W杯の後、「命の危険に関わるような、異常な暑さ」の夏を無事に生きて乗り切り、ようやく「まともな朝の涼しさ」が感じられる日々になりました。
W杯期間中、選手やらチームやらを結構な頻度で検索していたせいか、W杯が終わっても「あなたにおススメのニュースはこれ!」って感じで、いろいろな選手やチームの「W杯、その後」を知ることが出来ております。例えば、
エジルが、ドイツ代表から抜けちゃった、とか。
「勝てば自分はドイツ人、負ければ移民」、という彼の言葉には本当に驚きました。
丁度W杯が終わった頃に「メスト・エジル自伝」なる本を読んだばかりだったので、なおさら。
この本は、メスト少年が(いろいろありながらも)プロサッカー選手エジルへと成長し、成功した移民として国からも祝福も受けた2017年くらいまでのことが書かれているんです。なんとも皮肉なことです。
トルコ移民3世でドイツ生まれの彼。サッカー選手として成功し地位も名誉もある彼でさえ、こんな気持ちにさせられてしまう現実があるんですね。
エジルに次のW杯でお目にかかることはもうないんだな、と思うとちょっとさみしいかも。
で、8月31日には、うれしいニュースが!
クロアチア代表のキャプテンとして八面六臂の活躍をしたモドリッチ選手がUEFA年間最優秀選手賞を受賞したのだとか。
なんでもこの賞は「昨シーズンのCLとヨーロッパリーグのグループリーグに参加したクラブの監督80名と、欧州各国のジャーナリスト55名による投票で選ばれる」賞で、歴代受賞者を調べてみると、
▼歴代受賞者
10-11 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
11-12 アンドレス・イニエスタ(スペイン/バルセロナ)
12-13 フランク・リベリー(フランス/バイエルン)
13-14 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
14-15 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
15-16 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
16-17 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
17-18 ルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリード)
これを見ても「クロアチア」から選ばれることがかなり"珍しい"ことがわかります。W杯でのモドリッチ選手しか見ておりませんが、クラブチームとナショナルチームでは全体の力量が格段に違うハズで、そんな中キャプテンとして、チームの要として大活躍した彼の「在り方」に感動しない人っていないと思うのよ。極東のにわかファンだけど、彼の頑張りが評価されたことをとても喜んでおります。おめでとー(^^)/
でも多分、モドリッチ選手は年齢的に4年後のW杯の代表にはならないのよね。ロシア戦、イングランド戦、録画しておけばよかった、、と涙ですです(T_T)
さて、新しいニュースとしては、新生"森保ジャパン"が9月のキリンチャレンジカップで対戦する相手が、チリとコスタリカ(残念ながら、ナバスとルイスは不参加らしい)!
チリ、と、コスタリカ、ですよ!
これはもうかならず見なければ、「チリ」と「コスタリカ」を!