昨日、静岡県浜松市で気温41.1度が観測されたそうです。ちょうど見ていた番組で過去の高温記録の画面が出ていて、
2018年に、埼玉県熊谷でもこの気温になったそうです。
41度って、普通に湯船の温度ですよね~。私は子供のころから暑さには比較的強く、「寒さで人は死んでも、暑さで人は死なな~い」などと言っていた頃もあったのですが、前言撤回。
「暑さで人は死ぬのです」(@_@)
さて、2018年のこの猛烈な暑さについては私も
ブログに書いているんですよね。
2018年のこの時期は、母が入院中で、体調のせいもあったのか、なかなか水分を取ろうとしない、"困ったちゃん"状態だったと記憶しています。
ちょうどお見舞いに行ったとき、担当のS医師がひょっこり病室を覗いてくれて、母にこう言ったんですよね。
「〇〇さぁ~ん、お水ちゃんと飲んでくださいね。ほら救急車の音が聞こえるでしょ。今ね、暑さで人がバタバタ倒れて毎日病院に運ばれてくるの。水分摂らないと死んじゃいますよ」 と(^_^;)
(S医師の、母と家族との信頼関係があっての台詞ですので、念のため)
なので、今年も病院は大変なんだろうな。。と思ってしまうんですよね。しかも運ばれてくる患者が、熱中症なのかコロナ感染によるものなのか判断が難しいときては、現場のご苦労は想像もできません。
ところで、コロナ禍でいうと、最近テレビで話題になっているのが、「中等症」。これまでは、軽症、重症の二つしかなかった分類に真ん中ができた、ってことらしいです。
私の住む自治体でも、徐々に感染者数が増えているのですが、ニュース記事の最後が、
「いずれも軽症」
で結ばれている場合がけっこうあるのです。
でも正直この「軽症」って言い方が大変な誤解(気持ちの緩み)を生んでいるように思うのですよね。前にも書きましたが、「軽症」と言っても、
40度近い熱が何日も続き、(場合によっては)味覚障害(コーヒーの味がしない、かりんとうの味がしない)、嗅覚障害(生ごみの匂いがしない、赤ちゃんの大小の匂いがしない)、身体の節々が痛くて動けない、呼吸をするとが痛くて息ができない。などなどなどなど。。どう考えても、
「軽症」じゃないだろう!
と誰かに"詰め寄りたくもなるような"状態だと思いませんかね。
で、たとえ「軽症」から抜けても、家族との普段の生活に戻れなかったり、直ぐに職場に戻れなかったり、なにがしかの後遺症が残ったり(しかも、その後遺症が治るのかどうかも不明)するかもしれない訳ですよ。。
そしてこれから迎える秋。最悪の場合、私たちが入院できる病院はなくなるかもしれません。
また、自宅療養していて急に悪化したらどうするかなど、今のところ何も示されてもいないのです。
なにより、医師も看護士も救急救命士も、素人が急ごしらえでなれる職業ではないのです。。
そのあたり、特に「軽症」がどういう状態なのか、もう少しきちんとアナウンスして欲しいなぁ、と思うばかりです。