだめに背き、引き返すは恥でございます」の台詞と菊本の"在り方"は心に残っていて、改めて佐々木すみ江さんの演技にも惹き込まれてしまいました。
調べたところ、佐々木すみ江さんは1928年のお生まれです。2008年「篤姫」放映時は御年80歳! ザッツ・女優でございますm(__)m。ちなみに1952年生まれの松坂慶子さんは当時56歳。去年(2023年)放送の「らんまん」時のご年齢が71歳ですから、改めて申すまでもなく、こちらもザッツ・女優でございますm(__)m。

ところで「篤姫」の配役を眺めていたら、なんと今年の大河「光る君へ」主演の吉髙由里子さんが島津久光の娘、於哲役で登場していたのですね~。吉髙さん20歳。

そして今週からいよいよ「江戸編」。大好きな堺雅人さん始め、ここからも豪華絢爛の俳優陣ご登場でございます(^^)/

「女の道は一本道」の篤姫、そして大奥の女性たちの今後を、(改めて)しっかり観ていきたいと思います(^^)
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2024年 NHK大河ドラマ「光る君へ」 ~令和の女流脚本家対決という見所も?

2024年01月08日 21時36分54秒 | テレビ
第1話、もう見入ちゃいましたわよ(^^)

まず、やっぱり子役たちが可愛い! まひる役の落井実結子(「鎌倉殿の13人」で大姫役)ちゃん、道長役で(よくぞここまで似た子供つれてきました!)柄本佑さんそっくりな木村皐誠くん。

大人たち顔負けの演技でございました♪


前回が血で血を洗う(しかもおっさんばっかな)戦国時代でしたから、さすがに「貴族で、十二単で、雅やかな平安」時代なのよね、、と、可愛い子役たちを眺めていたら、最後に「オーマイガー!」な展開で(^_^;)。
今回ヒール役の藤原道兼を演じる(遠藤憲一さん激似の)玉置玲央さんは、NHKドラマ10『大奥 医療編』で黒木を演じてらっしゃいましたね(^^)雨に打たれながら江戸城に向かって叫ぶシーンは圧巻でございました(涙)。

さて、「うわ~、いかにも大河ドラマ、ビッグネーム目白押しだじょ~」な配役では決してない「光る君へ」ですが(悪意はありません、念のため)、どのドラマでも確実に期待に応えている俳優さんばかりです。大好きな黒木華さん(お久しぶり♪)、花山天皇役(で、いつもこんな感じ)の本郷奏多さん、その側近役の高橋光臣さん(こちらもお久しぶり♪)、は個人的に楽しみにしておりますです(^^)/

まひるや三郎が子供時代に見聞きし、体験したことが今後の物語の下地になっていくんだろうなぁ、と期待も膨らんだ第1回。脚本を担当された大石静さん、応援してます。


さて、この家系図からどんなドラマが描かれていくのでしょうね


ところで、来年2025年の大河ドラマ「べらぼう」の脚本は「仁」や「天皇の料理番」を書かれた森下佳子さんだそうな。彼女のNHKドラマ10『大奥』は最近観たばかりだし、ここらあたり、紫式部vs清少納言ではないですが、女流脚本家対決(?)も楽しみたいところです。

「光る君へ」公式サイトはこちら
みんながんばれ~(^^)/
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フィギュアスケート・GPファイナル2023 ~もうただの「回転小僧」とは呼ばせない

2023年12月09日 23時48分28秒 | テレビ
男子の上位3人の演技はドキドキ(ハラハラ)しながら観ておりました。
結果は"4回転の申し子"マリニン選手の、圧巻の優勝でした。なになにマリニン選手は5種類の4回転ジャンプを6本?(^_^;)よくわからん

宇野選手も鍵山選手も4回転を4回くらい入れてた気がしたけど、上位に行くにはもう「最低でも4回転を4回ね」という世界なんですね~。まさに"目が回る程の"進化を遂げた男子フィギュア(@_@)。

ところで優勝したマリニン選手、衣装も含めて表現力増してきた、って印象でした(素人の感想)。かつて羽生選手と上位争いをしていたネイサン・チェン選手は、回転技だけで高得点挙げてましたって感じだったけど(あくまでも個人の好みの問題です)、マリニン選手がこのまま表現力も上げてきたら、ちょっと他の選手は勝てる感じがしないかも(^_^;)そのくらい良かったのよ。
これからは「4回転4回」がデフォルトになるだろうから、マリニン選手としては、「4回転の申し子」って言われ方ももうされたくないかもね。


指先までしっかり表現力を持たせての演技だった鍵山選手
リズムに乗ったステップは最高でした!


最後の最後まで美しくエレガントな演技だった宇野選手
演技終了直後、妹殿から「どきどきしたけど、よかったー」とショートメールが入りましたですよ(^^)


結果を待つ、鍵山選手と宇野選手



これからは(多分)君の時代だね。
回転技を従えた表現・演技をもっと見せて欲しいなぁ。

ところで、体調不良で力を出し切れなかった三浦選手。健康管理も実力のうちだから、来シーズンこそ「進撃の三浦」でがんばってね。

みんなお疲れ様でした。来シーズンを楽しみにしておりますよ~(^^)/
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2023年フィギュアスケート NHK杯 ~大変身、鍵山選手(^^)/

2023年11月25日 23時06分17秒 | テレビ
鍵山選手って、コーチがパパだし、正直「どうなんだろう」って思ってました。(ファンの皆様ごめんなさい)

ジャンプは確かに正確だけど、(失礼ながら)なんかこう、「自分はこうしたい」って感じが今一つだったんですよね~(あくまでも素人の感想です)。で、なにしたいわけ、どんな表現したいの?と思いながら見ておりました。もちろん、18くらいの子供だから仕方ないにしても、なんか「いい子過ぎ」って印象で。。

ところが、ですよ。振付にあのシェイリン・ボーンさんが関わり、コーチにあのカロリーナ・コストナーさんが関わった途端、表現も衣装も、全く変わっちゃったじゃないですかっ!

特に本日のフリーの演技でのステップ! ステップの速さ正確さもさることながら、その衣装の袖の膨らみがステップに揺れて、小柄な鍵山選手の動きを大きく、情感豊かに見せておりましたのよ(と、私は感じた)。
これまでの「ただそんな感じの衣装を着てみました」的な考え方を根本から変えたって感じかな。

とにかく、スバらしかった~! 宇野選手を押さえて(僅差で)1位。これなら"4回転の申し子"マリニン選手にも負けないと思うな~。

グランプリファイナルは、12月7日~10日で北京。で、男子出場選手は、
宇野昌磨(日本)
鍵山優真(日本)
三浦佳生(日本)
アダム・シアオイムファ(フランス)
イリア・マリニン(米国)
ケビン・エイモズ(フランス)

ちょっと、ちょっと、絶対に観なくちゃ~。
みんながんばれ~(^^)/


鍵山選手にはコストナー♪


宇野選手にはランビエール♪


もう、なんなの、な、大変華やかなNHK杯でございました!
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毎日"眼福"

2023年06月25日 12時40分10秒 | テレビ
毎日が楽しくて楽しくて、な日々を、ここ数カ月おくっております。
いずれ訪れる「ロス状態」が、今から不安になっちゃうほど(^_^;)

現在NHKBSで、早朝から「あまちゃん」の再放送をしており、さらにその後に早版「らんまん」を放送。ということで、どちらも録画して帰宅後に視聴するという日々が続いているのです。更に週末の午前中は「まとめ視聴」。。
作品の面白さはもちろんですが、「アキちゃん」と「寿恵子さん」にオバサンは夢中なのでございます(^_^*)

「あまちゃん」での、(今観ても)"全方位的に可愛い"「アキちゃん」(能年玲奈さん)の破壊的可愛らしさにといったら、、、


この作品の立役者は、文句なしに能年玲奈さんだと思っとります。当時は能年さんの可愛らしさとストーリーの面白さに夢中だったのですが、今回改めて、これは春子の物語、母と娘の物語でもあったんだな、、としみじみ思ったのですね。亡き母もこの作品が大好きで週末はテレビの前で一緒に「週あま」を楽しんだものでした。母は、春子と夏ばっぱの物語をどう感じていたんだろう、なんて考えます。

そして「らんまん」。
もうねぇ、なんなの「寿恵子さん(浜辺美波さん)?!!」でございますよ。


「神木くん」、「寿恵子さん」と結婚しちゃえ!! と思わず呟いたワタクシでございます(^_^;)?

早朝からこの二人を並べてくるNHK。しかも「らんまん」では初っ端からおディーンさまを、後半に"洋装の"志尊 淳くんを投入してくるなんて、どんな罪になりますろうか?と、私は問いたい(^_^;)ほぼ無敵

時代設定も役柄も全く違う「アキちゃん」と「寿恵子さん」ですが、観る人に「その笑顔に一票♪」な気持ちにさせることは間違いナシだとワタクシは思っております。

「眼福」とは、「いいものを見た時の幸福感」。
いいものはヒトそれぞれだけど、私にとっては、「幸福な気持ちにさせる明るさ」、かな。
今の私の毎日を幸せな気分にしてくれる、「アキちゃん」と「寿恵子さん」に感謝(^^)
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※能年玲奈さんの現在の芸名は「のん」さんですが、ここでは「能年玲奈」さんと致します。
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楽しみにしていたNHK朝ドラ「らんまん」、いよいよスタート!

2023年04月08日 18時26分16秒 | テレビ
1年前くらいに放送予定を知った時から、とーっても楽しみにしていたんです。

植物学者・牧野富太郎氏をモデルにした作品で、主演は大好きな俳優の神木隆之介くん。しかも広末涼子さんが母役で、松坂慶子さんが祖母役、そして語りは宮崎あおいさん、ほぼ"無敵の布陣"でのスタートございます。

物語が江戸・明治・大正・昭和の時代を串刺しで描かれるあたりは、大好きだった「あさが来た」と同じように、世の中や社会が大きく変わる時代の渦も描かれることでしょう。歴史ドラマ好き、植物好き、神木隆之介くん好き、と全方位的に私好み。観ない理由が見つかりません(^^*)

リアルタイムでは観られないので、本日週末のまとめ視聴になっちゃいましたが、土佐弁を話す子供たちの可愛いことといったら(^^)オバさんキュン死でございます。
そしてなんと、五代さま、もとい、おディーンさまを坂本竜馬役にぶち込んできた!全国の五代さまファンの悲鳴が聞こえてきそうです(^_^;)


今回は土佐弁のおディーン様、いつもながらお美しい…


お美しいと言えば、往年の美青年、榎木孝明さんも上級武士役で登場されておりましたし、先日会った高校時代の同級生の友人は「私は神木隆之介よりも、志尊淳だなぁ」とのことでした(^_^;)なんの話だっけ

というわけで、あらゆる"視点"から期待できそうな「らんまん」。しっかり半年応援していきますよ~♪ みんながんばれ~(^^)/

「らんまん」のサイトはこちら
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2023年 NHK大河ドラマ「どうする家康」 ~2023年に相応しいタイトルだと思う

2023年01月08日 21時10分56秒 | テレビ
このタイトルを聞いた時、「燃えよ剣」の、土方歳三と沖田総司のこんな会話を思い出しました。(新潮文庫下巻P75)

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「新選組はこの先、どうなるのでしょう」
「どうなる?」
歳三はからからと笑った。
「どうなる、とは漢(おとこ)の思案ではない。婦女子のいうことだ。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」
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「どうなる?」って状況は、好むと好まざるに関わらず、ある意味「天から降って来るもの」です。それに対して、私たちはその都度「どうする?」と考え(あるいは直感で)、行動しいるハズ。

プーチンの「ウクライナどうする?」から、ヤンママの「晩ごはんの献立、どうする?」まで、誰しも等しく「どうする、どうする、どうするよぉ~!!!」って気持ちで生きている、と、私は思ってます。

徳川家康(松平元康)の「どうするイベント」は、それこそ、どれも命がけです。


でも、歴史上の人物(有名人)だけが「命がけの"どうする"」に向き合っているのではなく、市井の私たち全てに「どうする」がある。
世の中の、「高速で変わっていく状況」と「旧態依然として何ら変わらない状況」がくっきりしてきた感のある今、自分の「どうする」にきちんと向き合うことが、日々を意識的に、自分らしく生きることに繋がるんじゃないかな。。。

「どうする "自分"」は、なんとなく2023年の「みんなの課題」のような気がするんですよね。。

あ、ドラマの感想ですが(^_^;)忘れてた。
主人公、徳川家康(松平元康)を演じるのは、"嵐"のマツジュンでございます。2021年大河の渋沢栄一を演じた吉沢亮くんも最後までしっかり演じていたし、「ジャニーズでしょ」と切り捨てずに(^_^;)、最後までしっかり見届けたいと思います(そうさせる"可愛らしさ"がマツジュンにはある)
戦国の大物たちも、陰陽師・安倍晴明が今川義元を、ローマ人が武田信玄を、黒田官兵衛が織田信長を、となかなか華やかなお顔ぶれ(^^)v

「どうする家康」のサイトはこちら
みんながんばれ~(^^)/

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ところで、現在の日曜早朝の大河アンコールは「女太閤記」。こちらではフランキー堺さん(当時52歳)がなかなか人情家の家康を演じておられます。



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元旦に、「御成敗式目」を読んでみた

2023年01月02日 08時07分45秒 | テレビ
坂口健太郎くん、もとい、北条泰時が制定した、鎌倉時代の御家人のための法律、「御成敗式目」。名前しか知らなかったけど、どんなことが書かれているんだろ~、とネットで検索したところ、現代語訳のサイトを見つけ、ちょっと読んでみることにしました。

条文は全51カ条、「え、こんなもん?」という分量です(30分で読めます)
御家人の、土地や相続のもめ事、争いごとにどう決着をつけるべきか、ということが書かれています。当時はこんな問題が起きていたのに「決め事」が無かったんだ、ということを逆に知ることもできて、ドラマの余韻と相まって、ちょっと面白かったです。基本は所領没収と流罪。御家人にとって最も大切な「自分の土地(領地)」を「こんなことしたら没収だ!!」と決めたわけですから、みんな気を付けるようになりますよね~。
「御成敗式目」制定後は御家人同士のもめ事がなくなった、とも言われていますし、その後の時代の「武士の法律」の手本にもなっていくんですね。
ちなみに、泰時は頼朝や政子が「リアルタイム」世代の人なので、文中に「頼朝公」って言葉が出てくると(ドラマ脳が続いているせいか)なんともほのぼの致します(^^)。

800年後の私たちにも共感できるのは、おそらく第12条と第13条かも。

第12条「悪口の罪について」
「争いの元である悪口はこれを禁止する。重大な悪口は流罪とし、軽い場合でも牢に入れる。(以下略)」

第13条「他人に暴力をふるうことの罪について」
「人に暴力をふるうことはうらみを買うことであるからその罪は重い。御家人が相手に暴力をふるった場合は領地を没収する。領地がない場合は流罪とする。御家人以外の場合は牢に入れる」

今回参考にしたのは、こちらのサイト
 玉川大学教育博物館 研究員/玉川大学通信教育部 講師(考古学)
 多賀譲治さん

鎌倉以前の公家社会の土地の在り方についてもお勉強できました(^^)v
「不輸不入の権」なんて、来年の大河でも関係してきそう

(トップ画像)坂口健太郎さん演じた、「御成敗式目」を書く泰時と、「イイと思います」と励ましの笑顔を送る、福地桃子さん演じる初さん。お二人の場面はどの場面も好きでした(^^)

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