仕事仲間が某キャリアコンサルタント面接試験に臨んだそうで、その時のクライアント設定が女子会で話題になりました。
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・29歳で教育学部卒業
・教員採用に落ち、その後6年間民間会社の学童担当に従事している
・残業がいっぱいあって不満が募っている
・でも今すぐ辞める気はない
・転職も考えていない
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この手の試験はおおよそ20分程度なので、
・問題の見立てをし
・質問によって、本人の問題理解を促し
・解決のための手順を提案し
・次回面談につなげる
といった骨組みで私なら進めますかね。。
キャリア面談には、すぐにできる、具体的な提案が必要だと私は考えています。
かつて受験した2級技能士の試験では「クライアントは次回も面談に来てくれると思うか」「そう思える根拠は何か」が問われました。具体的提案があれば少なくともPDCAが回りますので、次回に繋がる可能性が高まります。
さて、自分ならどう聴くか?
・今の仕事内容←6年勤務していることを誉める
・何か職位を持っているのか(主任とか)←辞めない理由にも繋がる
・残業は月どのくらいなのか?
・仕事を分担できる状況なのか? ←長時間労働の話を絡めるか
・不満があるのに辞めないのはなぜか? ←やる気スイッチがどこかを自分の口から言わせ、確認させる
・今後どうしたいか、本人の口から話してもらう ←誉める(評価する)
・残業については、仕事手順などの見直しで今の状況が解消するのか、どうか?
・短期間でできる見直しを考えてもらい、次回にその成果を話してもらう
実際の面談をしたわけではないので、どの言葉が主訴にあたるのかも分からないけれど、この文面だと主訴は「残業の多さ」かなぁ。
転職の予定がないわけなので、仕事自体には満足しているのかが確認できれば、残業をどのように減らすかについて、一緒に考えればいいのかも。
そこが、具体的な提案につながるかも、ですかねぇ。
でも、初見でこんなクライアントだと面喰っちゃうかもしれませんよね~。
疑似餌に惑わされないことが、この手の試験では大切ですね(-"-)