予告を見た限りでは「13人のドワーフで人が集まるのか!?」と以前書きましたが、公開5日目のレディズデーの本日11時の状況は、予想通りというべきか約300席の半分も埋まっておりませぬ(-"-)う~む。
友達には「美しいシトがいない」と言われちゃうし(-"-)
12年前の「ロー・オブ・ザ・リング」はその映像美とテクノロジー、美しいキャラクターたちの魅力で世界中をとりこにした、と私は思っています。
「じゃ、今回の目玉は?」と聞かれると「また体験したかったロードの世界観に戻れること」と私は答えたいと思います。
映像美もテクノロジーもあの「ロード…」なら求められて当然。 ががが、(商業的に)魅力的なキャラクターは?と聞かれると。
(残念ながら)スター級のキャラクターはいません。(注意! あくまでも個人的な意見です)
ただ、かつて「ロード…」に夢中になった私はホビット庄の映像とあの音楽が流れた瞬間、懐かしい気持ちで
いっぱいになり、すぐに物語に集中することができました。
懐かしいキャラクター、中つ国の歴史、彼らの持ち物の由来…「あぁ、そうだったんだ」と、いろいろなエピソードがひとつひとつ繋がっていきます。
「ロード…を観ていなくても大丈夫」と言っている人もいますが、欲を言えばやっぱり「観ていて欲しい」と感じます。特に第1部の「旅の仲間」は。
あの作品の中でやり取りされる会話の意味が、この作品できちんと理解されるはずです。
インタビューで「トールキンの作品を誰にも渡したく(撮らせたく)なかった」というP・ジャクソン監督の気持ちがとてもよくわかります。私も彼以外にこの作品を撮って欲しくないかな~。「作品としての根がきちんと繋がっている」ことがとても大切だと感じるから。
マーティン・フリーマンのビルボは、イアン・ホルムの後年のビルボの印象を損なうことなく、若いころのビルボにはまっています! 逆に既にその後のビルボを知っているだけに、あと2作のビルボを知りたい!って気持ちになりました。
そして、なんといってもマイプレシャスなゴラム! 「ロード…」の頃よりチャーミング?になっています(^_^;)表情なんかめちゃ細かくなり、もうねぇ血の通った役者のようですわよ。
なぞなぞ合戦のシーンは必見です。
ところで、この作品はハイフレームレート3D(HFR3D)という技術を使っていてメガネが必要です。単なる3Dより画面が滑らかになるのだとか。確かにかつてディズニーで体験したような、画面からいろんなものが飛び出して疲れる疲れる、あー疲れる(^_^;)とういことがなく、非常に快適!
まぁ個人的には、普通の2Dでもいいんじゃね、って気もしますが、ラストのチーム・イーグル?は劇場かつHFR3Dが存分に発揮されたシーンだと思いました。
それにしても日本での興行成績、気になるな~。
頑張れ13人のドワーフとビルボ!
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