The Official Queen Website (http://www.queenonline.com/)より
「君じゃなきゃダメなんだ。」
と、自分以外の誰かに言って貰える人は多分この世に多くはない。
クイーンのギタリストは、ブライアン・メイでなければダメだし、
クイーンのドラマーはロジャー・テイラーでなければダメ、
クイーンのベーシストはジョン・ディーコンじゃなければダメ。
そして、クイーンのボーカリストはフレディ・マーキュリーじゃなければ絶対にダメなのだ。
例によってレディスデーに高校時代の友人と「ボヘミアンラプソディ」を観てきました。彼女はクイーン初来日の時の武道館コンサートに行ったとかで、「いや、ちょっと待て、お互いまだ子供だったじゃん」と言ったら「当時高校生だった近所のお姉さんに連れて行ってもらったんだよ~ん」と(^_^;) 筋金入りだったでござんす。で、「その後4回コンサートに行った」そうで、4回目は短パンに王冠かぶってたんだとか。
フレディがレザージャケット着始めたあたりで私はクイーンから離れちゃったので、そう考えるとおよそ20年のクイーンの歴史の中で私が猛烈に熱狂していた時期って先っちょのほんの5,6年程度だったんですね。。
さて、この作品はもちろんクイーンファン必見かもしれないけれど、フレディ・マーキュリーというひとりのアーティストの愛と哀しみを描いたヒューマンドラマとして観ることもできるんじゃないかと思います。
もうねぇ、泣けるのよ。
どんな時でも彼を暖かく迎え見守っていた両親、そして彼を待っていてくれたクイーンの仲間に。ライブエイドの日、自宅に立ち寄り父親と和解するフレディに。。
(もう長く生きられないことを知っていた)1985年から亡くなる91年まで、どんな気持ちでフレディが、クイーンが作品を作っていたのかと思うと胸が締め付けられる想いです。
彼にも、他のメンバーにもこんなに長く辛い時期があったなんて、全然知りませんでした。(いやいや、最後まで自分達らしく、楽しく、賑やかに作品を作っていたと信じましょう)
遅ればせながら、91年に発表したフレディ生前最後の「イニュエンドウ」、そして死後4年後の95年に発表された「メイド・イン・ヘヴン」、これからしっかり聴いてみようと思っています。
フレディ役のラミ・マレック、役作りに1年かけたんだそうです。世界中にファンがいてしかも生前のフレディを知っているファンも多いわけだから相当なプレッシャーだったと思います。でもほとんど気にならなかった、というのが正直な感想です。だってこの映画で似てる似てないなんて、それこそ「問題じゃない」から。(それにしても、ブライアンもロジャーも、極め付けはジョン! あんたは本人か? ってくらいの出来でした!(≧∇≦))
「多分こうだったんじゃないか劇場?」 オペラ座の夜製作場面の彼ら
知らなかったフレディの物語を教えてくれて本当にありがとう、という感謝でいっぱいになった、私の「ボヘミアンラプソディ」でした。
改めてクイーンの歴史を確認したことは言うまでもありません(反省)
クイーンのウィキは、こちら。